スーパーのレジで「あれ、また高くなった?」と感じることはありませんか?
日本ではこの数年、食料品や日用品、光熱費など、暮らしに身近なものの値上がりが続いてきました。日銀(日本銀行)も、物価上昇率はいったん落ち着く局面があり得るとしつつ、基調的な物価上昇は続くという見方を示しています。
さらに足元では、中東情勢の緊張を背景に、原油や物流コストへの不安が強まっています。こうした変化は、ガソリン代や電気代、輸入品価格などを通じて、私たちの生活にジワジワ影響してきます。
「投資なんて難しそう」「現金で持っていれば安心」
もしそう思っているなら、少しだけこの記事にお付き合いください。なぜ今、多くの人がNISA口座を作り、資産を『置いておく場所』を見直し始めているのか。その明確な理由をお伝えします。
✔︎結論から言うと、最初にやるべきことは『完璧な商品選び』ではありません
投資を始めようと思うと、多くの人が最初に悩みます。
「何を買えばいいの?」
「今から始めても遅くない?」
「損したらどうしよう…」
「そもそも証券口座って面倒そう」
でも、最初にやるべきことはもっとシンプルです。まずは、NISA口座を作って『いつでも始められる状態』にしておくこと。
なぜなら、相場が上がるか下がるかを完璧に読むことはできなくても、『買える状態』を先に作っておけば、今回のような株価の下がったチャンスですぐに投資できるからです。
しかもNISAは、利益に通常かかる約20%の税金が非課税になる制度です。使えるのに使わないのは、かなりもったいない選択です。
ちなみにNISA口座の開設には1〜2週間かかるので、『今』この瞬間にやっておくことが吉!
まずはNISA口座だけ、先に無料で作っておくそれだけで、将来の選択肢は大きく広がります。
『物価が上がる日本』の現実
2026年2月28日、マーケットを揺るがすニュースが飛び込んできました。イスラエルと米国がイランを攻撃しました。そして、イランはホルムズ海峡を事実上封鎖しました。
これによってサウジアラビアが、アジア向けの原油販売価格を大幅に引き上げたのです(2022年8月以来の大幅値上げ)。
■Bloomberg報道→サウジ、アジア向け原油販売価格値上げ-約3年半ぶりの大幅引き上げ
「遠い中東の話でしょ?」と思うかもしれません。しかし、日本は中東からの原油輸入に大きく依存しています。
ブレント原油やWTIが今週(3/2の週)+30〜40%も上昇(原油価格の急騰)。これは日本のガソリン代、電気代、物流費、そして毎日の食品価格へと確実に波及します。つまり、『輸入インフレ再加速の火種』なのです。
ここで私たちが直視すべき現実は、『日本はもはやデフレの国ではない』ということです。
⬆️生活必需品の値上げ:2025年末時点で、2020年比1割以上値上がりした品目は393品目(582品目中、率にして2/3以上)に到達。コーヒー豆、お米、洗剤など生活の隅々に浸透しています。
🔁賃金と物価の上昇サイクル:2025年の春闘では34年ぶりとなる5.25%の高い賃上げが実現し、2026年も5.94%の要求が続いています。
🏦日銀の見解:消費者物価が2%超の状態がほぼ4年続いており、『物価が上がる日本』への構造変化は決定的です。
物価が年2%上がり続ければ、手元の『現金100万円』の実質的な価値は、何もしなくてもどんどん目減りしていきます。1年後に98万円、5年後には約90万円、さらに30年後には価値はほぼ半減して55万円です。
そして、体感インフレは10%以上とも言われます。それを裏付けるように、金融資産の実勢価格はここ数年で劇的に変化しています⬆️
金(ゴールド)に投資をしていれば、たった5年で円建てで4倍超に。逆に言えば、『日本円の価値がそれだけ下がっている(実質1/4以下)』ということです。
もはや預金だけで資産を守る時代は、とっくに終わり、現金を持っているとどんどん目減りしていく時代になっています。
王道の米国に投資をする理由
この記事でも繰り返し米国株投資、インデックスではナスダック100やFANG+への投資を推奨してきました。
■参考記事→「AI株はもう遅い?」は嘘!初期30万で最短FIREを目指す超実践・米国株デビュー術
そして、中東情勢の悪化という地政学的リスク、さらに原油価格・船便の高騰というインフレ再燃リスクが高まる中で、3月1週の株式市場は残酷な現実を突きつけています。
日本株(日経平均)や韓国株、欧州株が軒並み4〜10%以上も下落する中、『NYSE FANG+指数(iFreeNEXT FANG+インデックス)』は、逆に+5%の上昇を記録しています。
🇰🇷韓国株(KOSPI):6,244.13 → 5,584.87(▲10.56%)
🇪🇺欧州株(Europe600):633.85 → 598.69(▲5.55%)
🇺🇸iFreeNEXT FANG+:75,844円 → 79,694円(+5.08%)
昨年、今年と『米国一強の終わり(米国離れ)』を語る声もありました。実際、昨年は日本株や新興国株が米国株を大きくアウトパフォームしていました。
しかし、エネルギー不安とインフレが同時に襲ってきたとき、世界中の資金が避難先として選んだのは、結局『米国』だったのです。
💪なぜ『米国』が最強なのか?
