ゴールデンウィークにドル円は動く！過去10年の傾向と“連休チャンス”を活かすFXトレード戦略 → ゆきママ投資ブログ

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✅連休でも相場は止まらない！むしろ動く…
ゴールデンウィーク（GW）は日本の株式市場も銀行もお休み…なのですが、海外市場は動いているので、FX（外国為替証拠金取引）は24時間開いています。むしろ、日本勢がお休みで流動性（取引のしやすさ）が低下するため、値動きは大きくなりがちです。

てなわけで、今日は過去10年（2015〜2024年）のドル円の値動きを振り返り、初心者でも押さえたい“4つの特徴”を整理します。記事の後半では、連休を味方に付けるFX口座の選び方＆開設ステップもまとめました。

1分でわかる！GWドル円の4大特徴

過去10年のゴールデンウィーク（4月26日〜5月8日）のドル円相場の特徴を振り返ると、以下のようになります。

GWの特徴4つ

①ボラティリティが跳ねやすい
→日銀やFOMCなどビッグイベントが連休直前・真っ最中に集中。国内勢が不在で薄商いになると値が飛びやすい。
・2016（−3円円高）
・2022（＋3円円安）
※2024（為替介入で9円幅の乱高下）
②方向性は「政策ギャップ」次第
→日銀や米FRBの政策次第、意外と中銀イベントウィークとなり、政策次第で為替が振れる傾向にある。
・2017/2022/2023（円安）
・2016（円高）
③「窓開けスタート」に要注意
→特に連休明けの月曜早朝は休場中の海外ニュースを一気に織り込み、始値がドンとずれることも
・2019/2023（数十銭の窓空けスタート）
④ 直後に「戻し」が入りやすい
→休場中に行き過ぎた値動きは、日本勢が戻るとある程度巻き戻しが入りやすい。
・2023（137円→135円へ反落）

🔰初心者メモ：ボラティリティとは？→1日の「高値−安値」幅のこと。大きい＝値動きが激しく、チャンスとリスクが同時に増える。

年別ダイジェスト（2015〜2024）

2015年：ほぼ±1円以内の小動き。米FOMCで利上げ見送り肩透かし。
2016年：日銀追加緩和見送りで3円の円高ショック。薄商いが拍車に。
2017年：フランス選挙リスク後退＋米利上げ期待で円安へ2円上昇。
2018年：材料不足で横ばい。“静かなGW”の典型。
2019年：改元10連休。米中摩擦再燃でじり円高。
2020年：コロナ禍でも意外と安定。各国協調緩和でレンジ推移。
2021年：米テーパリング観測で連休中に円安へ1.5円。
2022年：日銀の指値オペ継続＆米0.5%利上げでドル高・円安加速（+3円）。
2023年：植田日銀“現状維持”→円急落も、休み明けに調整。
2024年：1ドル＝160円に到達し為替介入、9円円高になる場面も。

昨年のGWにおける為替介入は、1ドル＝160円という分かりやすい水準だったこともあり、かなりのボーナスステージとなりました。

2025年のGWはどうなる？

ロシア-ウクライナの停戦期待や、中国への関税緩和でリスクオンが期待されたものの、相変わらずドル安は止まらずでドル円の上値は重たくなっています。テクニカル的にも上値の重さが意識される展開です。

ただし、投機筋の円買い（ドル売り）ポジションは過去最高レベルに高まっており、下落が進みにくいのもポイントか。また、逆に145円レベルを明確に抜けてくるとショートカバー（買い戻し）が入って反発が加速しやすくなる点にも注意でしょう。

米国と中国が合意成立するとやや上昇しそうな点には注意しながら、基本的には144.20円レベルを背に戻り売りでしょうか。現状だと143円台半ばぐらいからのショートはアリですね。一方、今年のGWも材料は豊富ですから、注意しましょう。

GW中の“イベント密集”タイムライン

・4/30🇺🇸PCEデフレーター：弱ければさらなるドル売りも
・4/30–5/1日銀金融政策決定会合（金利0.5%据え置きの公算大）
→成長率見通し下方修正か。タカ派ニュアンス→円高/慎重姿勢→円安
・5/2🇺🇸米ISM＆米雇用統計：極端に弱いとショック相場になる可能性も
・5/3–5/6🇯🇵東京市場休場（4連休）：値が飛びやすいので要注意
・5/7🇯🇵東京市場休み明け
・5/7🇺🇸FOMC（日本時間8日未明発表）：早期利下げ示唆ならドル下押しも
・随時：トランプ政権の関税緩和、ドル安誘導などヘッドラインで瞬時に反応

