↑ポジション状況と先週のトレード。持ち越し分を利確するも短期トレードでほとんど溶かす。気絶が一番。
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見通しは変わらないけどポジションは変わった
先週、12年半ぶりの伸びを見せたアメリカのCPI（消費者物価指数）をきっかけにダウが久々に暴落しました。
市場参加者がインフレを意識（早期テーパリング懸念）したためと言われていますが、それはきっかけに過ぎず、単に高値圏の利確が原因だったのではないかとどん太は考えています。
今回のCPI上昇はエネルギー価格の高騰が原因と簡単に理由付けできるからです。（つまり一時的な要因）
FRB理事のブレイナード氏は、コロナ禍で高騰しているモノの価格上昇が続くとは考えにくいと述べています。
インフレが加速するとまずいのは確かですが、一時的な要因で引き締めた結果デフレに陥ってしまっては本末転倒です。
FRBは昨年8月以来、インフレ率を期間平均で見る「アベレージインフレターゲット（平均インフレ目標）」を掲げています。
12年半ぶりというのはインパクトがありましたが、今回の数字を入れても3年平均でさえ2％に届いていません。（期間がどの程度を指すのかは知らんけど。）
また、FRBの責務は「物価の安定」と「雇用の最大化」です。4月の雇用統計が酷かったのはご存じの通り。
美味しすぎる失業手当が原因とはいえ、雇用が回復しない限りFRBは動けないと考えるのが妥当でしょう。（マクドナルドが賃上げしている点を考えると景気自体は悪くない点は注意）
じゃあまた株価は右肩上がりチキンレースの始まり？かというと答えはNOです。
FRBの見通しは変わらなくとも、人々のマインドとポジション状況は変化したからです。
一度崩れたチャートは元に戻るまで時間がかかります。先週末にはだいぶ戻しましたが、しばらくは荒い展開が続くと思って取り組むのが良さそうです。
ところで、オリンピックが中止になったら日経平均はどうなると思いますか？
そもそも今回のオリンピックはインバウンドもないので大した経済効果がないと思うんですよ。
今の偏ったコロナ対策はオリンピック開催のためにやっているのが明白なわけで、むしろ中止なら過度に自粛する必要がなくなり景気回復が早まる可能性が結構あるんじゃないかと。
（どのみち菅政権は年内に終わる可能性が非常に高くなったとどん太は考えています。理由はまたの機会に）
今週の日経は、先週まで下値として機能していた28,300を明確に超えられるかが勝負だと思います！
続いて為替です！
↑ポンド円・ポンドドル日足
↑先週1週間の通貨強弱とポンド円のポジション状況
ポジション状況的にもショートしてる人が多いので、2018年2月の高値156円を超えると160円くらいまで一気に伸びてもおかしくない気がしてます！（ここから156までは重そうだけど）
基本は押し目買いで勝負！
↑来週の主な予定と、14日の要人発言。18日には英雇用統計もある。
↑ドル円・ユーロドル日足
トレードとしては110円に引き付けてショートぐらいでしょうか。
ユーロは高くなると口先介入が入るからその点は注意！
↑豪ドル円・豪ドルドル日足
85円を割るなら怒りのドテンショートするかもです！？
↑リラ・ペソ・カナダドル日足
欧州が対中依存度を下げたいという思惑から、中国ではなくトルコから物資を調達しているんだとか。
なので、前回安値を割るまで底値ショートするのは控えた方がいいと思います！
→28,300を超えるならロング、越えられないならショート
・ダウ・SP500
→前回高値を超えるまで様子見
・ドル円・ユーロドル
→110円あたりでショートするくらい。ユーロドルは運ゲー。
・ポンド
→押し目買い
・豪ドル
→基本様子見だが、85円割れなら短期的に怒りのショートするかも。
・トルコリラ円
→景気回復傾向なので底値ショートは慎重に
・カナダドル
→様子見（と書いているのに手を出して負けたどん太）
・CPI上昇の主因はエネルギー価格の上昇であり、一時的なモノと理由付けができるうちはFRBは動かない可能性が高い
・オリンピック中止で暴落と安易に考えない方がいいかも（インバウンドなど経済効果が微妙だし、中止によって景気回復が早まる可能性がある）
・一度崩れた相場は元に戻るのは時間がかかると思ってトレードするのが長生きのコツ
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急騰急落の本当の原因はよく分かりませんが、しばらく上値が重いと思ってトレードするのがベターだと思います！