そもそも条件付きで最大4割って舐めてるだろ!結局2年縛りもそのままだし、ガースーもまたキレるで!!
新プランを徹底解説!最大の違いは端末などの割引が無くなること!!
これまでの旧料金体系は複雑で分かりにくいという批判があり、端末代金と通信料金を別に分離する法律が決まった、今後はシンプルな新料金体系に各社移行することになります。
→通話プラン+データプラン+spモード+機種代金−割引&特典
・新料金のしくみ
→通話プラン+データプラン
※シンプルで料金そのものは安くなるが割引は縮小・廃止へ!
したがって、通話は「オプションをつけない(0円)」「5分間無料通話(+月額700円)」「かけ放題(+月額1,700円)」の3パターン。
通信プランは「ギガライト」か「ギガホ」の2種類のうちいずれかを選択するので、2パターンしかありません。spモード込みの料金なのでシンプルに!ただし、新しい通信プランは2年間の定期契約があるかないかで大きく料金が変わります。
定期契約ありはいわゆる2年縛りと同様で、2年単位の自動更新で更新期間以外の解約・定期契約のない料金プランへの変更などの場合、税抜きで9,500円かかります。
ギガライト:段階制のデータプランで7ギガ以降は128kbps制限
ギガライトは、〜1ギガまで、〜3ギガ、〜5ギガ、〜7ギガの4段階制となります。使用したデータ容量によって支払う料金が下記のように変わります↓
定期契約の有無で月額1,500円ほど料金が違います。また、7ギガをオーバーすると通信速度が128kbpsに低下します。
ギガホ:30ギガのデータプランで30ギガ以降は1Mbps制限
ギガホは以下のように6,980円の料金プラン。定期契約の有無で月額1,500円ほど料金が違うのはギガライトと同様です。
30ギガを使い切っても1Mbps制限なら、ヘビーユーザーにとってはギガホ一択でしょう。ちなみに、ギガホは2019年9月30日までに契約すると最大6ヵ月、月額1,000円割引になります。
最大2,000円割引も!みんなドコモ割・ドコモ光セット割
それから、「ギガライト」「ギガライト」の共通項として、2回線で月額500円割引、3回線で月額1,000円割引のみんなドコモ割が適用されます。
さらに、ドコモ光を利用している人が家族にいれば、ドコモ光セット割の適用で月額1,000円割引となり、両方セットで月額料金が最大2,000円割引に↓
家族で3回線以上、ドコモ光利用なら、それぞれが最大2,000円割引、3回線なら合計6,000円の割引となるので、全員新プラン移行など、使い方によってはお得かもしれません。
新料金は安いor高い?トータルでむしろ割高になる人も多数!!!
ケースバイケース。契約状況によって大きく変わりますから、一概には言えません。ただ、月々サポートやdocomo withといった、とりわけスマホ端末に何らかの割引が適用されている場合は、変えない方がお得な可能性が高いでしょう!
新プラン以降、端末代金と通信料金は完全に分離されてしまいます。その分、通信料金は引き下げられますが、今後は特典や割引がほぼ無くなる方向ですから、割引を受けている場合は十分検討しましょう。
やはり端末購入割引が一切無くなるのは大きな痛手。例えば、月々サポートのあるiPhone XR(64GB)やdocomo with対象のiPhone 7(32GB)で料金を比較すると、以下のようになります↓
いずれも2年縛り前提のプラン・税抜き表記。ベースの通話料金がデータとセットなので、一見すると新料金のギガライトやギガホは非常にお安く見えます。事実、ほぼ同じ契約内容で通話料金やデータプラン、spモードの料金の差でギガライトは約−1,300円・ギガホは約−2,300円も旧料金プランより安くなっています。
しかし、iPhone XR(64GB)の端末料金については、税抜きで月額+2,333円の負担増。ギガライトなら差し引きで+1,033円ぐらい新プランの方が料金が高くなってしまいます。
さらに、ずっとドコモ割プラスなどの割引特典も適用されません。仮にプラチナステージだった場合、最大で−800円の割引ですから、差し引きで月額2,000円近く実質的な料金負担が増える(iPhone XRでギガライトと旧料金比較)ことになります。
また、iPhone 7(32GB)の場合は、docomo withによる毎月−1,500円の割引がなくなってしまいますから、こちらも端末代金を丸かぶりすることになります。24ヵ月で−36,000円という計算ですが、同じ端末を使い続ける限り永年続く割引なので、実質的に割引は無限大!
→端末に適用される割引がなくなり、割引を受けていた人は負担増の可能性大
・ずっとドコモ割プラスの廃止
→データ使用量とステージによって−200〜−800円あった割引がなくなった
・5ギガ以上使うユーザーは実質ギガホ一択に
→毎月5〜20ギガ程度のデータ使用量のユーザーは実質値上げ
何れにせよ、ギガホプランであればメリットがありそうですが、ギガライトなら確実に負担増です。
したがって、月々サポートやdocomo with、ずっとドコモ割などの割引が合計で1,300円以上あるユーザーにとって新料金プラン(ギガライト)は実質的に料金が大幅増となります!ギガホは割引が2,300円以上あると負担増ですね。
一方、月々サポートやdocomo withといった端末割引のない、あるいは月々サポートが終了したスマホを使っている場合には、新プランはかなりお得になりそう。やはり、どの程度の割引を受けているかが新料金移行への大きなポイントになるでしょう。
→新プランに移行すれば安くなるが、古い端末なら機種変検討で旧プラン継続もアリ
・月々サポートやdocomo withなど、特に端末にかかる割引がある場合
→ギガライトなら割引の合計が1,300円以上なら旧料金の方がお得、ギガホなら2,300円が分岐点
・家族でシェアパックを使っている場合はそれぞれの使用データ量によってはお得な可能性も
→1人が大量(30ギガ)に使う、全員が大量に使う場合は移行検討が良さそう
結論:新プランはヘビーユーザー・家族囲い込み・端末変えない人向け!
