4月の米小売売上高は期待外れというか、やはり総合的に見れば弱い数字ということにはなりますが、繰り返しているようにドル円に関しては、金利高となりそうな材料が多いため、よほど下振れないと下げづらいという状況です。まぁなんだかんだ年内利下げは遠いみたいな話になっていますし。

で、ヘッドラインの数字は＋0.4%（予想＋0.8%）と下振れたものの、自動車を除いたコアは＋0.4%で予想に一致、コントロールグループ（GDP算出に用いられる）は＋0.7%と前回の−0.3%から回復、さらに前回（3月分）が全体的に上方修正されていたこともあり、下げは一瞬でしたね。

利食い！ pic.twitter.com/bfb8KVbtBT

— 米国株アライさん💛完全先出しFX実況戦士 (@pawhara_arai) May 16, 2023

2枚残しただけで… pic.twitter.com/7mCDD5lIuu

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アライさんは下がったから即利食いしたと思ったら、いつの間にか売り増していた。な…何を言っているのかわからねーと思うが、アライさんも何をしたのか、わからなかったのだ。

もちろん即切って割と負けて終了。なんだったんだ…。まぁギャンブルトレードの場合、初動が重要になってきますので、号令の前に動いてもらえると助かります。大体、想定はブログに書いているので、なるべくブログを確認した上で参加していただければと思います。

で、米小売はコントロールグループが引き続き最も注目されていることもあり、ドル円は反発、その後は小じっかりですね。

まぁ前年比で見ると＋1.6%とインフレ率を大きく下回っており、かつ2020年4月以来の低水準ということで、消費に関してはかなりの減速感があるので、どうなのかって話ではあるんですけどね。でも、とにかく金利が下げないので強いままです。

ドル円（日足）のチャート：外為どっとコム

ドル円は引き続き押し目でしょう。流石に今日は債務上限に関する交渉もあるので、136円台から慌てて買う必要もないとは思いますが、135.50〜135.70円レベルからは買ってみたいですね。ズルズルなら135.00〜135.20円で追加、134.90円で一旦損切りでしょう。

ドルインデックスの上昇がやや落ち着いているので、債務上限問題などで思わぬ進展があったりすると、ドルはうわ抜ける可能性が出ていますので、やはり基本的にデイトレは買いからですね。

ユーロ円（日足）のチャート：外為どっとコム

ユーロ円は21日移動平均線（148.163円）レベルでやや伸び悩み。まぁドルが強い中でユーロが戻していけるかというと厳しいので、特に買う必要はないかと。ドル安が確定してリスクオンになるような相場なら、面白いですけどね。買うにしても146円台ぐらいから。かといって、ドル円がこれだけ底堅いとクロス円も当然引っ張られるので売れません。

ポンド円（日足）のチャート：外為どっとコム

ポンド円も170円台から買う必要はないでしょう。まずは21日移動平均線（168.883円）を背に169.00円〜169.30円前後で軽く拾ってみる程度で。損切りは引き続き167.80円ですね。落ちてきたら拾うぐらいのイメージです。まぁ英雇用統計も良くなかったので、上げ余地にはやや乏しいです。ただ、ドル円のおかげで底堅いでしょう。


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