【ドル高】強すぎる米小売を受けて金利が1.3%台へ!ナスダックは反落もダウは史上最高値更新【2月18日のトレード戦略】

で、車やガソリンといったコア指数を除くと6.1%増と自粛中にも関わらず、かなり強かったです。先行して配布された600ドルの給付金が小売売上高の急増につながったとの指摘があります。
まぁ今後は気温が上がってコロナも収束、ワクチンの接種も進み、さらに追加経済対策で1,400ドルがばら撒かれると。しかも、貯蓄率も増しているわけですから、米国民が一気にお金を使うようになって、もの凄く経済が加速するV字回復の可能性も出てきた感じ。

米長期金利(日足):TradingView
おかげで米長期金利(10年債利回り)は昇竜拳!昨年3月以来の水準に突入しています。そりゃあドル高にもなるわって話ですね。株価にとってはあまりよろしくないですが、あとはFRB(米連邦準備制度理事会)の判断次第ですね。今年の春から夏にかけての景気の回復が給付金による一時的なものだと判断されて量的緩和の縮小を急がないのであれば、最終的に株価は上がっているでしょうし、逆にテーパリングとなれば下がってもおかしくないですからね。
もっとも、未明に発表されたFOMC議事録(1月26〜27日)では、先回りする形で“実質的な経済の進展には時間がかかる可能性が高い”“一時的なインフレ要因に留意することが重要”など、今の状況を見越したような文言があり、一安心といった感じでしたけどね、おかげで、ダウ平均株価は史上最高値を更新して取引を終えました。
ただし、FRBの行動が保証されているわけではないですからね。実際、ローゼングレン・ボストン連銀総裁は、10年国債利回りが今年下半期の経済を織り込んで上昇するだろうといったタカ派的な発言もしていますからね。今後も注意深く見守っていく必要があるでしょうし、さらなる金利の上昇、最悪テーパーに備えることも必要でしょう。
てなわけで、目先の株価と為替についてポイントと戦略を簡単に解説しておきたいと思います。
Contents(目次)
株:ダウは最高値更新!チャラついた株は一部利食いして徐々にシクリ株に…
昨日というか、一昨日の段階でその2ことG(@hirosetakao)はポジ落としてましたからね。まぁ20〜30%クソクソにやられた銘柄もあったからでしょうが、やはり相場が不安定になると、決算による裏付けの弱い株、期待感だけで買われていた銘柄から売られますからね。そういった株は半分ぐらい利食いするなど、リスクは落としておいた方が良さそうです。一方で、冒頭でも書いたように米国経済がものすごい回復になるパターンも強まっているので、徐々にシクリカル銘柄・景気敏感株と呼ばれるようなバリュー銘柄にシフトしていくと手堅いでしょう。結局、終わってみればダウは史上最高値を更新しているわけですから。
💹2月17日のアライさん銘柄:金利高でズッコーンと叩かれたのだ;; まぁ景気が悪ければ悪いほど株価が伸びやすいのは本当なのだ。過度な回復は勘弁なのだ。
— ゆきママに乗っ取られたアライさん♀ (@pawhara_arai) February 17, 2021
未明に発表されるFOMC議事録の中身次第でも、また金利が動いてズッコーン、あるのだ。まぁでも買い場でもあるのだ。 pic.twitter.com/fRRDxlJaXf
まぁアライさん銘柄については、特に心配してないですけどね。売り上げ、決算という裏付けの強いものばかりです。どうしてもPER(株価収益率)の高い銘柄は金利が上昇すると売られやすいですが、基本的に金利よりも決算の方が重要ですからね。どれも決算は十分強いので、金利の急騰がなく落ち着いてくればまた買い戻されるでしょう。
そして、アライさん銘柄ではないですが、期待感だけで買われていたようなチャラチャラした銘柄は半分ぐらい利食いしてた方が良いと思います。
未明のFOMCの議事録では、早急なテーパリングは否定されて安心感に繋がりましたが、この強すぎる米小売りによって、政府による追加経済対策やFRBによる量的緩和というのは正当化しにくくなってくる、必要性が薄れていくことにはなりますからね。
リスクをガンガンにとっていく相場ではなくなってくる可能性が徐々に高まっていますので、リスクの高い銘柄は半分ぐらい利食いするなどして得たお金をシクリカル銘柄を中心に分散していくと良さそうです。
まぁとにかく、ハイテク株を中心に大きく下がる場面が今後出てくることになりそうですが、そうなったらFRBが緩和縮小を急いでない限り買いでしょうね。今は急いでないように見られるので、そういう大きな調整があれば買いだと考えています。
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為替:基本的には様子見!目先のトレンドが崩れそうでポンドドルなど高値掴みに注意
為替の方は特段どうこうということはないですけどね。金利上昇でドル高となり、ユーロが一番ダメージを受けましたかね。まぁ欧州の経済指標も決して悪いわけではないのですが、やはり米国ほどの爆発力はないですからね。ポンドはワクチン接種の進展で急上昇していますが、実体経済はかなりお粗末ですから、やはり高値掴みはしたくない感じです。
となると、トレードできそうな通貨ペアがいまいちないですねw ドル円は押し目待ちですが、ドル高で押し目は来なそう。ユーロドルはちょっと手が出ない、ポンドドルも基本的には大きく下がれば買うぐらいでしか見ていません。
まぁ金利上昇に株価が動揺して、米ドル高と円高が同時にきて豪ドル円などが押し下げられるなら、どこかで拾いたいですけどね。豪ドル円なら、まずは81円前後ぐらいまで落ちてくるのを期待したいです。
こんな感じで、為替は基本的に待ちでしょうか。相場がややゴタゴタして短期的なトレンドも崩れそうですので、まずは落ち着きどころを見極めて改めてトレードアイディアを練りたいと思います。
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IG証券は30万円ぐらいの資金で大きく勝負したい人にもオススメの会社!
2月は1年でもっともパフォーマンスの悪い月とされますが、4日はS&P500、ナスダック総合指数が史上最高値を更新しています。まぁとりあえず、ある程度は株をさっさと買っておいたほうが良いのでしょう。完全にバブってますので、一定レベルは買っていないと置いていかれ続けるだけです。ちなみに、これから株を始める方は、まずは何度も何度も口を酸っぱくして言っていますが、つみたてNISAもスタートしてください。銘柄を選ぶ手間もなく、ひたすら積み立てる勝者のゲームをすることができます。
一方で、やはり短期で2倍、3倍、それなりに大きく稼ぎたいという気持ちもあるでしょう。積み立てはコツコツ増えますが、ダイナミズムはそこまでありませんからね。20年後に7倍とかにはなってますけど。
なので、つみたてNISAの枠は年間40万円ですから、それはそれで毎月コツコツ埋めつつ、それとは別に30〜100万円とかでアグレッシブに勝負したいという場合にIG証券がオススメですね。まぁ株は値動きが大きいのでレバレッジは2倍未満にしましょう。それでもリターンは通常の2倍近いですからね。
安定運用の現物なら、手数料的には楽天あたりが最安だと思いますが、IG証券はCFDなので現物の楽天やマネックスにはないレバレッジをかけられるという大きなメリットがあると。そして、レバレッジ2倍なら、リターンも2倍になります(ΦωΦ)フフフ…
ちなみに、弊社の投資初心者・どん太(@dontayamakawa)もトレードに使っていますから、ぜひぜひ以下の記事もお読みいただければと思います↓
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