【GW警戒】米雇用統計にFOMC、英スーパーサーズデー!4月29日〜5月3日の相場見通し&トレード戦略まとめ

しかも、よりによって今週はイベントが超絶豊富ですからね。週末の米雇用統計はもちろん、ドルの方向性を決めるFOMC(米連邦公開市場委員会)、さらにはBOE(英中銀)の金融政策決定の発表、新たな経済見通しの公表、そして総裁の会見が重なるスーパーサーズデーもあります。
これアカンやつやね。。。下手すると死んでしまいますから、最大限注意して相場に臨むようにしたいところ。それでは、今週の経済指標や見どころ、ポイント、気になるトレード戦略について解説していきますので、どうぞよろしくお願いします(`・ω・´)ノ ヨロシク!
経済指標が豊富過ぎる1週間!そろそろセルインメイの格言も気になる…
まずはイベントや経済指標、今週のテーマや値動き材料について確認しておきましょう↓今週のポイントチェック
まぁこういった休みに備えた動きなのか、先週はある程度ポジション調整のような動きもありましたけどね。為替相場を全体的に見れば円高・ドル高という流れでした。積み上がり過ぎた円ショートの巻き戻しもあったように思います。
そして、ドル高については、ユーロが弱過ぎるというべきなのかもしれません。繰り返している通り、ユーロには買い材料がありませんから、なんだかんだ売られてしまうという流れ。買い材料が出るまで、この流れは変わらないでしょう(*´・ω・`)(*´-ω-`)ウンウン
で、今週についてですが、先々週、先週と米国指標がこの上なく好調でも、ドルは円に対して伸びきれずにいます。背景には、これも再三指摘している通り米長期金利(10年債利回り)の低下があり、これはFRB(米連邦準備制度理事会)の政策スタンスが変わらない限りは弱いままでしょう。
日本は金融政策は手詰まりで金利が上昇しそうな懸念もあり、日米金利差が縮小する中でドル円が上値を伸ばしていくのは至難という見方かと思います(ヾノ・ω・`)ムリムリ
ただ、今週はご存知のようにFOMCがあり、ここで政策スタンスに変化の兆しがあって米長期金利が急騰するのであれば、対円で一段高も考えられますので警戒しておきましょう。
もっとも、今の相場はゴルディロックス(適温相場)を前提とした値動きですから、金利が上がれば上がったで株価がネガティブに反応しそうで、そうすると株安からの円高でドル円は結局伸びきれずと・・・円高になるのは時間の問題のような気がします(´・ω・`))´-ω-`)) ウン
また、株価についてはS&P500やナスダックが史上最高値を更新するなど米株は絶好調!もっとも、NYダウは最高値近辺で伸び悩んでいますから、一旦は調整を必要としそうですね。
ででで、そこで気になるのがセルインメイ(Sell in May, and go away! Don't come back until St Leger day.)の格言ですね。5月に売って去り、9月まで戻ってくるなと・・・((((;´・ω・`)))
トレード戦略:円高リスクに気をつけながら流れには逆らわない!
わざわざ流れに逆らう必要はないですからね。先週末は円高の流れの巻き戻しもあり円安に振れましたが、相場全体を見ればまだまだ円のダウンサイドリスクはあります。米中貿易交渉も結論は出ていませんし、これからは日米通商交渉でシビアな要求が突きつけられるでしょう。来月、5月18日には対中関税をはるかに上回る影響があるとされる対日・対EUの自動車関税の判断が下されることになりますm9っ`・ω・´)シケイ!
それにセルインメイの格言、米株のバリュエーションがかなり高まっていることを踏まえると、円高リスクは結構あるように思います。
なので、トレード的には円高リスクを意識しつつ、今の流れに逆らわないでトレードしていくことを想定しています。引き続き、ユーロ円のショート・戻り売りは有力でしょう(☆_☆)キラーン!!

ドル円(日足)のチャート:外為どっとコム
先週のドル円は年初来高値を更新直後に反落し、ズルズルと値を下げて200日移動平均線(111.509円)を割り込む場面もありました。やはり円高リスクも意識されているでしょうし、米長期金利が低下し続ける中で、これ以上の上昇は厳しいということなのでしょう。円高リスクを踏まえれば戻り売りを試したいですが、ドルそのもののトレンドはドル高ですから、かなり悩ましいですね。110.90円ぐらいに損切りを置いて軽く買って下がれば買いポジを追加しつつ、112.00円前後を目標に利食い。
あるいは、戻りを待って112.00円手前から売っていくといった感じでしょうか。個人的にはトレードをしたい通貨ペアではないですね。ドル円難しスギィ!