その理由は、非常にシンプルかつ強力です。
🛢️圧倒的なエネルギー供給力:欧州が外部エネルギーへの依存を深める中、米国は世界最大の産油国・輸出国であり、2025年には世界初の年間LNG(液化天然ガス)輸出1億トンを超えるなど、エネルギーの純輸出国です。
💰利益成長の源泉に集中投資:FANG+は、テクノロジーや一般消費財のトップ10銘柄(NVIDIA、Apple、Amazon、Microsoftなど)に均等投資する指数です。世界の成長のど真ん中に絞っているため、相場全体が落ち込んでも『強さ』を発揮しやすいのです。
『米国離れとはなんだったのか』
市場のリアルな値動きが、その答えを出しています。
『NISA×FANG+』が相性の良い理由
FANG+のような成長資産は、短期では大きく上下します。だからこそ、非課税で長く持てるNISAとの相性が良いのです。
通常の口座なら、利益が出たときに税金がかかります。でもNISAなら、その利益が非課税になります。
長期で積み立てていくなら、この差は小さくありません。
しかも今は、FANG+やNASDAQ100のような指数に連動する投資信託も、NISAで購入しやすい環境が整っています。大和アセットマネジメントのiFreeNEXT FANG+インデックスは積み立てNISA枠でも買えて、基準価額や純資産残高も公開されています。
つまり、初心者にとって大事なのは『何倍になるか』を夢見ることではなく、非課税で長く持てる器を先に作ること。
この順番を間違えないことが大切です。
NISA口座はどこで作るべき?
ここで重要なのが、どの証券会社で口座を作るかです。正直、NISA口座はどこでもいいわけではありません。
初心者が選ぶなら、最低でも次の条件は見ておきたいところです。
✔︎スマホで開設しやすい
✔︎NISA対象商品の選択肢が多い
✔︎積立設定が簡単
✔︎アプリが見やすい
✔︎手数料水準がわかりやすい
✔︎キャンペーンがある
✔︎FANG+やNASDAQ100も買いやすい
そこで候補に入るのが、私やフォロワーさんの使っている松井証券です。
💡松井証券が選ばれている理由
⭕️スマホだけで申し込みしやすい
⭕️NISAの対象商品が豊富
⭕️積立設定がわかりやすく、初心者でも始めやすい
⭕️キャンペーンを実施していることがある
⭕️口座開設はもちろん無料!NISAなら取引手数料も無料
こんな人ほど、先に口座だけ作っておくべきです
🤔投資を始めたい気持ちはあるけれど、まだ迷っている人
🤔何を買うかは決めていない人
🤔NISAが気になっているけど後回しにしている人
🤔生活費とは別に、少しずつ資産形成したい人
🤔インフレで預金だけでは不安だと感じている人
こういう人は、まず『今すぐ買う』より『今すぐ口座を作る』が先です。
口座があれば、あとから考えられます。でも、口座がなければ何も始められません。
🙋♀️よくある不安に答えます
Q. まだ何を買うか決めていません。口座だけ作っても大丈夫ですか?
→A. 大丈夫です。口座開設だけ先に済ませておけば、商品選びはあとから落ち着いてできます。
Q. 口座開設したら、すぐに投資しないといけませんか?
→A. いいえ。まずは開設だけして、使い方を見てから始めても問題ありません。
Q. 少額でも意味はありますか?
→A. あります。大切なのは金額より、早く始めて長く続けられる状態を作ることです。
Q. FANG+は初心者でも買えますか?
→A. 買うこと自体は可能ですが、値動きは大きめです。不安なら、最初は少額からコツコツ積み立てが基本です。
Q. NISA口座の開設や維持にお金はかかりますか?
→A. ネット証券では口座開設・維持費が無料のケースが多いです。(松井証券は無料)
ただし、最終的には申込先の最新条件を確認してください。
👍『そのうちやる』より、『今、口座だけ作っておく』が正解です
今の時代、資産形成で大事なのは完璧なタイミングを当てることではありません。
非課税で運用できるNISA口座を持ち、いつでも動ける状態を作っておくこと。
これが、将来の差になります。
物価が上がり、現金の価値が少しずつ目減りしていく時代。何もしないことのほうが、むしろリスクになりつつあります。
だからこそ、最初の一歩は難しく考えなくて大丈夫です。
まずはNISA口座を作る。そのうえで、成長重視ならFANG+のような選択肢も検討していく。
この順番で十分です。
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▶︎【2026年の最適解】「新NISA、今からでは遅い」は嘘!資金0円から狙う『FANG+(攻め)』と『オルカン(守り)』の投資戦略















🇯🇵日経平均:27,444円 → 54,246円(+98%)
🇺🇸S&P500:3,756 → 6,831(円建て+177%)
🥇ゴールド:1,893ドル → 5,093ドル(円建て+310%)
🍚吉野家(牛丼並):387円 → 498円(+29%)