【窓埋め】ズーム(ZM)が15億ドルの公募増資!希薄化意識で短期的にはマイナスだが…【1月12日】

で、言うまでもなく、短期的にはマイナスですね。15億ドル分の新規株が発行されるわけですから、要するに株の供給が増えるわけで、いわゆる、株式の希薄化(希釈化)とも言われ、株価にとってはマイナス材料であり、ある意味では非常に嫌われるイベントです。
もっとも、ズーム(ZM)は2019年に上場して2年足らずのピカピカのルーキーですから、そういった会社がこれだけ大きな規模の公募増資をできるというのは凄いことでもあります。ゴミみたいな決算を出して、株価がクソクソに売られていたら、こんなことはできませんからね。
それに、株価が高い状態で公募することは、投資家にとっても企業にとってもプラス。なぜなら、クソ高値で株を掴ませるわけですから、資金調達の方法としては、コストも低く有効ですからね。
例えば、テスラ(TSLA)なんかは、株価がクソクソに上がるたびに公募増資公募増資公募増資で設備投資設備設備投資をして、ここまで膨らんできたわけで、公募増資という養分を得て工場を建てまくりの期待感先行で超絶株高なわけですから。
まぁズームの場合は、公募して何に使うかですね。テスラの場合は、工場建設、研究開発にいくら金があっても足りないというのは理解できますが、ズームは手持ちのキャッシュも潤沢ですし、むしろ、前回の決算で設備投資が少なすぎるのではという指摘があったぐらいですからね。
調達した資金で何をするのか、それによって株価も動いてきそうなので、続報に注目しておきたいところでしょう。エリック・ユアンCEOの手腕次第って感じですね。

ズーム(日足):TradingView
ついに窓(325ドル)を埋めそう。あとは328ドル付近にある200日移動平均線レベルで下げ止まれるかどうかですね。まぁ今の優先度はそこまで高くないですけど、買って損はない株だと思いますけどね。次も、おそらく次の次の決算も強いでしょうから。今はバイデン期待でひたすら資金が関連銘柄に流れているわけですが、金利も上がってますし、期待感だけで買われている銘柄は、どこかでぶっ壊れそうですからね。コロナ第3波、ロックダウンで引き続き持っていられる銘柄ではあります。
コメントするc⌒っ *・∀・)φ...オキガルニドウゾ!