【株安/金利上昇】狼狽売りはNG!今起こっていることと狙っている株について解説まとめ【10月31日】


米長期金利(日足):TradingView
せっかく下がったのに急激に切り返すと(´・ω・`)ショボーン まぁこの辺はバイデン・民主党勝利のシナリオを織り込みにいった感じがしますね。バイデン大統領誕生、そして上院も民主党が過半数を獲得するのであれば、大型の支援策決定により、財政悪化と経済加速の両方が織り込まれていると思います。あとは、米経済もなんだかんだ強いですからね。少なくとも9月までは十分に強いわけで、目先ではなかなか金利低下の余地が限られるというのもあるでしょう(*-д-)-зハァ…
→【解説】金利上昇でグロース銘柄が売られる理由とは?ズーム(ZM)は押し目!【10月21日】
→【今後も金利高注意】コロナはどこに消えた?経済指標が好調でユーロ高、金利高でグロース銘柄ボコボコ…【10月25日】
金利とグロース銘柄の関係、金利上昇の背景などについては、上記の記事を参考にしていただければと思います。
というわけで、今後のシナリオや展望、トレード戦略について簡単に解説していきますので、どうぞよろしくお願いします。
Contents(目次)
目先の状況は非常に悪いですが安易な狼狽売りはNGで!
この金利高はちょっとやり過ぎというか、仮にバイデンが負けたらどうするんでしょうかね?あるいは、上院を共和党が過半数を占めるというシナリオでも金利の上昇は一旦止まると思いますけどね。もっとも、金利の下げ余地がないというのも事実です。この辺は来週のFOMC(米連邦公開市場委員会)での動向によって変わってくる可能性があります。低金利を継続する、あるいはさらなる緩和策、マイナス金利も辞さないという構えなら、また下げるでしょう。ただし、このシナリオの確率は低いですw
あとはコロナ次第なんですけどね。米国ではデイリー9万人を超え、ICUも逼迫して欧州のような状態になりつつあります。10月の指標は強いですが、米国もヒタヒタとロックダウンの足音は近づいていると思いますλ...
ただ、そうなったらそうなったで景気停滞を嫌気して金利が下がると同時に、一時的に株価も大きな調整を余儀なくされそうなので、地合いが悪化して株価は全体的に下げるんだろうな〜といった感じです。
う〜ん、トランプが勝利しつつ、コロナも米国でそこそこに拡大してロックダウンほどには至らない程度の経済活動抑制みたいなシナリオがベストではあるんですけどね。まぁなんだかんだ、この可能性はかなり低い感じですね(´・ω・ヾノ)ナイナイ
まぁ郵便投票の開票、裁判などによる混乱シナリオも織り込んでいる感じもあり、当初の想定よりは厳しい流れになっていますので、ポジションを抱え過ぎている場合は減らしてリサイズするなど、対策は取った方が良いでしょうね。
これまで利益が出ている場合は別として、最大が10というポジション量だとしたら、5より大きい場合は少し減らした方が無難かなといった感じです。アライさんは6から7に差し掛かるぐらいポジを抱えてます。結構ヤバイのだ!

ダウ平均株価(日足):TradingView
現状で相当調整はしているので、いろんなリスクシナリオを織り込んでいるとはいえ、やはり大統領選での混乱が続くようだと、もう一段の調整はありそうですからね。25,000ドル割れ、瞬間的には23,000ドルぐらいまでの下落は想定しておいた方が良いでしょう。短期トレードが得意なら、短期のヘッジ売りもアリ。
ナスダック総合指数(日足):TradingView
ナスダックは超低金利が上昇を正当化して来ましたが、バイデンシナリオだと上値が抑制されそうです。もっとも、それでも年初来高値を大きく上回り、10年近く相場を牽引して来たわけですし、冬シーズン本格化でコロナの拡大で金利が下がる場面もありそうなので、10,000ドル割って9,000ドルタッチがせいぜいではないかと考えています。\IG証券は株価指数トレードでもノックアウト・オプションが使えて初心者にも安心/
こんな感じですかね。まぁ震える気持ちも分かりますが、どこかで拾わないわけにはいかないですし、大統領選のある年というのは年末から年始にかけて非常に強い相場になるというアノマリーがあります。
要するに大統領選前に悪材料が出尽くし、その後はそれまで売られていたものが一気に買い戻されて上げまくるという流れですね。今回の大統領選挙は郵便投票などのノイズが大きく、確定するまでに時間がかかって大荒れもありそうですが、買わなければ見ているだけで終わってしまいますからね。
コロナの大騒動、最悪の世界同時ロックダウンでも株価は結局V字だったわけで、分散して買っていけば大きく資産を増やすチャンスでしかありません。何度も繰り返している通り、ピンポイントでド底をとってド天井で売るようなトレードはできませんから、少し余裕を持って買い下がっていきましょう。
とにかく、慌てて狼狽売りしてノーポジションみたいな極端なトレードをして、今後の上昇を見ているだけにはならないようにしたいところです。株を持っていないと上昇相場は永遠に取れません。
決算の良かったグロース銘柄を買う戦略は不変!ズーム、AMDを買ってます
個人的に狙いたい株としては、グロース・テック株では決算の強かったAMD、神決算のズーム(ZM)を推奨しています。テスラ(TSLA)も悪くはなかったですし、これからEV(電気自動車)に公的資金がぶち込まれることが確実ですから、買っても良いとは思うのですが、イナゴが投げ切ってからで十分かと思います。
ズーム(日足):TradingView
ズームの下げが加速したのは20日移動平均線を割り込んだのと、大台節目の500ドルを割り込んだからでしょう。ここが目先の蓋ですね。今年ナスダックで最も上昇した株ということで、目立つので空売りのターゲットにされているとの話もあります。まぁご愁傷様というか、ズームを売るのは良い養分ですねw 踏み上げられる運命です。ツイッターでも述べましたが、チャートを見てもわかるように、今年のズームは何度も何度も何度も大きな下落を繰り返しながらも、その度により力強く上がって来た銘柄でもあります。また、同じSaaS銘柄と比較しても、決算に対する上昇率というのは控えめな株でした。
目先は500〜520ドルのテクニカルを割り込んで460〜480ドルまで差し込んできましたから、この辺で追加でしょう。ここを割り込むと次のターゲットは400ドル前後ですが、ここで全力に近いレベルでスーパーストロングナンピンをして勝負したいところでしょう。

