【株】ワクチンV字期待とコロナ拡大嫌気で綱引き!まずはディフェンシブに対応【11月18〜19日のトレード戦略】

んで、昨日今日のニュースとしては、米10月小売売上高の数字とFRB(米連邦準備制度理事会)メンバーの発言ですかね。
米国の10月小売売上高は前月から+0.3%(0.25%を四捨五入)と6ヵ月連続の伸びとなりましたが、予想を下回りました。デパート、衣料品やスポーツ・趣味・音楽などが−4%を超える減少、明らかにコロナ第2波(第3波)の影響が見て取れます。感染拡大を踏まえれば、11月、12月とより酷くなっていくことが想定されます。
あとは、FED(米連邦準備制度)の意向としては、早く米政府が経済対策をしろという話ですね。失業保険の上乗せも7月末で切れ、米国民の一部は給付金も使い果たし、経済としては崖に直面しつつあると。コロナの感染拡大が止まらない現状を踏まえれば、ワクチン期待でV字軌道に乗るか、あるいは今冬の大ダメージ受けて回復に時間がかかるかの瀬戸際だと(꒪ཫ꒪; )ヤバイ
株式市場の見通しとしては、終わらぬパンデミックはない論にワクチンが加わって強気姿勢ですが、債券市場では再びジリジリ金利が下げて0.8%を割り込みそうな勢いとなっています。どちらが正しいのは結果論ですが、政府の救済策がない状況がこのまま続くと、急速に見通しが修正される可能性がある点には要注意でしょう。
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個別株:持ち株を処分してディフェンシブに対応!少しずつバリューも拾う
こうなってくると悩ましいですね。正解のない相場になってきました。まぁ繰り返しているように、ぶっ飛ばすべき株はぶっ飛ばして、現金多め、ディフェンシブにやるしかなさそうです。もっとも、繰り返しているように11月、12月、1月と大統領選の年は歴史的に極めて強い時期にノーポジでいることは愚策です。資金は5割残しで、5割ぐらいは株を抱えておきましょう。ハイテク銘柄とバリュー銘柄の比率は7:3ぐらいで。今後もハイテク銘柄が相場をリードすることは変わりませんが、少しでも傷のあるものは金利上昇とともにぶっ叩かれる運命なので、それは処分しておきましょう。
ズンムはやや買い戻しスタートなのだな。まぁ今日は綱引きモードというか、ここにあるのはどれも決算の優れた株だから、なんだかんだ問題なしなのだ。
— ゆきママに乗っ取られたアライさん♀ (@pawhara_arai) November 17, 2020
唯一、バイオンテックは悲しいのだな… pic.twitter.com/zkNZucagNo
ポートフォリオ的にはこんな感じですね。まぁ超絶ズーム偏重なんですけど、今年の利益の半分ぐらいはズーム株から生まれているので。グロース銘柄・ハイテク株はアップル以外はいずれも決算の非常に良かった会社だけを揃えています。
ディズニー(DIS)はコロナの感染が拡大してもディズニープラスがありますし、コロナが終われば本業のネズミの国で利益を得られるわけで手堅いと思います。もっとも、2倍、3倍を見込める銘柄でもないので、少し買っておいて下がったタイミングで追加すれば良いと思います。
ディズニー、チーズケーキファクトリー(CAKE)、ユニティ(U)はいずれも先週に買った銘柄ですが、すでに10〜20%の上昇とパフォーマンス良好というか、短期的にはかなり買われてるので、時期とレートを分けて3回ぐらいに分けて買っていく感じで良いと思います。
個別株については、こんな感じですね。全てを諦めたり、極端なことをする必要はないと思いますが、短期的な見通しがだんだん悪くなっているので、もし抱えすぎてるならポジは落として様子見、あとは少しずつバリューも買ってくと。
株価指数:短期は様子見!長い目でラッセル指数などを仕込む程度
景気判断は年末商戦の数字とか、色々絡んでくるとは思うんですけどね。ただ、V字期待が萎えると結構調整しそうですし、バイデン次期大統領は今のところ特定の地域に絞ってピンポイントのロックダウンを行う方針ですが、1月に就任して全面的なロックダウンダウを要請するなら、ダウが4,000〜5,000ドル調整するなんて話もありますからね。まぁ具体的な行動制限などは各州の知事が権限を持っているので、最終的には州知事次第という話ではあるのですが、現状では全ての州でコロナの感染者が増加していますから、徐々に徐々に経済活動の制限を強いられ、それでも感染が止まらない州は全面的なロックダウンに踏み切るかもしれません。この時のマーケットの反応は読めない部分もありますが、少なくともポジティブではないでしょうからね。
