次期FRB議長ネタは敏感に反応するドル!カタルーニャ独立問題と共にホットな話題【10月17日の為替相場ポイント&経済指標まとめ】

→【ドル下落】次期FRB議長が目先の新たなテーマか?【10月4日の為替相場ポイント&経済指標まとめ】
上記は2週間以上前に書いた記事ですが、ようやく少し役に立ちそうですねw まぁハト派のパウエル理事以外が選ばれれば、とりあえずドルは買われるでしょう。ただ、どちらかといえば慎重なイエレンFRB議長が再任されるようだと、それほどドルは買われないかもしれませんけどね。
今後はイエレンFRB議長などとも面談を行うようなので、結果がどうなるかはまだまだ分かりませんが引き続き警戒しておきたいイベントではあります。もっとも就任はまだまだ先ですので、次期FRB議長の人事ネタのみでドルが買い続けられるとも思えないので、高値圏ではショート(売り)から入ることも検討しておきましょうc⌒っ *・∀・)φ...メモメモ
そして、歴史的な株高は継続中です。NYダウ、ナスダック、S&P500とアメリカの主要指数はいずれも史上最高値を更新しています。とりわけNYダウは23,000ドルの大台間近ということで、まだまだ買いは強まりそうな雰囲気。注意したいのは株高が為替のリスクオン(選好)ムードにあまり寄与していないということと、逆に株安となった時にはリスクオフ(回避)ムードに大きく傾かせる可能性があるということでしょう。
>BMOキャピタル・マーケッツのブライアン・ベルスキ氏は、「調整を待っている時に限って、めったに調整は起こらない」
— ゆきママ@FX株仮想通貨NOHATE (@yukiyukimama) 2017年10月17日
真理。そして私が全力買いした瞬間に株価崩壊。
米国株高はどこまで続くか、最も強気なストラテジストさえ置き去りに https://t.co/XqcvB4MP5D
ツイートでも紹介した通り、強気派の予想すらを超える歴史的な大相場となっています。こういった相場では、もはや乗り続けるしかないというのが鉄則なので、上級者以外は逆張りをせずにトレンドを重視していくしかないと思います。まぁ怖さがあるなら様子を見るでも良いですが、逆張りという選択肢は最後にとっておきたいところです(`・ω・´+)キリッ
スペインとカタルーニャのチキンレースでユーロは売られていますが…
混乱はまだ続くかもしれません。読者の方から色々と質問が寄せられていますので、ここで少し整理しておきます。スペイン政府側は19日までに独立宣言をしたのか、それともしていないのか、正式に回答するように求めています。仮に独立を宣言していたとするなら、カタルーニャの自治権を停止させて直接統治するとしています(o#`・З・)o〃コラ!
一方、カタルーニャ側は独立したとしつつも正式に独立したとまでは明言しておらず、表現をボカしています。まぁ正式に独立したとするならスペイン政府に突き上げられて終わってしまいますし、していないとすると元鞘になってしまうので、のらりくらりと問題を長期化させて妥協点を探るといったスタンスなのでしょう。
なかなか結論が見えないためユーロが売られていますが、何度も書いているようにEU全体を揺がすほどのポテンシャルをカタルーニャが持っているかと言えば別ですし、そもそもカタルーニャ自身もユーロから離脱したがってないため本質的には問題ありません。したがって、チキンレースが続いてユーロが売られるのであれば拾っていくチャンスとなりますので、まずはそのつもりで見ておきましょう|_・)ジーッ
次のポインロはスペイン政府が返答期限としている日本時間19日17時となりますので、19日はニュースのヘッドラインに注目しながらユーロ相場を見ていただければと思います。
しっかり下げてきたユーロをコツコツ書い進めたいところ!
先週はブログでもツイートでも書いていた通り、ずっと利食いのターンでしたから、今週は再度少しずつポジションを作っていきましょう。ただし、来週はECB理事会もありますから、これまでよりも控えめに作っていくのがポイントです\_( ゚ロ゚)ハィコレダイジ!もしECBイベントで大きく下がっても余裕を持って拾えるような資金管理、ポジション量の調整を行いながらトレードしていただければ幸いです。
それでは、いつものように今日明日のイベント・経済指標を確認しつつ、目先のトレード戦略について考えていきましょう↓
日時 | 国名 | 経済指標 | 重要度 | 前回 | 予想 |
---|---|---|---|---|---|
10/17/23:00 | 米 | 10月NAHB住宅市場指数 | ★★ | 64 | 64 |
10/18/04:00 | 米 | ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁、講演 | ★★ | ||
10/18/05:00 | 米 | 8月対米証券投資 | ★★ | 13億ドル | ― |

ユーロ円(日足)のチャート:外為どっとコム
ユーロ円もしっかり押し戻されてしまいました。大きな節目でもあり、89日移動平均線(130.026円)のある130.00円ラインを割り込むと要注意でしょうが、そうでなければ静観していて良いのかなと。ただし、一目均衡表の雲が押し上げられてくるため、来週以降は少し注意した方が良いでしょう。現在の水準のままだと雲入りという展開になってしまいますからね。

ユーロドル(日足)のチャート:外為どっとコム
ユーロドルは21日移動平均線(1.81116ドル)を大幅に割り込んでます。上値としては、先週サポートとして機能していた1.18ドルのラインが壁となるかもしれません。下値に関しては節目の1.17ドル近辺に一目均衡表の雲・下限(1.17023ドル)が控えていますので、ここを割り込むと下げが加速する可能性を想定しながらトレード戦略を練っていきましょう。
というわけで、いずれにせよユーロはロング(買い)でついていきたいところですが、テクニカル的には弱めになりつつありますから、少し控えめにトレードしていただければと思います。
昨日はブログを書きながら寝落ち、そして今日は朝から忙しく・・・_バタン…⊂⌒~⊃。Д。)⊃__ なかなか夏以降、自分のペースが取り戻せずに苦戦しております。読者の皆様にはご迷惑をおかけしておりますが、もう少し安定した更新を行えるよう頑張っていきますので今後とも応援ヨロシクお願いいたします。
※トップ画像(Pixabay/CC0)
コメントするc⌒っ *・∀・)φ...オキガルニドウゾ!