AMD(日足):TradingView
AMDも決算は非常に良かったですね。ライバルのインテルがもたもたしているうちにPC・サーバー市場でのシェアを広げてくれることを期待しています。目先はザイリンクスの買収などが嫌気されて押し下げられていますが、株式交換で目先の膨れ上がった株価を有効に利用したと考えています。ちなみにザイリンクスは5G銘柄でもありますし、AMDはPS5と新型Xboxにチップを供給していますから、コロナ化での暇つぶし需要が予想よりも強かったことを踏まえれば、次の決算も期待できますし、ここ1年ぐらいは問題ないのかなと。
下がれば喜んでということで、79ドルで100株、74ドルで200株買いましたが、次は60〜64ドルで一気に500株ぐらい買っておこうと思います。

テスラ(日足):TradingView
悪くはないけど大したことのない決算でテスラは馬鹿みたいに上げていた分、クソクソに売られています。まぁまだまだ調整は足りなさそうなので、慌てて買う必要もないでしょう。300〜330ドルぐらいで買えば十分。イナゴが投げ切って死に、誰もいらねぇみたいな雰囲気の時に買っておけば良いでしょう。落ち着くなら、別に400ドル台から買っても間に合う株です。暴落祭りを待ちたいと思います。
\ゆきママもどん太も使ってるIG証券は12,000銘柄!マイナー銘柄でも取引できます/
金利暴騰ならともかくとして、多少上がっていくぐらいなら、個別株は決算の方が大事ですからね。欧米でコロナが拡大していることを踏まえれば、次の決算ぐらいは大丈夫でしょう。3ヵ月から半年ぐらいは期待して見ていられるグロース銘柄を買って大きく狙ってくのが良いと考えています。
あと、GAFAはどうですかという質問が多いですが、悪くはないと思いますが、Google(アルファベット)、Facebook辺りは広告収入の基盤が変わるなど、不安定に見えます。特にFacebookは、広告収入の回復はコロナ禍で恩恵を受けた企業によるものが大きいとしています。
つまり、今後はコロナが終わった時にコロナ禍で恩恵を受けた企業がいなくなる、そしてコロナ禍でダメージを受けた企業が戻って来れば良いですが、それはそう簡単ではないということです。
アマゾンは本質的に無敵というか、利益を出そうと思えばいくらでも出せるわけで、ベゾスの胸三寸という面もあります。5年10年を見据えるならいつ買っても同じでコツコツ積み立てたいところではありますが、分割の話もあるので、ちょっと買いづらい。
短期だとアップルは面白いかもしれません。iPhoneの売れ行きがイマイチで反落しましたが、23日発売の12の売れ行きは非常に良いとのことで、次の決算が期待できそうで、少しずつ仕込んでおくと良いかもしれません。
【未曾有の買い場に備えよう】IG証券は30万円ぐらいの資金で大きく勝負したい人にもオススメの会社!
大統領選へ向けて荒れた相場となっていますが、歴史を振り返ればピンチはチャンス、大暴落は絶好の買いのチャンスと証明されていますから、しっかりと準備を整えておきましょう。ちなみに、これから株を始める方は、まずは何度も何度も口を酸っぱくして言っていますが、つみたてNISAからスタートしてください。銘柄を選ぶ手間もなく、ひたすら積み立てる勝者のゲームをすることができます。
一方で、やはり短期で2倍、3倍、それなりに大きく稼ぎたいという気持ちもあるでしょう。積み立てはコツコツ増えますが、ダイナミズムはそこまでありませんからね。20年後に7倍とかにはなってますけど。
なので、つみたてNISAの枠は年間40万円ですから、それはそれで毎月コツコツ埋めつつ、それとは別に30〜100万円とかでアグレッシブに勝負したいという場合にIG証券がオススメですね。まぁ株は値動きが大きいのでレバレッジは2倍未満にしましょう。それでもリターンは通常の2倍近いですからね。
安定運用の現物なら、手数料的には楽天あたりが最安だと思いますが、IG証券はCFDなので現物の楽天やマネックスにはないレバレッジをかけられるという大きなメリットがあると。そして、レバレッジ2倍なら、リターンも2倍になります(ΦωΦ)フフフ…
ちなみに、弊社の投資初心者・どん太(@dontayamakawa)もトレードに使っていますから、ぜひぜひ以下の記事もお読みいただければと思います↓
関連記事:
→【初心者向け】CFDって何?IG証券のロスカットルールを頭に入れておこう!
→どん太、IG証券で米株デビュー!注意点など徹底解説!~手数料で損しないために~
→どん太がIG証券で金のトレードをおすすめする理由
少ない資金で勝負して稼ぎたいという方にはオススメできる口座なのだ!FXなら絶対に滑らないノースリッページ注文や購入額以上の損失が発生しないノックアウト・オプションもオススメなのだ!!
Follow @yukimamafx
※トップ画像(Ascannio/Shutterstock.com)
コメントするc⌒っ *・∀・)φ...オキガルニドウゾ!