5月に入り企業の決算が続々と発表される中、先日ストリームにて株デビューを果たしたどん太は楽天の決算に目をつけた!
楽天で決算ギャンブルします
— どん太 (@dontayamakawa) May 10, 2019
ギャンブルの結果、楽天の第1四半期の決算は純利益が6倍と発表!しかし、そこにはカラクリ、三木谷マジックがあったのであった…
純利益6倍の好決算?しかし中身はリフト株の含み益が大部分!
楽天の1Q決算は売上高が2,802億円(前年同期比15.9%増)、営業利益1,136億円(同304.5%増)、純利益1,049億円(同502.6%増)の増収増益!
しかし、そのうちの1,104億円は有価証券評価益の計上によるもので、楽天の投資先であるアメリカのリフト(Lyft)が3月下旬にナスダックに上場したことが影響しています。
下記は5月10日に発表された楽天の2019年度第1四半期決算資料です。リフトの有価証券評価益は、営業利益としてインターネットサービスセグメントに計上しています。少し分かりにくいですね↓
ってか、企業にとっても投資することが1番ってことがソフバンの禿げとか楽天とか見てると分かるよな!回して回して利益を得ることが大切。投資しないとどんどん置いてかれるぞ!!
リフトとは?米ライドシェアで2番手につける新興企業!
ライドシェアといえばウーバー(Uber)が業界最大手で有名ですが、アメリカで2番手につけているのがリフトです。
ライドシェアとは自動車の運転者と相乗りしたい人を引き合わせるサービスで、スマホ1つで配車できます。世界的にここ10年で急成長している市場で、2018年で約7兆円規模、2025年には3倍以上の24兆円規模に成長すると見込まれています。
日本では2015年に“みんなのウーバー”が福岡で試験的に運用していましたが、国土交通省の行政指導により中止されています。
また、タクシー業界の強い反発もあり、現在有償でのサービスは実質禁止されています。それゆえ、日本の市場規模は1億円程度に留まっています。
ウーバー&リフトは共に上場後に株価が伸びず、苦戦中!
リフトは3月29日にナスダックに上場し、初値は公募の72ドルを上回る87.24ドルをつけたものの、その後は低迷。5月7日の第1四半期決算で11億ドルの純損失を計上したことで一段と売られ、5月10日時点の終値では51.09ドルとなっています。
続いてウーバーが5月10日にNY証券取引所に上場、初値が公募45ドルを下回る42ドル、終値は41.57ドルでした。
つーか、リフトの株価が下がってるってことは、楽天の収益にもモロ影響するんじゃねーの???
でも、リフトの決算見たら売り上げは上がってるな。これは良い。で、損益の大半は株式報酬に起因するから株主の楽天のせいかw まぁ楽天は良い財布を手に入れた感があるな!
それと、5月18日に名古屋でストリームキャンプ(オフ会)があるので、取材で行かせて下さいよ!ビットコインで200万円儲けたんだからいいですよね!?
決算ギャンブルの結果報告!※追記
楽天決算発表後初めての取引は、前日29円安の1,117円で寄り付き、一時1,173円をつけるも1,119円で午前の取引を終えました。
※トップ画像(Shutterstock.com)