【為替】インフレからの早期利上げ懸念で米ドル高!金利上昇で円売り再開も継続性は…【11月12〜13日のトレード戦略】

インフレ懸念で空気が一変?引き続き指標や当局の発言に警戒!
万全な状態だったからといって的確な解説ができたかどうかと言えば微妙だったのが、今週の為替相場でしたね。もっとも、先週末のトレード戦略記事に書いた通り、目先の円高が緩和されるかどうかは米金利の反発次第だったので、米金利高なら日米金利差拡大でドル円が反発する、というのは想定通りだったように思います。ただ、いくら31年ぶりの上昇率とはいえ、米10月消費者物価指数(CPI)の数字一発で流れが一気に変わるというのは、ちょっと読めませんでしたね。ちなみに項目別ではエネルギーが30.0%と大幅上昇しており、新車価格も9.8%上昇と45年ぶりの数字となっています。

米2年/5年/10年債利回り(日足):TradingView
今度は5年債がリードする形で急騰し、相場を引っ張っています。今回のCPIの続伸を受け、中期的なインフレ期待というのも高まってきたのかもしれません。
ドルインデックス(日足):TradingView
これを受け、ご覧のように為替は米ドルの独歩高、ドルインデックス(主要通貨に対するドルの強さを指数化したもの)も一段高となり、95.0ポイントの大台に乗せています。気になる今後の展開としては、やはりインフレからの早期利上げがこの相場を引っ張っている以上、インフレ指標や米当局、FRB(米連邦準備制度理事会)メンバーの見解などが注目されることになるでしょう。
FRBは来年中盤にインフレは落ち着くとしていますが、仮にその兆候が見られず、同時に雇用市場の改善が続いた場合には、早期の利上げに動くことが想定されますからね。
また、次期FRB議長にパウエル氏が再任されるか、ブレイナード理事が昇格するかということも大きな焦点となりそうです。ブレイナード理事は現職のパウエルFRB議長よりもハト派的とされてはいるものの、どこまでイニシアチブを取れるか、FRB内で高まるインフレ懸念・利上げ機運を抑え込めるかは未知数ですからね。
次期ポストにブレイナード理事ということになれば、初動こそは金利低下からのドル安に作用するでしょうが、その後は発言、FOMCでの内容次第という話になるので警戒したいところでしょう。
大きな流れとしての米ドル高は継続しそうだが、短期は材料がないと厳しいか
米ドル高が続くかどうかは、結局、指標次第ということにはなっちゃうんですけどね。あとは、次回のFOMCなんかも当然注目度は高いですが。相場全体でいうと、BOE(英中央銀行)がひよって利上げしなかったのも結構流れを変えちゃった感じですね。豪ドルなんかは、原油高も含めて織り込まれるだけ織り込まれていたので、最近ちょっと停滞気味で弱めの値動きなってしまいましたし、欧州、ユーロは言わずもがなです。米ドル独歩高の流れ。
■ドル円(流石に高値では買えない)
2年債、5年債が強めでも、10年債が相変わらず低調なのは、経済が強いのはここがピークで、今後は徐々に停滞していくという織り込みがあるからでしょうね。まぁそう考えると、ネガティブな数字が出てくると、また全体的に緩んでいきそうな気はするんですけどね。

ドル円(日足)のチャート:外為どっとコム
トレード戦略としては、114.40〜114.50円の強い上値抵抗(レジスタンス)を背に売って、114.50円ブレイクなら損切り、21日移動平均線(113.864円)をしっかり割れてくると113円台前半ぐらいまでは見えやすくなるので、利食いターゲットをその辺に。
買いはもう少し様子見。113円台前半、113.20〜113.40円レベルまで下がってくるなら拾って、113.00円割れなら撤退でしょう。
■ユーロドル(基本的には売りだけど)
ユーロはドルの上げ下げのみに反応してる感じで、ユーロそのものの動意がほとんどないんですよね。まぁこれもBOE(英中銀)がひよったから、どうせECB(欧州中銀)も今のまま何もしないだろう的な織り込みに繋がっているものと思われます。何もしない織り込みでこれなので、インフレ懸念が高まってくればって話ではあるのですが、米国と違ってそれ以上に経済がメタメタなので、物価が上がってても動けないっていう。うーん、スタグフ。

ユーロドル(日足)のチャート:外為どっとコム
ただ、重要なサポートを割って支えがない状態なので、1.140ドル割ったら即撤退でしょうね。ドルが緩むのを期待して軽く買って様子見ぐらいでしょうか。1.150ドルにトライしてモタつくなら一旦利食いでしょう。
■豪ドル(ノイズが多すぎて悩ましい)
豪ドルは難しくなってしまいましたね。要するに原油価格、エネルギー価格の高騰に各国政府が積極的に介入するようになったので、それの影響で右往左往ですからね。政府高官の突然の発言なんて読めるわけないですし。米政府が戦略備蓄を放出するとか、しないとか、そいういうノイズが多すぎるので、しばらくトレードは厳しいでしょう。下がり切ったらどこかで買いたさはあるのですが。
■ポンド(またブレグジットで揉めてるので)
懲りない国なんですよねw またブレグジット問題で揉めてます。まぁなし崩し的というか、一部曖昧に棚上げして離脱したので、こうなることは読めていましたが、漁業権や国境問題でまた隣国と争ってます。
あとは、繰り返している通りBOE(英中銀)も利上げしませんでしたからね。次の雇用統計など、経済指標の数字次第では、また利上げ軌道に乗ってポンドが買われる場面もありそうですが、少なくともエネルギー価格、電力価格の高騰もあって経済自体が相当やられてそうですから、ポンド高も見えにくくなっているので、まずは様子を見るしかないでしょう。売るにも元々売られ過ぎの状態なので、手は出しにくいです。
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とまぁこんなところで。本当に今週はツイッターの更新もままならず、本当に申し訳ありませんでした。ようやく体調も整いつつはあるので、来週からはしっかり頑張っていきますので、よろしくお願いします。
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