【4月8〜12日のポンド相場展望】10日の臨時EU首脳会議で全てが決まる!ダメなら合意なき離脱へ…

先週4月5日にメイ首相がトゥスクEU大統領に送った書簡には、6月30日までの離脱期限の延長を申し込むとありました。欧州議会選挙に参加しないよう、できる限り5月22日までにまとめるとしているものの、無理ならEU法に従って参加すると。
う〜ん、そもそも6月30日までという離脱期限は前回の延長交渉の際に否定されています。欧州議会選挙が5月23日に始まるから、最悪でもその前に結論を出せというのがEUの要求だったわけで、なぜ改めて否定された6月30日という要求をしてきたのか、この女、流石に頭おかしいんじゃね・・・?という見方ですね(;´∀`)マジモンカコイツ…
まぁこれに対して大正義トゥスクEU大統領は柔軟な離脱延期を提案したとEU高官が伝えています。これは、1年程度をメドに期限を決めつつも、英議会が承認するば、その時点で延長期限が自動終了するというものです。
なんつーか、大甘ワロタw 歯がベロベロに溶けるほど甘い対応www で、これに対してはフランスがブチ切れとなっています(("o(゚∩゚*)プルプル・・
ルドリアン仏外相は「この状況をいい加減終わらせる。いつまでも英国に振り回されるわけにはいかない。ある時期が来たら、終わりだ」とし、合意なき離脱も辞さない構え。
また、ルメール仏経済・財務相は「延期要請の理由が納得できるものでなければ、前向きな回答はできない」と述べるなど、10日のEU首脳会議を前に圧力をかけてきていますね。
一方で、国境を接するアイルランドは意外にも柔軟に対応することを支持しています。やはり合意なき離脱に対する準備がまだ整っていないとのことで、まずは混乱を避けるために離脱期限の延期を認める方針のようです(´・ω・`))´-ω-`))シカタナイ…
というわけで、フランスがガタガタ言ったところで、結局は4月10日のEUサミットで離脱期限の延期を認めるのではないかと思います。とりあえず、延長だけは申し込んでいるので、まずはトゥスク大統領の柔軟な期限延期ベースでの検討・承認が進んでいくように思います。
Contents(目次)
今週の予定と展望:10日の首脳会議が全て!与野党共に内部分裂ですが…
与党・保守党、そして野党・労働党、共に党内がガタガタしている最悪の状況ではありますねw それでも、まずは10日に行われる臨時EU首脳会議が全てでしょう\_( ゚ロ゚)ハィチュウモク!まぁ国内のフローチャート職人はイマイチ信用できないので、海外のネタ元を見ましたが、ほとんど全てが10日の首脳会議でEUが離脱期限の延期を認めるか認めないかに集約されていましたからね。
今週のブレグジット関連の日程
英国はEUを離脱した時点で問題は一区切り、あとは各国との貿易交渉や国内の発展に尽力すれば良いですが、EUはポピュリズムの台頭、EU懐疑論と戦い続けなければなりません。
仮にEUを離脱した英国の経済が大きく持ち直せば、さらにEUへの懐疑的な見方が強待って崩壊につながりかねませんからね。ですので、少なくとも6月30日の離脱期限延長を認めるしかないでしょう。
ただ、6月30日までの延長が認められたからといって、進展があるかといえば望み薄ですけどね。メイ首相が野党・労働党にラブコールを送り、妥協案を見出そうという姿勢に対して、かなりの数の保守党議員は怒り心頭(゜д゜メ)ゴルァ!
先週の3〜5日にかけて3日間の交渉を行い、結局は妥協点を見いだせずに終わりましたが、昨日6日にメイ首相は話し合いを続けたいと再びラブコールを送っていますからねw
この動きに対して労働党議員も安易に妥協するべきではないとして、日本時間の本日7日早朝にコービン党首に解散総選挙を求める請願書が80人の議員の連名で提出されています(っ'-')╮ =͟͟͞͞📗ブォン
う〜ん、一言で表すなら崩壊、という言葉がピッタリですねw 英下院議会は、もはや収拾のつかない状況になってしまいそうですね。そうなれば、最終的には解散総選挙をしてガラガラポンになる気がします。
ポンドのトレード戦略:損切りだけはしっかり!上値が重そうで…
ポンドもやや悩ましくなってきちゃいましたね。まぁ結局は底堅いので、ポジティブな材料さえ出れば一旦は買われそうですが、上値が重くなって伸びなくなってきているので、どこまで値幅を取れるか微妙になってきたなと(・ε・`*)ビミョ…ポンドの値動きとしては、流石に10日のEUサミットが近づいてきたことで一旦は利食いの流れに。まぁ3月12日に第2回目の本採決が否決されて3月の最安値をつけた後、合意なき離脱を回避するという法案が成立しそうだということで一気に切り返しましたから、今回はEUが離脱延期を認めることが決定すれば・・・(人∀・)タノム!
で、果たしてトゥスク大統領の柔軟な長期離脱期限の延長となったとして、合意なき離脱が回避されそうだから買いなのか、ここ2年間の交渉期間と同様に先が見えなくなったから売るのか、この辺の見極めも難しいですからね。
かといって、合意なき離脱でも下限が1.20〜1.25ドルというファンドマネージャーの分析を前提にするなら、目先の合意なき離脱が回避されれば下げ続けるのも考えにくい・・・(。-`ω´-)ンー
なので、結局はこれまでと同様に1.30〜1.33ドルの値動きを意識してトレードしていくしかないのかなと。まぁここ2年は極端に売られ過ぎていたという状況もありますから、上値リスクをやや重く見て押し目・ロングというのが個人的な見方ですけどね。

