【雇用統計】次期FRB議長は?今週の相場見通し&トレード戦略まとめ【10月30日〜11月3日】

ドル円はこれらの流れを受けて114円半ばのレジスタンスゾーンにチャレンジしましたが、週末の最終盤にはトランプ大統領がパウエル現FRB理事を有力視しているといった報道から叩き落されて取引を終えています。
さて、これらの値動きを受けていよいよ明日からマーケットが再びオープンするわけですが、ドル円は相変わらず悩ましい値動きですね。突き抜けそうで突き抜けず、いよいよかと思えば余計なニュースで押し戻されるといった感じで、まさに見えざる手に踊らされているような感覚です└(-ω-┌))))) (((((┐-ω-)┘オドルーオドルー
強いドル売り材料は見当たりませんが、今週は11月2日3:00にFOMC議事録公表、3日21:30には月に一度のお祭りイベントとなる雇用統計の発表が予定されていますから、その数字によってドルは動いていくことになります。もっとも、サプライズがなければ影響は限定的かと思いますが・・・。
それに個人的な感想としては、材料の割にはドルは伸びきれないなというのがあります。株高はもちろん、インフレ期待を高める原油高、好調な経済指標、税制改革への期待などなど、押し上げ材料は多数あります。そう考えると、裏ではそんなにそんなにドルを買いたくないという向きもあるのかなと。そもそも、ドル円相場を後押ししているのは円売りの力が大きいですからね(´・ω・`))´-ω-`)) ウン
今週は次期FRB議長が誰になるかを含め、さらに色々な材料が出てくることになるでしょうが、その中でしっかりドルが買われていくかどうかを注目しておきたいと思います。

ドル円(日足)のチャート:外為どっとコム
テクニカルを見ると、7月につけた高値である114円半ばから115.00円の大台ラインまでは解りやすいレジスタンスゾーンとなっています。この間には週足ベースでの抵抗線もありますから、なかなかにしぶといポイントになりそうです。下値に関しては、113円前半がサポートゾーンとなっています。21日移動平均線(112.864円)も右肩上がりで接近していますから、まずはここが下値目処になりそうですね。21日線を割り込むと一旦は上昇も一服という見方になるでしょう。
現段階でドル円の大崩れを見込むのは難しいと思いますが、北朝鮮リスクやトランプの政治リスクも含めて危ういバランスに立っているのは確かで、そんなにそんなに強気でドルを買い進められないということもドル円の上値を抑えている要因なのかなと思います。ドルインデックスを見ても、それほどドル買いが強まっているわけではありませんからね(ヾノ・ω・`)ナイナイ
ユーロ円、ユーロドルに関しては明日の記事で詳しくやっていきますが、ユーロドルは特にドルをどう評価するかで判断は分かれるところでしょう。ゆきママはちょっとバランスが崩れるだけでドル売りに傾く場面が出てくる可能性が高いと考えていますので、まだまだロング(ユーロ買い)でついていく予定です。それでは、今週も1週間どうぞよろしくお願いします。
※トップ画像(Pixabay/CC0)
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