NISAの買い付けランキングを見ていると、日本人が投資で失敗する理由がよく分かりますね。キーワードは『一発逆転』で、早く得をしたい、何倍にもしたいという行動原理。

では、一体どうすれば良いのか?投資においては、とにかく長期で右肩上がりの銘柄、しっかりとした決算を出して稼げている企業に投資することが基本です。
そして、今はとにかくAIがテーマですから、このAI市場の成長を捉えるための銘柄を、『安定的な成長を目指すコア枠』と『大きな成長(上昇)が期待される高成長(サテライト)枠』の2つに分けてご紹介します。
ちなみに、直近のオプション市場を分析し、押し目ポイントについても解説しましたので、ぜひ参考にしていただければ。
・該当銘柄:アステララブズ(ALAB)、コアウィーブ(CRWV)、ネビウス(NBIS)
・特徴:革新的な技術やビジネスモデルで急成長していますが、投資にはリスクも伴います。
✅配分の目安(初心者向け):コア枠 70〜80%、サテライト枠 20〜30%
投資の基本は『少額・分散・積立(時間分散)』です。
【コア枠】安定成長の鉄板銘柄
◆ブロードコム(Broadcom/AVGO)
・事業内容:AIデータセンター向け半導体(カスタムチップ、ネットワーク機器)と、買収したVMwareによるソフトウェア事業を展開。半導体とソフトウェアの二刀流が強みです。
・注目ポイント:AIインフラの需要拡大が業績を牽引。VMwareの統合により、ソフトウェア収益の安定的な拡大も期待されます。直近の四半期決算でもAI需要の加速を背景に過去最高の売上を記録しています。
・主なリスク:全てのAI銘柄に言えることですが、生成AI関連期待で株価は先行しやすく、需給の変化やガイダンス僅差ミスでも調整が大きくなりがち。
・押し目ポイント:
350–355:安値圏を含む直近レンジ下端。
335–340:心理的節目、上昇波の半値付近(戦術的・裁量ゾーン)。
320:より深い押し。割れた場合は中期の悪化を警戒。
これから買い向かう場合は、320ドルで最大5割(10買う予定なら半分の5)程度のポジションにしておきましょう
エヌビディア(NVIDIA/NVDA)
・事業内容:生成AIの学習、推論に不可欠なGPU(画像処理半導体)で市場をリードする、AI時代の中心的な企業です。
・注目ポイント:ソフトウェアプラットフォーム『CUDA』が強力なエコシステムを形成し、顧客の『ロックイン(乗り換えにくさ)』に繋がっています。次世代アーキテクチャ『Blackwell』の投入により、AIインフラへの投資が継続的に続くと見込まれます。
・主なリスク:サプライチェーンのボトルネック、米中対立など地政学的な規制強化、主要顧客による半導体の内製化(自社開発)の動き。
・押し目ポイント:
172–173:短期の安値帯。トレーダーの押し目ポイント。
165–166:直近の厚めゾーンになりやすい節目(裁量)。
150–152:心理的な大台&マックスペイン帯に接近。
アルファベット(Alphabet/GOOG)
・事業内容:『検索』『YouTube』『クラウド』という巨大プラットフォームを持つITの巨人。自社開発AI『Gemini』を活用し、全事業領域でAIシフトを加速させています。
・注目ポイント:圧倒的なデータ量と資本力を背景に、AIを既存の広告、クラウド事業の競争力強化に繋げられる点が強みです。
・主なリスク:収益の柱である検索広告がAIに脅かされる可能性大。検索広告の売り上げが急減すれば、一旦は急落しやすいため、そのタイミングで投資できるようにしてしておきたい。
・押し目ポイント:
240–243:直近の安値帯。戻り易い『攻防線』。
230–235:来週のマックスペインに近い支持候補。
200–205:今週のマックスペイン直上の最終防衛線。
【高成長(サテライト)枠】リターンが期待
アステララブズ(Astera Labs/ALAB)
・事業内容:AIサーバー内でGPUなどのプロセッサ間のデータ伝送を高速化する『接続技術(CXLなど)』に特化した半導体企業。2024年3月にNASDAQへ上場。
・注目ポイント:AIの性能向上にはGPUの計算能力だけでなく、データを効率的に『つなぐ技術』が不可欠であり、その需要拡大の恩恵を直接受けています。直近の四半期売上は前年同期比で大幅な成長を記録しました。
・主なリスク:新興企業のため株価の変動が大きく、特定顧客への依存度もリスク要因となっています。
・オプション分析:P/Cレシオはやや強気。200ドル前後に需給の『磁力』。
サテライト銘柄は10〜20%程度の上下は当たり前にありますし、ちょっとしたことで半値ベースまで落ち込むこともあり得ます。ボラが高いので、軽く拾いつつ深めの押し目で買えるようにしておきましょう。
コアウィーブ(CoreWeave/CRWV)
・事業内容:NVIDIA製GPUの利用に特化したAIクラウドサービスを提供。ネオクラウド銘柄で最も勝ち筋に近い銘柄。
・注目ポイント:エヌビディアと長期の大型契約を締結しており、AI開発の需要を強力に捉えています。この契約には、需要が落ち込んだ場合でもエヌビディアが一定の稼働を保証する条項が含まれると報じられ、事業の安定性が注目されています。
・主なリスク:多額の設備投資に伴う財務負担や、クラウド市場での競争激化が懸念されます。
・オプション分析:P/Cレシオはかなり強気、ニュースが追い風。初押しは浅めで、その次は107ドル付近。
ネビウス(Nebius/NBIS)
・事業内容:欧州を拠点とし、各国のデータ主権(ソブリンAI)に対応したAIクラウドサービスを提供。
・注目ポイント:最新のNVIDIA製GPU(GB200/H200など)への対応をうたっており、欧州域内でのデータ管理を重視する企業や政府機関の需要を取り込む可能性があります。
・主なリスク:AIデータセンターの建設、運用はこれから。実行リスクが当面の課題となり、計画遅延などがあれば株価が大きく調整する場面もあるでしょう。
・オプション分析:強気のP/Cレシオ、マックスペインは70–85ドルに集中。現在の価格との距離を考えると85-86ドルが押し目の第一候補。
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初心者向け・投資実践ガイド
◆ポートフォリオの配分決定
→例:安定性を重視し『コア枠』に80%(AVGO, NVDA, GOOGを均等に)、成長性を狙い『サテライト枠』に20%(ALAB中心)など、自身のリスク許容度に合わせて配分を決めます。
◆購入タイミングの分散
→一度に全額を投資するのではなく、毎月や毎週など定期的に定額で購入する『積立投資(ドルコスト平均法)』なども活用し、株価変動のリスクを平準化させましょう。
◆役割の分散を意識
→同じAI関連でも、GPU(NVDA)、ネットワーク(AVGO)、プラットフォーム(GOOG)、接続技術(ALAB)、クラウド(CRWV/NBIS)といった役割の異なる企業に分散することで、多少はリスクを低減できます。
◆重要なニュースを見極める
→日々の株価の動きに一喜一憂せず、企業のファンダメンタルズ(基礎的条件)を示す四半期ごとの決算発表や、事業の成長性を示す大型契約のニュースに注目しましょう。
特にサテライト枠の銘柄については、あらかじめ半値ぐらいまで暴落することを想定し、買いすぎないことが重要です。
また、NISA(少額投資非課税制度)などの税制優遇口座は、長期的な成長が期待されるコア枠の銘柄に活用するのが一般的です。
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