ダウ平均株価は前週末比−2,997ドルの下落を記録、過去最大の下げ幅を更新したほか、約90年前のウォール街大暴落を上回り、史上2番目の下げ率を記録しています。まさに我々は新たな歴史を目にしていることになります。
この大暴落の要因はコロナウイルスの感染拡大であり、さらにこれによって不況が訪れることが懸念されています。゚(っ゚´ω` ゚c)゚。ピエーン!
そんな中で、これから何をすれば良いのですか、といった質問を複数いただきましたので、それについて簡単に解説しておきます。
やるべきこと:①貯蓄 ②つみたてNISA ③余裕があれば米株投資
やるべきことは簡単です。まず、優先順位の1番目は“貯金”です。生活を見直して支出を減らし、お金を貯めてください。リーマンショック以上の不況になる可能性は低いと思いますが、これから不況になる可能性は高いと考えています。
最悪、会社が倒産して失業、再就職もままならない可能性だってあります。明日からいきなりそうなるわけではありませんが、今後数年、雇用環境が厳しくなることに備え、生活水準をできるだけ落として節約し、貯金に励みましょう。
節約の基本は、とにかく固定費を減らすことです。サブスク全盛の時代ですから、使ってないサービス、見ていない音楽や動画などを定期購入していませんか?また、携帯のキャリアを格安SIMに変えるといったことも非常に有効です。
こういう時だから使おうとか、飲食店がどうたらとか、経済を回して行こうとか、そんなこと知ったことではありません。困った時には誰も助けてくれません。そんなにお金を使わせたいなら、まず使うべきは日本の金融資産の7〜8割を牛耳る老が…高齢者からです。
そして、2番目は“つみたてNISA”です。これは1〜2年は働かなくても何とかなるぐらいのお金が貯まってからでも遅くはありませんが、積み立てによる複利の効果を得るにはスタートが早ければ早いほどいいので、貯金と同時に少しずつ購入しても良いでしょう。
投資が1だとすれば、貯金は3〜5以上のバランス。3,000円でも5,000円からでも構いません。毎月無理のない金額でやっていきましょう。
また、すでに十分な貯金があるという場合は、ここ1〜3年は少し頑張っても年間投資枠40万円分を使い切るぐらい買って良いと思います。ベアマーケット(弱気相場)入りから平均で1年、長くて2年は相場が停滞します。今回は既に相当大きく下げていますから、歴史的に見れば絶好の買い場となります。
何故つみたてNISAなのか、どんな銘柄を買えば良いかは、以下の記事で詳しく解説しています。
最後に3番目は“ゆっくり米国株株式投資”ですね。繰り返している通り、貯金もあり、つみたてNISAの枠も使い切り、それでも投資する余裕があればという前提条件をクリアした上で、取り組んでいただければと思います。
というわけで、1.貯蓄、2.つみたてNISA、3.米国株式投資、の優先順位で取り組んでいただければと思います。自己投資()とかしてる場合じゃないです。まずはこれから訪れる不況への備えを着々としていきましょう!
今の相場だと半年〜1年で遅れてもどうとでもなります。リーマンショックの時も遅れて投資を始めた人が勝ち組になりました。特に日本株は長い長いトンネルに入るでしょうからね。
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