結論としては、新しい料金体系は30ギガ以上使うようなヘビーユーザー、家族が多い、端末を長く使っているユーザーにとって恩恵のあるプランとなっています。
一方で、そこそこ使って、端末もそこそこの頻度で乗り換えつつ、お得なプランを探して使っているような、いわゆる中間層のコアユーザーにとっては、全く恩恵のない、むしろ実質負担が増える料金体系と言えるでしょう。
・データをたくさん使うヘビーユーザー
・ドコモを使う家族が多い人
・同じ端末を長く使っている人
■損する人
・そこそこ普通に使ってきた人
ちなみに、旧料金プランの受付は5月31日までですから、月々サポートやdocomo withが適用される端末を使いたい方、特に機種変更をする場合は早めに検討しましょう。新料金プランの提供開始は6月1日からですが、すぐに切り替えなければならないわけではありません。自分の有利なタイミングでの切り替えが可能です。
特に月々サポートが残っている場合、新料金プランに移行すると割引を受けられなくなるので注意が必要です。また、端末購入サポートを受けている方は12ヵ月以内に新プランに移行すると解約金が発生します。
こんなんじゃ後に続くauもsoftbankも期待できねぇな!このプランを発表してから大手3キャリアの株価が上がってるんだぞ(※4月16日時点)!!
この程度の値下げは業績に大きな影響はないと市場関係者は読んでるってことだな!もう怒った…今すぐBIGLOBEモバイルにする!!!
違約金を払っても1ヵ月で元が取れる!ビッグローブの神プラン!!!
どん太も使っている格安SIMのビッグローブは、ドコモの新料金よりもずっとお得です!パターン別で比較してみましたから、ぜひ検討していただければと思います。
・BIGLOBEモバイルは3ギガ・月額1,600円
・ドコモのギガライトは~3ギガ・月額3,980円
→1ヵ月で差額2,380円なので、違約金9,500円、事務手数料3,394円を払っても6ヵ月でお釣りがきます。さらに5月12日までに申し込みをすると1,200円×6ヶ月の割引、事務手数料3,394円が無料になるため、違約金との差額が9,500-7,200=2,300円です。1ヵ月で十分ペイできて、毎月2380円ずつお得!
パターン2:データをそこそこ使う人
・BIGLOBEモバイルは6ギガ・月額2,150円
・ドコモのギガライト~7ギガ・月額5,980円
→1ヵ月で差額3,830円なので、こちらは4ヵ月でペイできます。現在のキャンペーンを利用すれば、実質1ヵ月足らずで違約金分がお得に。当然ですが、毎月3,830円ずつお得になります。
パターン3:複数回線契約
・BIGLOBEモバイルは複数回線割引なし
・ドコモは2回線で500円割引、3回線以上なら1,000円割引
→3回線以上なら、ドコモではそれぞれの回線に1,000円の割引が適用され、3ギガのプランだとBIGLOBEモバイルとの差額が1,380円になります。5月12日までのキャンペーンを利用しない場合、違約金と事務手数料をペイするまでに10ヵ月近くかかってしまいます。ただ、当然ですが、それ以降は3回線合計で月額4,140円もお得に!
全員6ギガのプランなら、キャンペーン利用なしで5ヵ月弱、キャンペーン利用なら1ヵ月ちょっとで元が取れます。こちらは回線数×2,830円の差になりますので、家族全員がそれなりに使う場合はビッグローブが相当お得になります!
※ドコモ光割適用なら、回線数×1,000値引きになりますが、光回線使用料がかかるので今回のシミュレートでは外しています。
格安シムは弱点ありまぁす!大容量通信・長時間電話ならキャリアがベター?
1ギガ未満のプランを用意している格安SIM(MVNO)は多くはないですが、だいたい1,200円程度から利用できます。こちらもドコモの2980円より半額以下で使えます。
今回は3ギガと6ギガのコアユーザー向けのシミュレートして優位性を示しましたが、もちろん格安シムにも弱点があります。具体的には、20〜30ギガ以上の大容量データ通信を必要とする方や、月に10時間以上の電話をするような方には向いていないということです。
BIGLOBEの場合、20ギガで5,200円、30ギガで7,450円とドコモのギガホ6,980円と大差ありません。20ギガはお得ですが、ドコモとauから回線を間借りしているために通信品質で多少劣るので、それを踏まえればドコモの方が良いでしょう。
また、格安シムはイオンモバイルを除いて電話かけ放題というプランがないため、頻繁に長時間電話をかける方は、むしろ利用料金が高くなってしまう可能性が大です。
・シェアパックで契約している人はヘビーユーザーがいない限りはイマイチの可能性
・違約金を払ってでも格安シムに乗り換えたほうが圧倒的にお得
・家族でシェアパックを使っているなら、とりあえずそのまま使うのもアリ
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