【政治】ロシアゲートに対する慎重な見方も?債務上限問題も気がかりで…【12月5日のトレード戦略&経済指標まとめ】

ドル円については、113円台に乗せてからは上昇一服といった格好。結局のところ、株式市場が相当リスクテイクに動いても米長期金利(10年債利回り)は完全に不感症モードで低空飛行を続けていますからね。日米金利差に変化がない限り、なかなかドル円も動けないのでしょう。
まぁ国債が買われている背景には、ロシアゲートに対する慎重な見方もあるとはされていますけどね。ABCニュースの報道は完全なフェイクだったわけですが、フリン前大統領補佐官がFBIの手に堕ちたこと事実を重く見ているようです。その他、12月8日に迫った債務上限引き上げ、暫定予算の成立問題に関しては、駆け引きのチキンレースはこれからということもあるのかもしれません(´・ω・`))´-ω-`))ウン
こんな感じで、ドルは政治次第となる悩ましい展開。これはユーロも同様で、ドイツの連立をめぐる問題でSPD(社会民主党)の執行部は連立協議開始といった方向性で一致しているものの、最終的には7日から開かれるSPDの党大会における投票によって協議開始を決定する見通し。なので、7日以降が一つの山場となることを考えると、買い進めるほどではないといった感じになっています。
う〜ん、ポンドもEU離脱をめぐる交渉で合意に至らなかったことから乱高下するなど、こちらも面倒な政治絡みになってますからね。もっとも、着々と進んでいる印象はあるので、ジワジワとポンドは買い戻されていくような気はします。ポンドそのものがかなりの安値圏ですし、これ以上はといった感はありますからね。
大体こんな感じで、なかなか決定打を見出せないまま相場が進んでいます。年末ってこともあるんでしょうが、為替は相変わらずですね((( ⊂⌒~⊃_Д_)⊃ ダルー
短期は引き続きユーロをコツコツ買い進めるしかなさそうです
連立協議の1つの山場を迎えるので、あくまでも短期に徹したいところではありますが、やはりトレードをするならユーロのロング(買い)なんでしょうね。下がったら拾って小幅に利食いしてコツコツ稼いでいくしかないのかなと。7日の党大会で連立協議がダメということになると、それなりにユーロは売られることになるでしょうが、それはジャマイカ連立に失敗した時に一度は通った道ですからね。ガンガン下げていく展開にもならないでしょうから、それはそれで押し目の機会として捉えていますし、そういったことも想定した上でユーロ買いって感じです(; ^ω^)ダイジョウブ…
それでは、今日明日のイベント・経済指標を確認し、今後のトレード戦略について考えていきたいと思います↓
日時 | 国名 | 経済指標 | 重要度 | 前回 | 予想 |
---|---|---|---|---|---|
12/05/17:50 | 仏 | 11月サービス部門PMI・改定値 | ★★★ | 60.2 | 60.2 |
12/05/17:55 | 独 | 11月サービス部門PMI・改定値 | ★★★ | 54.9 | 54.9 |
12/05/18:00 | 欧 | 11月サービス部門PMI・改定値 | ★★★ | 56.2 | 56.2 |
12/05/18:30 | 英 | 11月サービス部門PMI | ★★★ | 55.6 | 55.0 |
12/05/19:00 | 欧 | 10月小売売上高[前月比] | ★★★★ | 0.7% | -0.7% |
12/05/19:00 | 欧 | 10月小売売上高[前月比] | ★★★★ | 3.7% | 1.6% |
12/05/22:30 | 米 | 10月貿易収支 | ★★★ | -435億ドル | -475億ドル |
12/06/00:00 | 米 | 11月ISM非製造業景況指数 | ★★★★ | 60.1 | 59.0 |
12/06/09:30 | 豪 | 7-9月期GDP[前期比] | ★★★ | 0.8% | 0.7% |
12/06/09:30 | 豪 | 7-9月期GDP[前年同期比] | ★★★ | 1.8% | 3.0% |

ドル円(日足)のチャート:外為どっとコム
ドル円は、一目均衡表の雲・上限(113.172円)にピタリ阻まれる格好。最近はこういう動きが多いですよね、本当に。週末には113円半ばぐらいまでせり上がってきますが、ここを抜けるかどうかで今後の値動きも決まりそうですね。抜けなければ、結局ダラダラとしたレンジでの上下が継続しそう。下値に関しては、112.00円ラインといった節目の他、89日移動平均線(111.634円)、200日移動平均線(111.685円)があるので、ここがサポートゾーンとなるでしょう。
トレード戦略的には、強いて挙げれば現在の水準からロングということになりますが、なかなか悩ましい値動きですし、上値も重そうなのでスルーで良いのかなと。

ユーロ円(日足)のチャート:外為どっとコム
ジワリと下げて、やや入りやすい水準にはなっていますので、短期ならこの水準から軽く拾って、134円近辺で一旦利食いといった感じでしょう。少し長い目線で見れば、損切りは131円か130円割れ、中期を意識するなら200日移動平均線(127.217円)を割り込むまでは買いといった見方でいます。上値に関しては、なかなか134円半ばを抜けきれずにいますから、まずはこの辺りが目処。下値に関しては、一目均衡表の雲・上限(132.976円)が133.00円の節目に位置しており、この下に21日移動平均線(132.615円)もあるので、比較的安心できそうです。
仮に連立協議難航との見方で、これらのサポートを割り込んだとしても、ジャマイカ連立がご破算になった時に131円を割り込んでいませんから、目先の材料での暴落というのはあまり考えていません。裏を返せば、特別な材料なしに131円割れ、130円の大台割れといった話になると、短期的には厳しそうですので警戒しておきましょう。

ユーロドル(日足)のチャート:外為どっとコム
ユーロドルはドルがなかなか高まらないこともあって、高値圏でのモミ合いが続いています。上値の重さもありますが、現状ではロングで攻めたいところでしょう。短期的には、89日移動平均線(1.18062ドル)のある1.180ドルラインを大きく割り込まない限り、今の水準から軽く拾いつつ、下がっても買い進めたいところ。逆に割り込んだ場合は、一旦損切りというのも検討しておきましょう。利食いに関しては、1.19ドル台から下で拾ったポジションを順次決済していく感じで。
DMM FXの売買比率は相変わらずユーロ買い優勢!2週間前とほぼ同じ(・д・)ホー
ゆきママがトレードで使っているDMM FXでは口座開設者限定が見ることのできるユーザーの売買比率の状況(DMM FX PLUSログイン後→メニュー→売買比率)が公開されていますので、ぜひそれも参考にすると良いでしょう↓
15:40の売買比率:DMM FX
DMMユーザーは相変わらず順張りといった感じですね。上がっても下がってもユーロ買いの比率はほとんど変わらずですから、この辺の姿勢は結構参考にできるのかなと思います。上手なトレーダーが多いのかもしれませんね。まぁ下で捕まって損切り注文・・・ってパターンもあるにはあるでしょうが。とりあえず、方向としてはユーロを買いつつも、逆を突かれないように少し慎重にって感じですかね。慌ててガンガン買い進める状況にもないと思うので、ゆったりやっていきましょう。
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昨日は更新できなくてスミマセン:( ○ᾥ○):ゴメンヨ… なんだかとっても眠いんだーっていってグーグー寝てました。まぁ仮想通貨相場もひと段落というか、次の値動きに向けて少し充電しながら頑張りたいと思います。それではマタ〜ノシ
※トップ画像(Pixabay/CC0)
コメントするc⌒っ *・∀・)φ...オキガルニドウゾ!