あとは、頼みの綱がワクチンではありますが、万が二千ぐらい、緊急承認されなければ今の相場は終わりですからねw そういう意味でも、なかなかリスクが高まってきたので、各指数とも高値で掴みたくはないという雰囲気が徐々に出てきた感じですね(・ω・ )イヤヨ

ラッセル2000指数(日足):TradingView
ブログで推奨していたラッセル2000指数は、主要指数が全てマイナス圏に沈んだのに対し、しっかりプラスで終えています。まだまだ、米中小型株の物色というのは続いているのでしょう。まぁ今冬が良くなくても、いずれコロナ終われば買い戻されますし、ワクチン前提ならまだまだ買いという判断はあるのでしょう。ただ、繰り返しているように相場全体がちょっとリスクオフ(回避)に傾きつつありますし、この流れがスンナリ加速していくとも思えないので、少なくとも短期のヘッジで多めに買うのはやめておいた方が良いでしょうね。今は無駄なポジションを極力落としていく時期でしょう。
もちろん、手数料の安いETFなどで少し長い目線でコツコツ買っていくならアリでしょう。春先から、それ以上先を見据えているのであれば、軽く買いつつ、大きく下がった時に思いっきり買っていけば、かなりの確率で勝てそうですからね。
ダウ、ナスダックは高値で足踏みですし、金利も不安定で今はどうしても全体の動きに引っ張られてる感があるので、これらの指数は様子見でしょう。
株のトレード戦略
■米国株
・資金は5割残し、決算の期待できないポジションは処分
・個別株は少しずつバリューにシフトしたい
・指数はラッセル2000指数など中小型株優位
・ダウ、S&P500、ナスダックなどの主要指数は高値で足踏みなので様子見
■日本株
・基本的にはずっと様子見、短期上昇の流れについていけない…
・資金は5割残し、決算の期待できないポジションは処分
・個別株は少しずつバリューにシフトしたい
・指数はラッセル2000指数など中小型株優位
・ダウ、S&P500、ナスダックなどの主要指数は高値で足踏みなので様子見
■日本株
・基本的にはずっと様子見、短期上昇の流れについていけない…
今、高値で掴むと死にそうなので、これから投資を始める初心者の方はラッセル1000、ラッセル2000などのETFを1割、好きな個別株を1割ぐらいの資金で買って、様子を見る程度でも良いかもしれません。大きく下がれば買いです。
というわけで、目先の株の見通しはこんな感じですね。また、新たに材料が出てくれば考え方も変わるかもしれませんが、今はディフェンシブに対応すべきでしょう。ただし、ノーポジでいると上がった時に悲しさ100倍なので、今年利益が出ているならそこそこ抱えておきましょうということで。これから始める、利益が出てないなら、かなり控えめで良いと思います。
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IG証券は米国株や株価指数、FXも金も原油も取引でき戦略の幅が広がる!
ゆきママもどん太も使ってるIG証券は米国株やダウやナスダックといった株価指数の取引はもちろんのこと、FX、原油や金などの商品トレードにも使えるオールインワン口座です。CFDなので売りからも気軽に入れるのが大きなメリットでもあります。個別株で1年以上の長期の積み立て前提以外であれば、あらゆるトレードに使えるので、どんな相場にも対応できるのが魅力ですね。持っておくだけで戦略の幅がだいぶ違うと思います。
この他、レバレッジをかけられる他、ノックアウト・オプションといったさらに資金効率の高い取引もできますから、少ない資金で勝負をしたいという方にオススメしています。
弊社の投資初心者・どん太(@dontayamakawa)もトレードに使っていますから、ぜひぜひ以下の記事もお読みいただければと思います↓
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→どん太がIG証券で金のトレードをおすすめする理由
とにかく相場では死なないこと、生き残ることが重要なのだ…しっかり損切りを置いてリスクコントロールするのだ!苦手な人はノックアウト・オプションがオススメなのだ!!最終的な痛みはストゼロで誤魔化すのだ…
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