利下げが確定するまでは、なんだかんだドルを買う動きという流れに。ユーロ、ポンドが全く受け皿にならないし、日銀がYCC（イールドカーブコントロール）でもしないと、円が受け皿になることもあり得ないと。為替はそういう話かと思います。

米地銀がボッコンボッコン潰れて、もう完全にあかんムードにでもならない限り、ドルの大崩れはないと。あるいは、ポンドやユーロ、そして円が受け皿になることが期待されるわけですが、利上げの限界もそろそろ見えちゃったしみたいな。金利差が拡大していかないなら、今一番金利の高いドルを買うぜみたいな。

オセアニア通貨も中国の経済指標（停滞）の影響で、結局はカスみたいなイメージになってますからね。リスクオフのドル高、消去法的なドル買いも合わさって、なんだかんだメチャクチャ底堅くなっています。

NY連銀製造業景気指数ギャンブルはドル円軽めに売って、変な下振れを期待するだけなのだ。まぁ製造業はそこまで強くないから、多少の調整にはなりそう。初動で半分以上は利食いするのだ👌 pic.twitter.com/VwhBIXIiYe

— 米国株アライさん💛完全先出しFX実況戦士 (@pawhara_arai) May 15, 2023

カッチコちやんw3枚利食いします！ pic.twitter.com/etVC4ApFAh

— 米国株アライさん💛完全先出しFX実況戦士 (@pawhara_arai) May 15, 2023

今日もNY連銀の製造業景況指数でギャンブルしましたが、予想の−2.5に対して−31.8というクソ弱な数字でこの程度の下げですからね。まぁしばらく経済指標は全部ドル安にベットするギャンブルになると思いますが、こういうの見ちゃうと、それもどうなのかっていう話になりそうで、明日の米小売がクソ悩ましいです。

まぁ製造業の数字は乱高下していることもあって、ハズレ値みたいな考え方もあるとは思いますが、パンデミック開始以来では最大の下落幅ということで、もうちょっとドル売りが加速してもおかしくないと思うのですが。中身を見ると、支払い価格や雇用といった数字は前月より強かったですが、それでもといった感じですね。

相変わらず経済指標ギャンブルはアライさん（@pawhara_arai）でやってますので、ぜひフォローしていただければと思います。相場の解説もまずまず頑張ってます。

強い数字が並べば上抜けも？基本的には上を見ていく展開に

明日の米4月小売売上高も弱い可能性が高いというか、バンカメなどが出しているカードの支出総額を見ると前年比ですでに−1.2%とマイナスなので、やっぱりギャンブル的にはショートなんですよね。っていうか、個人的にドルインデックス（主要通貨に対するドルの強さを指数化したもの）が、102.00ポイント超えてる限り、指標ギャンブルは全部ショートで良いと思うぐらいですね。

ドルインデックス（日足）:TradingView

まぁトータルで色々な要因が重なってこのレベルではありますからね。米ドル以外に買える通貨がない、米ドルが一番の高金利通貨、債務上限問題で債券売りからの金利上昇などもあります。最終的に債務上限問題はドル売り材料ではありますが、今は金利の動きに引っ張られてるイメージですね。

明日の米小売が強いと103.00ポイントといった重要なところを上抜けていく可能性がありそうなので、予想並みかそれ以上の数字が出た場合は、ショートは即損切りですね。ギャンブル以外は、特段の材料がなければしばらく押し目押し目の方が機能しそう。

ドル円（日足）のチャート：外為どっとコム

ドル安意識でドルショートがたまり気味だったのも影響（反発的な意味で）しているでしょうが、ドル円はとにかく底堅いですね。円売りもありますので。日銀のYCC修正も遠のいた（少なくとも海外勢はそういう認識）ので、これも仕方ないでしょうか。継続的なドル安材料がいくつか重なるまでは、基本的に短期は押し目に徹した方が良さそうですね。

135.00円の大台を割り込んでくると、短期的な状況には少し変化も感じられるところですが、とりあえず135.00円以上を維持している限りは、デイトレは押し目を狙っていくのがセオリーか。

135.50〜135.70円では軽く拾いつつ、135.00〜135.20円で追加、損切りは早めなら21日移動平均線（134.892円）割れ、引っ張っても134.50円割れで撤退でしょう。

上値のポイントは、4月末、5月初めの大陽線・大陰線の高値となっている136.50円。ここを抜けるようなら、200日移動平均線（137.049円）チャレンジという話にはなりますが、流石にそこまではやりすぎな気がするので、利食い目標は137.00円ですね。136.50円抜けないなら、当然利食いですし。

指標ギャンブルは経済指標にもよりますが、弱い数字が出そうなやつはショートで入って良いと思います。ただ、ギャンブル以外で売ると焼かれそうなので注意ですね。

ユーロ円（日足）のチャート：外為どっとコム

ユーロドルはあまり意味のない動きなので、割愛。まぁ売っても買っても利幅は少なそう。ドルクラッシュが来たら考える程度でOK。

で、ユーロ円は146円台では買えるけど、的なイメージですね。ドル高が上方向に引っ張っている面もあるので、ここから買っていくのはやや中途半端か。ドル安円安で148.50円レベルを抜けてくれば追っかけ買いで150.00円の大台突破を期待するのはアリですが、再び148.50円を割るなら撤退ですね。

押し目を狙うなら、146円台に差し込んできたあたりで十分でしょう。147円台から買うのは如何にも中途半端。一方で、146.10〜146.30円のサポートを割り込んでくると、144〜145円は見えやすくなるので、やはり146.00円割れで損切りでしょう。

ポンド円（日足）のチャート：外為どっとコム

ポンド円は、明日の英国の雇用統計さえ強ければ、次回利上げもありそうなので、日米との実質的な金利差を踏まえれば、まだまだ買えるんですけどね。

ただ、ある程度は織り込んでいる部分もあるので、170円台の高値で買うのはどうかなといった感じですね。まずは21日移動平均線（168.685円）を背に169円台前半から拾ってみて、168.00〜168.20円レベルでナンピン、167.80円で損切りみたいなイメージ。

やはり168円レベルをあっさり剥がれてくるようだと、下値を広げそうですからね。172円以上も見込める分、ポンド円の値動きは激しいですから、損切りはしっかりとしておきましょう。


こんなところでしょうか。まぁどこかでドル安爆弾が炸裂しそうですが、いつを考えるのは難しいですからね。目先は材料1つ1つに過剰反応しつつも、結局はドル高なので、我慢強くそれに付き合っていくしかないでしょう。継続的なドル安材料が重なってきたら、ショートや戻り売りを考えたいですね。

それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。皆様の記事応援RTや口座開設がブログ更新、実況の力となりますので、ぜひよろしくお願いします。

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