ポンドドル(日足)のチャート:外為どっとコム
上値を切り下げており、上がっても1.320ドル手前で頭を叩かれそうですね。なので、週明けは現状の水準(1.303ドル)から買いつつ、1.31ドル台乗せから1.31ドル台半ばが利食い目標といったトレードをしてみようかなと。下値に関しては200日移動平均線(1.29759ドル)を少し下回った水準、3月安値(1.29587ドル)が底といった印象です。したがって、先月安値を割り込んだ1.295ドルレベルでは、一旦しっかり損切りをしておきたいところでしょう。
ガンガン下値を切り下げていく展開は想定しにくいですが、沼って損切りをできないまま合意なき離脱で死亡・・・という最悪の展開は絶対に避けたいですからね。
上値が重そうなのでショート・戻り売りという選択肢もあるんでしょうけどね。ただ、損切りラインが少し悩ましいかなといった感じもします。1.320ドル手前で伸びきれなければ軽く打診売りをしてみるのも悪くはないと思いますが、損切りラインは1.325ドルぐらいか、1.330ドルの大台乗せかといったところ。
大体こんなところでしょうか。ポンド円に関しては、今はあまり考えたくないですね。ポンドドルでも悩ましさがある中で、さらに小動きながらもジワジワと上げてくるドル円の値動きも考えなきゃならないのは、ちょっと・・・(乂-д-)ダメ
また、ドル円の展望・トレード戦略については、昨日の記事を参考にしていただければと思います。ユーロドル、ユーロ円については、また改めて明日の記事でやっていきますが、どうせポンドの上値にも限界がありそうなので、ユーロはひたすら売りでしょう。ユロルは1.125〜1.130ドルから、すでに売り場の印象です。
最後に、ポンドのトレードですが、暴騰・暴落に伴い一般のFX会社の通常の指値だと、指値レートと決済レートのズレによって思わぬ損失を被る可能性がありますから、トレードする際はIG証券のノースリッページ注文を使うことをオススメしています。ブレグジットもいよいよ佳境ですから、リスクコントロールはしっかりしたいですね。
一応、ゆきママブログにおいて3ヵ月連続人気No.1(口座開設数)となっていますので、ぜひご検討ください(・ω・`〃)乙コレハセンデンナンダカラネ!
ゆきママもこれまでポンドのトレードには否定的でしたが、絶対に滑らないノースリッページ注文でリスクコントロールをしっかりできるので徐々にトレードするようになっています。
絶対に滑らない注文がここにはある!窓開けにも対応で安心です
激しく急騰・急落するポンドは約定レートが大きくずれることがザラです。例えば、140円割れ、139.90円に逆指値として損切りを設定していたとしても、暴落の勢いで137.30円で約定してしまった・・・ということが頻繁にあります。これがいわゆるスリッページ、滑りなどと呼ばれるもので、想定外の損失を追ってしまうことがままあります。なので、基本的にはポンドをトレードするのはオススメできないのですが、IG証券のノースリッページ注文を使えば、こういったスリッページを完全に回避することができますので、ぜひぜひポンドをトレードしようと考えている方は活用していただければ!
信頼できるFX会社の追証なし、ゼロカットシステムを探していた方もオススメできますので、ぜひ検討していただければと思います。
ノースリッページ注文がオススメな人
つまり、リスクを避けたい初心者の方にも、リスクを取ってトレードしていきたい上級者の方にもオススメなんですね。
しかも、驚くべきことに週明けの窓開けにも対応しています。これは土日に市場が開いていないため、週末にイベントが控えている場合はポジションを持ち越さないようにするという常識を覆すことになります(ノ゚⊿゚)ノヌオォォォ!!!

この場合、レートが飛んでいることになるため、通常のストップ注文であれば週明けのレートで約定してしまい、想定とはかけ離れた大損失が計上されることがあります。まさにガード不可といった感じで、週末にマーケットがクローズドしている時に大きな材料が出た場合などにこういった事象が発生します_(꒪ཀ꒪」∠)_シヌシヌ…
例えば、週末に111.00円で引けて、逆指値・損切りとして110.50円に注文を入れていても、週明けに110.00円で始まれば逆指値が110.00円で約定してしまいます。これはもう滑る滑らない以前の問題ですが、こういった窓開けという現象で事故ってしまうこともあるため、基本的には週末にはポジションを決済して持ち越さないトレーダーも多いです。
ところが、ノースリッページ注文を設定しておけば、仮に窓開けが発生しても週明けの取引開始時点で必ず指定したレートで約定するため、週末リスクを避けられることになりますから、万が一ポジションを持ち越してしまったとしても安心なんですね(ノ)*´꒳`*(ヾ)ムニムニ
このようにイベント時の暴騰・暴落といった単純なスリッページだけでなく、窓開けのリスクにも対応しているのがノースリッページ注文ですから、リスクが高そうな時はIG証券を使うということも検討したいですね!
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※トップ画像(Aaz Zys/Shutterstock.com)
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