先週はドル安と円高が大きく進んだ1週間となりました。背景としては、FOMC(米連邦準備制度理事会)で9月の利上げガイダンス(見通し)が示されず、パウエルFRB議長が経済指標次第としたことがきっかけです(* ˘꒳˘)⁾⁾ウンウン. また、この後に発表された米4-6月期GDPは前期比で−0.9%と前期に続いて2四...
July 2022
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昨日も今日も久々に大きな円高となっています。理由としては、昨日も書いた通り米国のGDPが2四半期連続でマイナス成長となったため、一義的なテクニカル・リセッション(景気後退局面)入りしたことが大きいですね。まぁこれまで米国は大丈夫だってことでドルは買われていましたから、その反動が強めに出ています。 ちなみに株価...
米国の4-6月期GDP(国内総生産)・速報値は前期比年率で−0.9%となり、前回1-3月分の−1.6%と合わせて2四半期連続のマイナス成長、一義的には景気後退局面、テクニカル・リセッションとなりました。 正式なリセッションという意味では、NBER(全米経済分析局)の景気日付判定委員会が個人所得や雇用、生産、小...
予想通りの0.75%の利上げ、インフレが高く雇用は堅調だから、まだまだ利上げ優先の流れに思えたのですが、パウエルFRB議長の発言で流れが一変しましたね。 🇺🇸FOMC・政策金利&声明発表(03:00)・全会一致で0.75%の利上げを決定・最近の消費と生産の指数は軟調に推移・しか...
いよいよ日本時間明日未明(28日午前3:00)にFOMC(米連邦公開市場委員会)の結果が発表され、政策金利、金融政策に関する声明が発表されます。この30分後の3:30からはパウエルFRB議長の定例記者会見がありますので、いずれも最大限注目しておきましょう。 今回は0.75%の利上げが織り込まれていますので、1...
先週はドル円の多めの調整がありました。まぁ週とすれば8週ぶりの下落ということで、久々の下落でした。そして、昨日の週明けは小幅ながらも反発しています。まぁ日米金利差、日銀との世界の金融政策スタンスの差を踏まえると、わざわざマイナススワップを払ってまで円を買おうという動きはないのでしょう。 米国金利の反発、カバー...
改めてというか、先週末はやる気ゼロモードだったので指標とか全部放棄して寝たわけですが、欧州はともかくとして米国のPMI(購買担当者景気指数)は致命傷に見えなくもないですね。新規失業保険申請件数がジワリと増加したことも踏まえると、景気減速…リセッション(景気後退)じゃね…;; とはいえ、ドルも概ね調整し、それで...
日銀は予想通りの現状維持でしたね。政策に特段の変更はありませんでしたし、黒田日銀総裁も金融緩和を継続するとしました。従来通りの見解ではあるのですが、円安に関する質問に対し、「今の円安はドルの独歩高であり、金利を少し上げたら円安が止まるとは到底考えられない」と、利上げを完全否定したことですね。 やはり米国、FR...
明日の日銀金融政策決定会合、ECB(欧州中央銀行)理事会を前に為替は神経質な値動きとなっています。東京時間帯は前日の流れを引き継ぐ形で円安・ユーロ高でしたが、今は円高・ユーロ安に傾いています。まぁ大きな流れは変わらないので、特段どうこうということはないですが。 通貨強弱は便利☺️ユ...
米ドルは先週末から3日連続で落下しそうですね。まぁ先週末から昨日にかけては単純な反動、来週のFOMC(米連邦公開市場委員会)での利上げ幅が0.75%で確定したことによるものでした。 しかし、今日は今週のECB(欧州中央銀行)理事会における利上げ幅が従来の0.25%ではなく、0.50%も検討されるというリークで...