【雇用統計週】米上院議員選挙に注目!短期はプライスアクション重視【1月4〜8日の週間株価展望】

残り2議席を民主党候補と共和党候補がそれぞれ一騎討ちで争うことになり、2議席とも民主党が勝てば50:50のイーブンに。議会が50:50の場合は副大統領が最後の1票、決定権を持つことになりますから、こうなれば実質的にねじれ解消で上下両院、そして大統領も民主党というブルーウェーブ(青い波)という話になります。
今のところ、ブルウェーブになると富裕層・企業への増税やGAFA解体が意識されて株安という見方があるだけに注意が必要なイベントですね。まぁ今までは上院は共和党が過半数というねじれ前提で株高が進んでいた面もありますから、巻き戻しには警戒ということですφ(*'д'* )メモメモ
もっとも、単純に民主党が2議席勝利で株安、共和党が1議席以上獲得で過半数だから株高かと言えば、なかなか悩ましいですけどね。共和党が過半数だと、積極的な給付金は夢のまた夢。今は大規模なばら撒き・財政政策を期待する形で相場が上がってきた面もあるので、共和党勝利なら、その辺がどう作用するかですね。
選挙結果と株価への影響
■民主党勝利(2議席獲得の完全勝利なら50:50だが、副大統領の投票で実質51:50)
・富裕層や大企業への増税、GAFA解体意識
→ねじれ想定で株高となってきた分、巻き戻しもあり得る
・給付金追加などばら撒き型の財政政策期待
→経済回復期待でバリュー銘柄の上昇も、一方、金利上昇によるグロース銘柄の下落も
■共和党勝利(1議席でも獲得すれば過半数の51議席確保)
・小さな政府を志向、抑制的な予算になりやすい
→国債増発回避で低金利、グロース銘柄にとってはプラスか
・富裕層や大企業への増税、GAFA解体意識
→ねじれ想定で株高となってきた分、巻き戻しもあり得る
・給付金追加などばら撒き型の財政政策期待
→経済回復期待でバリュー銘柄の上昇も、一方、金利上昇によるグロース銘柄の下落も
■共和党勝利(1議席でも獲得すれば過半数の51議席確保)
・小さな政府を志向、抑制的な予算になりやすい
→国債増発回避で低金利、グロース銘柄にとってはプラスか
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基本的には堅調相場を想定!しかし軸足はディフェンシブに傾けて…
特に短期的なトレードにおいては、プライスアクションには逆らわない方が良いと思います。やはり上がっているものは上がりやすいですし、下がっているものは下がりやすいというのは自明の理ですからね。したがって、ショート、売りで入るということはあり得ません。ビットコインなども同様です。しかしながら、冒頭で解説した上院議員選挙の決選投票など、大きなノイズもありますので、現金比率は高めておきましょうということですね。20日にはバイデン大統領の就任式もあります。いよいよ、バイデン政権が始動するわけですが、ボケ老人のバイデンで大丈夫か…ざわ…ざわ…という空気も出てくるでしょうしw
まぁ今週も株価指数に関しては、堅調想定がメインシナリオですけどね。ダウ(ローソク足)、S&P500(赤線)は上昇力こそやや弱いものの、高値は更新し続けています。ナスダック(青線)は勢いに陰りも見えますが、なんだかんだ困った時のハイテク株といった感じで、パフォーマンスそのものは、年間、直近数ヵ月のどこで見ても主要指数の中で最も高いです。

9月以降の上昇力では主要指数を圧倒的に上回ったラッセル2000指数(黄線)は、ここ1〜2ヵ月で強く買い推奨してきましたが、年末は売り手不在という特殊要因もあったので、やや慎重スタンスで見ています。日経平均も海外勢不在、売り手が不足していた感は否めませんので、少し注意が必要でしょう。
う〜ん、指数トレードに関しては、下がった指数を押し目で買っとけば儲かってるような気はしますけどね。中でも上値が軽いのは、ナスダックやラッセル2000指数ですから、下がった場合は優先して狙っていくのが良いかもしれません。
株のトレード戦略
■ダウ平均(米国株)
・引き続き現金比率を高めておく、下がればナスダック、ラッセル2000指数を狙うのもあり
■日経平均(日本株)
・週明けからは売り手不在の相場に変化が、上値の重さを確認したい
・引き続き現金比率を高めておく、下がればナスダック、ラッセル2000指数を狙うのもあり
■日経平均(日本株)
・週明けからは売り手不在の相場に変化が、上値の重さを確認したい
そういう意味では、ズーム(ZM)も目先は厳しそうですし、例外ではありません。ただ、個人的には年末の機関投資家不在の値動きにあまり振り回されたくないですし、ホールドしておきます。
まぁコロナウイルス消滅でズームの需要急減、そして経済が回復すればコロナ禍でダメダメだった企業が好決算連発という、このコントラストでズームが売られ、中小型株の買い戻しという流れになっているわけですが、ちょっと先回りし過ぎではという気がします。
ただ、短期は他の株を優先した方が良いでしょうね。あとは、AMDとかはそろそろ利食いで良いでしょう。上値も重くなってきましたし、1月26日に決算を予定しています。多分、良好な決算が出ても成長はかなり織り込まれているので下げそうです。決算が良ければ、そこから買い直しても良いですからね。
あとは、IPO銘柄は初回の決算見てからでも十分間に合うと思います。あとは、スクエア(SQ)とかどうですかという質問がありましたが、個人的にはペイパル(PYPL)の方が良いと思います。なんだかんだ、口座数が圧倒的なので、ビットコインを決済対象にしただけでポンポン決済量が伸びまくってますからね。
今年は金融系のIPOが予定されていますが、そういう影響で下がるならペイパルを拾っておいて良いかと思います。戦いは数だよ兄貴!まぁこれはズームにも言えることなんですよねぇ(ニチャア…)。数があれば、アレンジ1つで利益がクソクソに伸びるんですよね。
という感じですね。長々なりましたが、何度も繰り返しているように、目先はある程度、ポジションを利食いするなりリサイズするなりして、ポジションと現金比率を1:1にしていただければと思います。今後、大きな調整があれば喜んでコツコツ拾っていきましょう。
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とにかく相場では死なないこと、生き残ることが重要なのだ…しっかり損切りを置いてリスクコントロールするのだ!苦手な人はノックアウト・オプションがオススメなのだ!!最終的な痛みはストゼロで誤魔化すのだ…
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