3つのシナリオと想定レンジ・トリガー

A.円高シフト（確率：40%）137–140円
▸ 米中摩擦長期化でドル売り継続
▸ 日銀が見通し下方修正も利上げ積極姿勢を崩さず
▸ 米国の雇用指数が下振れ、景気悪化懸念など

B.レンジ継続（確率：35%）140–145円
▸ 日銀・FOMCともに「様子見」
▸ 米指標がまちまちで金利差テーマが薄まる
▸ トランプ関税でも決定打はなく値動き限定

C. 円安再燃（確率：25%）143–147円
▸ 日銀が完全にハト派（利下げ姿勢を撤回）
▸ 日本政府がドル安より「景気重視」を強調
▸ 米国と中国が完全問題で“電撃”合意など

基本的には2019年同様、米中貿易摩擦意識でジリジリ円高に加え、今年は米国売りがテーマとなりつつあるのでドル安でドル円の下落を想定していますが、米中合意が一気に進む可能性（ドル円反発）もあるだけに注意はしておきましょう。

トータルで見るとドル安からの円高優勢になりやすいですが、140円割れではドルを買う動きもそれなりにあるため、137–145円の広めレンジを想定して、イベント（材料が出た瞬間）ごとに短期で抜いていく戦略が良さそうです。

初心者向け・実践チェックリスト

✅GWトレードのポイント

・急変に備えて指値／逆指値を置いておく
→ 指値注文で“もし来たら買う／売る”を事前セットがポイント
・連休中は東京不在で1〜2円の窓開けもあり得る。成り行き放置は厳禁！
・まずは植田日銀総裁会見（5/1午後）を見届ける
→ 発言要旨が円相場を一気に1円動かすことは珍しくない
・ボラ急拡大に備え、証拠金維持率を高めにキープ！
・スマホ通知で初動確認
→ 利益確定 or 損切りラインを自動化。

プライス＆経済指標（カレンダー）の通知アラートを設定しよう！

24時間チャートを見ているのは大変なので、とある指定のレートになったら知らせてくれるアラート機能がFX会社にはあります。経済指標の通知も事前に設定できるので、やっておきましょう⬇️

（⬆️[PR]GMOクリック証券のアプリ「FXneo」）

①アプリをタップして「アラート/通知」を選択

②プライス設定（指定レートになると通知が来る）

③経済カレンダー（発表5分前など発表前に通知）

これを設定しておくと、深夜・早朝でも急変動（指定レート）があれば通知を受け取り、スマホで即チェック→トレードができます。

また、雇用統計やFOMCなど重要イベントある際には、発表前に通知が来るので相場の急変やトレードチャンスに備えることができます。

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私が使っているおすすめFX会社を紹介しておきます。私がブログで扱っているFX会社は全て金融庁に登録されているので安心です。逆に金融庁に登録されていない会社は違法なので、絶対に使わないようにしましょう！

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※1 午前9:00～翌午前3:00 原則固定/例外あり（相場急変時は変動することがあります）
※2 LIGHTペア：AM8:00～翌日AM5:00 原則固定/例外あり（相場急変時は変動することがあります）

🔰初心者メモ：スプレッドとは？→売値と買値の差。狭いほど取引コストが安く済む。

まとめ―GWに“準備”してチャンスを掴もう！

・過去10年で見るとGWのドル円は平均±1.5〜3円動きと、平常時よりボラティリティが高くなる傾向
・方向性は日銀とFRBの政策ギャップがカギ！特に金融政策変更が絡む年は要注目👀
・連休中は薄商いゆえ窓開け、行き過ぎ→戻しがセットで起きやすい
・指値＋逆指値＋経済指標アラートの3点セットでリスク管理を徹底
・24時間サポートと狭スプレッドを兼ね備えたGMOクリック証券/みんなのFX/LIGHT FXの口座を先に用意
・準備が整えば、連休を「のんびり過ごしながらチャンスも狙える最高の期間」に変えられる！