AIバブル崩壊!DeepSeekの超低コストAIがエヌビディア急落を引き起こす理由と今後の投資戦略

中国のAI企業“DeepSeek(ディープシーク)”が、わずか2ヶ月・約9億円(600万ドル)という超短期間かつ超低コストで高性能AIを開発し、オープンソース(無料公開)したことが報道されました。
これをきっかけに、エヌビディア(NVDA)の株価をはじめとする半導体関連銘柄が暴落し、市場では『AIバブル崩壊か?』という声があがっています。
・エヌビディア株価:時間ぎで−10%超の急落
・ナスダック100:先物が一時−5%以上の暴落
・日経先物はそれ以上に暴落、為替もリスクオフで円高に
こうした相場の値動きには、『今後、超高額なGPU(半導体チップ)投資が不要になるのでは?』という懸念が背景にあります。
この記事では、今後の展望や具体的なトレード戦略を踏まえて解説していくので、よろしくお願いします。
DeepSeek社が開発・無料公開したAIが暴落のきっかけに
◆DeepSeek社とは?・中国のAIスタートアップ企業
・1月25日に“R1”というAIモデルを無料でオープンソース公開
◆R1モデルの特徴
・性能:OpenAI社の「ChatGPT o1」とほぼ同等
・使用GPU:エヌビディア製だが安価なモデルを使っている
・開発期間&コスト:たった2ヶ月、約9億円で完成
OpenAIはGPUに5,000億円超という膨大な投資を行ったのに対し、DeepSeekはわずか9億円で同等レベルのAIを作ってしまった――。ここに大きなインパクトがあったわけです。
なぜエヌビディアを中心にビッグテックが暴落しているのか
これまで、『高性能なAIを開発するには、1台数百万円以上するエヌビディアのハイエンドGPUが数万台単位で必要』とされてきました。しかし、DeepSeekのR1モデルは安価なGPUでも十分な性能を発揮することを示唆しています。
もし、これが本当なら、今後は『高額GPUの需要が大幅に下がるのでは?』という懸念が生まれ、エヌビディアの株価が大きく売られる展開となっています。
・ビッグテック企業が想定していた『数十兆円規模のGPU投資』が不要になる可能性
→『エヌビディアの売上が大幅ダウンするかも…』という懸念
こうした悲観的シナリオが、短期的な暴落の要因となっています。
GPUが本当に“不要”になるのか?今後の展望
◆『少ないリソースでもある程度の性能』は事実か一連の報道そのものがオーバーで、そもそもDeepSeekは対中輸出規制の先端GPUを数万台保有しているとの指摘もありますが、論文を見る限りでは『たくさんのGPU(計算資源)を使わなくても、それなりのAIを作れる』可能性が示されています。
■関連記事➡︎AIバブル崩壊、エヌビディア完全終了?DeepSeekの論文簡単まとめ
ただし、『GPUが完全に不要』という話ではありません。むしろ、
「少ないGPUでこれだけの性能が出るのなら、もっとGPUを投入したらさらに高性能になるのでは?」
という考え方もできるでしょう。
超高性能AIを開発したい大手企業にとっては、DeepSeekのアプローチにより効率的にAIを発展させる可能性もあり、むしろ、一段とGPU投資を増やし、AGI(汎用人工知能)やASI(人工超知能)に突き進むという、インセンティブにもなり得るでしょう。
マーケットの主な懸念は2つ
『DeepSeek社の技術が、今後本当に大手企業の高額AIを置き換えるほど広がるのか』はまだはっきりしません。ただし、少なくとも現時点で市場が注目しているのは、次の2点が挙げられます。(1)大手テクノロジー企業の価格決定力が揺らぐ可能性
これまでAI関連のサービスや製品は、大手企業が独自の巨大投資や高度な技術力を背景に、ほぼ独占的な立場で値段を決めてきました。
しかし、もしDeepSeekのようなスタートアップが、より安価なAIを迅速に開発・公開できるのであれば、既存の大手企業は『これまでの高価格路線を維持できるのか?』という疑念が湧きます。
つまり『AIを高く売れない(利用料)かもしれない』、あるいは『値下げを余儀なくされる』ことで、利益率が下がる可能性が懸念されています。
(2)巨額AI投資の評価を改める必要性
もうひとつの論点は、アメリカのビッグテック企業を中心に、AI開発のために莫大な資金を投入してきた流れが今後どう見直されるか、という点です。
たとえば、『安価なGPUを使ってでも高性能AIが十分作れるなら、大手企業がこれまで計画していた数十兆円規模のGPU投資は本当に必要だったのか?』という疑問が生まれます。
投資家や市場関係者は、これまでの『大量の資金を投じてこそ高性能AIが作れる』『資金の少ない中小企業に対して圧倒的なリードを築くことができる』という見方を再考し、今後の投資判断を見直す可能性があります。
結論としては、DeepSeekなどのベンチャーが『安価でも十分実用的なAI』が本当に普及していくことになると、『ビッグテックが強力に握ってきた価格決定力の崩壊の可能性』と『従来の巨額AI投資への信頼感が揺らぐ』ことになりそうです。
こうしたことから、買われ続けていたビッグテックの信頼感が一部失われ、全体的に相場が大暴落のパニック相場となっています。
投資戦略:基本的には押し目買いだが、少しずつ慎重に
指数はマイナス10%程度、個別銘柄はマイナス20%程度が、全力で買っていく1つの目安となるでしょう。これぐらい下がるのであれば、待機資金を投入してもガッツリ買っても良いと思います。ただ、ビッグテックも含めて相場全体が相当揺らいでいますから、2〜3日様子を見て相場が落ち着くのを待ってから入るのが無難ではあります。
あとは、一気に資金を入れすぎないことですね。暴落時は3〜4日(回)に分けて買うぐらいの気持ちで少しずつ入っていきましょう。
◆短期的には注意が必要
・急落リスク:ニュースの影響でさらなる売りが出る可能性
・サポートレベルを割り込むなら、売りが売りを呼ぶ可能性
◆長期的にはGPU需要が堅調の見方も
・DeepSeekの低コストAIが注目されても、より高性能なAIを目指す動きは止まらない
・中小企業、途上国を中心にGPU需要が高まるので、少し長い視点では心配不要との見方も
ナスダック100指数

短期トレードであれば、軽く買いつつ、20,500ポイントを割り込んだら一旦撤退で、底打ちを待ちたいところでしょう。
中長期的にS&P500を積み立ててる場合は、今月、来月は少し増やしても良いかもしれません。
エヌビディア

短期トレードの場合は、130ドルレベルを割り込んでいた場合は様子見で、底打ちを確認したいところです。
現物の中長期なら、130ドル前後で買いつつ、このレベルを割り込んでいった場合には、100〜110ドルでしっかり買える余力を残しておけば十分でしょう。
いずれにせよ、いきなり大量に買うのではなく、値が下がったところを複数回に分けて拾うと良いでしょう。
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