キャッシュレス決済や格安SIMで日々節約に精を出すどん太、最近は株デビュー。これで満足することなく、さらにお金を増やすべくフィンテックを活用した資産運用を企み始めた…
どーせ、数多あるファンドの中でたまたまトップクラスのを強調してるだけだろ。少なくとも国内の投信に関しては去年9割がマイナスだからな!!情弱乙!!!
まぁそもそも投信なんて大半が手数料を稼ぐことと、そのために自社商品の購入を勧めることしか興味のない連中だぞ!ゴミ集めてまとめて売ることができてラッキーぐらいにしか思ってないわ!!
アメリカのシカゴ警察はAIの犯罪予測プログラムで凶悪事件を減少させていますし、医療の分野でも成果を挙げていますよ!
ロボアドバイザーとは?人間の代わりにアルゴリズムが投資先を提案!
人間(証券会社の人間)の代わりに、金融アルゴリズムがその人に合った最適なポートフォリオ(資産配分)と投資先を提案、運用してくれるサービス。通称ロボアド。助言だけを行う“投資助言型”と助言から運用まで全て行う“投資一任型”があります。
投資助言型は投資先の提示はしてくれますが、注文や積立は自分で行います。一方、一任型は簡単な質問に答えるだけで、商品選択から注文、積立、ポートフォリオの見直しからリバランス(再配分)で行ってくれます。さらに、税金のことを考慮してリバランスしてくれるロボアドも!
かつてはヘッジファンドや富裕層向けの高価なサービスでしたが、テクノロジーの進化とネット証券の台頭により個人投資家向けに普及してきています。すでにアメリカでは2016の時点で30兆円規模の資産が運用されており、2020年末には220兆円に達すると予測されています。
ロボアドの運用先、具体的なメリット・デメリットは?
投資先については、運営する会社のロボアドによって異なります。海外のETF(上場投資信託)を中心に投資するロボアドもあれば、国内のETFのみというところもあります。
プログラムが自動でやってくれるので、手数料や信託報酬が通常の投資信託と比べて安く設定されている。分配金という、株でいう配当金もポジションに応じてもらえます。手数料(信託報酬含む)は概ね1%前後です。
また、ロボアドの最大のメリットは、投資初心者の方でも簡単に安定したポートフォリオを組み、それを長期運用できることです。
実際に投資をやってみれば分かりますが、初心者の方は特に相場の値動きに一喜一憂してしまいます。平常心が乱れ、非合理的な行動によって損失を拡大させてしまうことも多々あります。
しかし、コンピューターのプログラムなら淡々と決められた行動を取るため、中長期で見ると人間以上のリターンを上げることが期待できます。
・感情に左右されることなく長期運用できる
・小額から始めることができる
・積立感覚で投資できる
・相場の勉強があまり必要ない
・一任型だとプログラムが自動で売買するため売買の理由が詳しく分からない
・海外ETFに投資する場合は為替リスクも存在する
また、基本的には低リスク・低リターンで長期運用を前提としています。短期的に大儲けしようという目的の人には向いていませんが、少しずつ積み立てて資産を築いていこうという人にお勧めです。
なぜ長期運用が大事なのか?NYダウは右肩上がりという現実!
短期の値動きを当てるのはプロでも簡単ではありません。しかし、5年や10年という単位で見ていくと、株式相場、世界的な経済成長というものは基本的に右肩上がりです。
NYダウ(月足)チャート:TradingView
ご覧のようにNYダウはここ50年間右肩上がりです。当然、上がり下がりはありますが長期の積立ならポジションが分散され、安定した成果を上げやすいと言えるでしょう。
ロボアドってなんとなく怪しい?詐欺とか心配なんだけど…
ロボアドを提供する会社は20社近くありますが、ほとんどが大手証券会社の提供なため詐欺の可能性は低いと言えるでしょう。基本的に金融商品取引法にしたがって資産は分別管理されていますので、万が一に破綻した場合でも資産は保護されているので安心です。
さらにさらに、金融商品取引法に違反して分別管理していなかった場合でも、日本投資者保護基金により1,000万円までが補償されますから、気になる方は大切なお金を預ける前に加入しているかどうかを確認すると良いでしょう!→日本投資者保護資金・加入者一覧
なお、検索するとアメリカのロボアドバイザーが昨年12月に法令違反で摘発されたニュースを目にするかもしれませんが、これはウォッシュセールと呼ばれる税金対策を行ったためです。日本では規制されていますから、心配する必要はないでしょう。
また、以下に国内の代表的な会社をまとめてみましたので、参考にしていただければと思います↓
・日本ロボアドバイザー市場で預かり資産、運用者数1位
※一般社団法人日本投資顧問業協会「契約資産状況・最新版(平成30年3月末現在)」よりモーニングスター社調べ(平成30年8月時点)
・ノーベル賞受賞者の理論に基づく高度な金融アルゴリズムでの運用
・自動で税金を最適な形で翌年に繰り延べてくれるオリジナル機能搭載
・米国ETFを中心とした安定感のあるポートフォリオ
・初回入金額10万円(すぐに引き出すことで、いくらからでも始められる)
■THEO(テオ)
・日本で最初にロボアドバイザーサービスを開始
・米国ETFを中心に多種多様の銘柄を保有する
・下方リスク抑制機能という守備的な機能がついている
・初回入金額1万円
■楽ラップ
・楽天証券の運営するロボアド。楽天ポイントがもらえる
・楽天証券の特定口座で運用すれば確定申告の必要がない
・下落ショック軽減機能搭載
・国内投資信託が中心
・初回入金額10万延
■クロエ
・手数料が安い
・東証上場ETFが中心
・初回入金額1万円
■マネックスアドバイザー
・マネックス証券の運営するロボアド
・国内上場ETFが中心
・手数料が安い
・初回入金額5万円
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