ユーロドル(日足)のチャート:外為どっとコム
ユーロドルは下値にも限界はありそうですが、まずは1.100ドルといった大台の節目が意識されていることでしょう。上値に関しては、まずは21日移動平均線(1.12340ドル)まで戻しきれるかどうかといったところです。1.118ドルから21日線にかけては強めのレジスタンスゾーンとなりそうなので、軽く売りつつ、1.118〜1.123ドルレベルでは少し厚めに売っていくといった感じです。
短期なら1.125ドル台に乗せてきたら一旦損切り検討。まぁ長い目で見るなら200日移動平均線(1.14264ドル)をブレイクするまで、ひたすら売り続けるというのも良さそうです。

ユーロ円(日足)のチャート:外為どっとコム
ユーロ円は200日移動平均線(127.419円)を損切りラインとして売っていきたい。先週末はボリンジャーバンド−2シグマ(124.029円)に支えられましたが、依然として年初来安値の123.653円はターゲットでしょう。ここを抜ければ、いよいよ120.00円の大台の節目ラインが見えやすくなります。具体的なトレード戦略としては、現状の水準から軽く売りつつ、89日移動平均線(125.246円)や21日移動平均線(125.451円)、一目均衡表の基準線などが入り乱れる125円前半から半ばにかけては厚めに売りポジを追加したいところでしょう。

ポンドドル(日足)のチャート:外為どっとコム
ポンドドルは一旦底打ち感も。まぁ合意なき離脱でも1.250ドルが底とされていましたから、下値余地は小さいですしね。そもそも、合意なき離脱もある程度は織り込まれていますから。方向性としては上方向を見込んでいますが、現状は引き続き中途半端で手が出しづらいです。引き続きブレグジット、英国の政局に絡んだ動き次第でどうとでもなりそうですが、最低でも200日移動平均線(1.29620ドル)をしっかり回復するか、できれば1.303ドルぐらいを回復したのを確認して、追いかけていきたいですね。
大体こんなところでしょうかね。週明けはスペイン総選挙の結果などでユーロが動いていくことになるとは思いますが、とりあえず戻せばすかさず売っていきたいと思います。それでは、今週も1週間お互いがんばるぞい(ง⁎˃ ᵕ ˂ )ง⁾⁾ゾイ!
それから、GW中に流動性が低下することで暴騰・暴落で逆指値注文(損切り)が思いっきり滑って思わぬ損失を被ることがありますので、トレードする際はIG証券のノースリッページ注文を使うことをオススメしていますので、ぜひご検討ください(・ω・`〃)乙コレハセンデンナンダカラネ!
絶対に滑らない注文がここにはある!窓開けにも対応で安心です!!!
激しく急騰・急落するポンドは約定レートが大きくずれることがザラです。例えば、140円割れ、139.90円に逆指値として損切りを設定していたとしても、暴落の勢いで137.30円で約定してしまった・・・ということが頻繁にあります。これがいわゆるスリッページ、滑りなどと呼ばれるもので、想定外の損失を追ってしまうことがままあります。なので、基本的にはポンドをトレードするのはオススメできないのですが、IG証券のノースリッページ注文を使えば、こういったスリッページを完全に回避することができますので、ぜひぜひポンドをトレードしようと考えている方は活用していただければ!
信頼できるFX会社の追証なし、ゼロカットシステムを探していた方もオススメできますので、ぜひ検討していただければと思います。
ノースリッページ注文がオススメな人
つまり、リスクを避けたい初心者の方にも、リスクを取ってトレードしていきたい上級者の方にもオススメなんですね。
しかも、驚くべきことに週明けの窓開けにも対応しています。これは土日に市場が開いていないため、週末にイベントが控えている場合はポジションを持ち越さないようにするという常識を覆すことになります(ノ゚⊿゚)ノヌオォォォ!!!

この場合、レートが飛んでいることになるため、通常のストップ注文であれば週明けのレートで約定してしまい、想定とはかけ離れた大損失が計上されることがあります。まさにガード不可といった感じで、週末にマーケットがクローズドしている時に大きな材料が出た場合などにこういった事象が発生します_(꒪ཀ꒪」∠)_シヌシヌ…
例えば、週末に111.00円で引けて、逆指値・損切りとして110.50円に注文を入れていても、週明けに110.00円で始まれば逆指値が110.00円で約定してしまいます。これはもう滑る滑らない以前の問題ですが、こういった窓開けという現象で事故ってしまうこともあるため、基本的には週末にはポジションを決済して持ち越さないトレーダーも多いです。
ところが、ノースリッページ注文を設定しておけば、仮に窓開けが発生しても週明けの取引開始時点で必ず指定したレートで約定するため、週末リスクを避けられることになりますから、万が一ポジションを持ち越してしまったとしても安心なんですね(ノ)*´꒳`*(ヾ)ムニムニ
このようにイベント時の暴騰・暴落といった単純なスリッページだけでなく、窓開けのリスクにも対応しているのがノースリッページ注文ですから、リスクが高そうな時はIG証券を使うということも検討したいですね!
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※トップ画像(Yuganov Konstantin/Shutterstock.com)
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経済指標、盛りだくさんですね・・・。
流動性も下がりますし、様子見する場面が増えそう・・・。
IG証券のノースリッページ注文いいですね!
役立つ情報ありがとうございます!