先週10月29日のFOMCで、パウエルFRB議長が12月利下げを確約しなかったことから、やや相場が調整モードに入ったことで、AIバブル懸念が再び強まっています。
現在の構造的な懸念としては、以下のnoteで解説させていただいた通りですが、今回はウェドブッシュ証券の著名アナリスト、ダン・アイヴス氏の最新インタビューを元に今後の展望を解説していきます。
■参考note→メガテックとネオクラウド失速の真因!AIの必然的コモディティ化構造とSaaS粗利低下懸念とは?
アイヴス氏はウォール街でもテック企業のご意見版として知られており、AIに対して楽観的な見通しを貫いています。実際、昨年末のインタビューでも、強気な発言が目立ちました。
AI相場には常に懐疑的、バブル論が尽きないですが、今年11月6日のインタビューでもアイヴス氏は強気の姿勢を崩しておらず、『長期強気相場の初期段階』という立場を明確にし、AIを『第4次産業革命』と位置づけています👇
👁️🗨️11/6 ダン・アイヴス(テック専門アナリスト)
・テクノロジーの黄金時代が来ている
・AIは今、全ての産業革命を起こそうとしている
・ビッグテックがリードし、成長は加速していく
・テスラはEVを超えて, AIロボティクス企業になり、株価は500ドルを超えるpic.twitter.com/jFo1zhLX8h— ゆきママ (@yukimamax) November 7, 2025
この記事では、アイヴス氏の主張の要点を整理し、個人投資家がどのようにAIへ賢くエクスポージャー(投資機会)を取るべきかをまとめておきます。
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強気相場の根拠は『実需』
アイヴス氏は、現在のハイテク上昇が『空気で膨らむバブルではない』と断言しています。背景にあるのは、ハイパースケーラーと呼ばれる大手クラウド企業の設備投資(CapEx)スーパーサイクルです。
来年はビッグテック4社だけで、AIインフラへ5,500億〜6,000億ドル(84〜91兆円)規模を投じると見ています。
このことから、株価の期待先行ではなく、データセンター、半導体、ネットワーク、そしてソフトウェアに至る巨額投資が、収益成長という現金フローで裏付けられている—これが『バブルではない』最大の理由としています。
またマクロの追い風も指摘していました。年末の利下げを高確率で想定し、市場の待機資金(約7兆ドル)が株式へ回帰する可能性を強調。
指数見通しとして年末にナスダックは25,000、さらに来年は30,000へ向かうシナリオを提示しています。金利と流動性がテックに再び厚く乗る環境が整いつつある、としています。
どこに投資する?『層構造で考える』
アイヴス氏は、投資対象を『層』で捉えることで、単なる人気銘柄の追随から一歩を踏み出すべきだとしています。
第1層はAI界の『ゴッドファーザー』
エヌビディア(NVDA)、マイクロソフト(MSFT)、パランティア(PLTR)を挙げています。
これらは、学習・推論の計算資源、クラウド・開発プラットフォーム、そして企業実装を牽引する中核です。この層は相対的に割高でも、産業収益の中枢に位置し続けると見ています。
第2層以降はアルファの源泉
🔸AIインフラ(ネオクラウド)
コアウィーブ(CRWV)やネビウス(NBIS)など、新興の高性能AIサーバー提供。大手クラウドと補完的に、特定ワークロードで存在感を高めていくことが予想されています。
🔸電力インフラ
最大のボトルネックは『電力』。長期解として原子力に注目し、オクロ(OKLO)やGEベルノバ(GEV)といった銘柄を候補としています。
🔸エンタープライズ・ソフトウェア
ユースケースの爆発。モンゴDB(MDB)、スノーフレーク(SNOW)など、データ活用を事業成果へ変換する層。
🔸サイバーセキュリティ
AI普及が攻撃面も拡張、データ保護も必須となるため防衛需要は構造的に増加。クラウドストライク(CRWD)、パロアルトネットワークス(PANW)、ゼットスケーラー(ZS)などが受益企業。
投資家にとってのポイントは、『中核で勝ち続ける巨人』を中心に『その周辺で高成長の余白を持つ派生領域』をバランスよく買っていくことです。前者は土台の安定、後者はポートフォリオの伸びしろを担います。
個別企業の評価と期待のバランス
🔸テスラ(TSLA)
はEV企業にとどまらず、エヌビディアと並ぶ『フィジカルAI』(自動運転やロボティクスなど、現実世界で動作するAI)の筆頭と位置づけ、自動運転(FSD)だけで1兆ドルの価値があり得る。長期で時価総額2〜3兆ドル(株価600〜1,000ドル)が視野に。
🔸パランティア(PLTR)
「次のオラクル、次のマイクロソフトを構築している」とのことで、足元のバリュエーションは非常に高いですが、3〜5年スパンでの収益化拡大を重視しています。
「AI革命をPalantir抜きに語れない」とまで。将来的に1兆ドル企業(株価440ドル)となる可能性を期待しています。
🔸アップル(AAPL)
AIでは出遅れ気味という辛口評価。ただし24億台のiOSインストールベースという『配布網』が圧倒的な強みであると評価。
アルファベット(GOOGL)開発AIのGeminiとの連携が鍵となり、AIだけで株価に75〜100ドルの上乗せ余地があるとし、今は『買い時(Pound-the-table)』としています。
🔸エヌビディア(NVDA)とAMD
エヌビディアは依然として中核(コア)です。時価総額6兆ドル(株価250ドル)への道筋が見えるとしています。
また、AMDのリサ・スー氏を『経営のゴールドスタンダード』と称し、AIはエヌビディア一強ではなく、AMDも『大きなシェア』を獲得すると見ています。
最大のリスクは『電力』
アイヴス氏が最も警戒するのは、実はバリュエーションでも需要鈍化でもなく、米国内の電力不足です。大規模AIの学習・推論は、安定・低コスト・クリーンな電源を必要とします。
この分野で米国が中国に数年遅れているとし、長期解として原子力を繰り返し強調していました。投資家の視点では、『半導体+電力』という二面体でエコシステムを捉えることが、次のボトルネックを先回りする鍵としています。
💡注目テーマ(番外編):『人間であることの証明』
AIとボットが浸透する未来では、人間とAIを識別する認証レイヤーが不可欠になるとしています。
ワールドコイン(Orbs)の虹彩スキャン技術を、その事実上の標準候補としています。コインベースやクラーケンとの提携、エンタープライズ向け展開にも触れています。
なお、アイヴス氏自身が関与するプロジェクトであるため利害関係も存在しますが、論点自体(『人間である証明』が次世代インターネットで重要になる)は検討する価値があるでしょう。
具体的にどう投資する?『ポイント』
基本的に、絶対的な勝者であるコア銘柄と、10倍、あるいは100倍を狙うようなサテライト枠を区別して投資することが重要です。
以下の記事でも解説した通り、資金の少ない人、不安な人はインデックスで9割を固め、1割程度をサテライト銘柄にしておくと良いでしょう。
■参考記事→【2025年版】必読!新NISA×インデックス投資で資産を最大化する完全ガイド【攻めはFANG+】
コア+サテライトの構成
🔹コア(長期保有):第1層(エヌビディアやマイクロソフトなど)でAI収益の中核集団に乗ります。
🔹サテライト(成長追求):第2層(ネオクラウド、電力、データソフト、セキュリティ)でアルファ、大きなリターンを狙います。
分散と段階的なエントリー(ドルコスト平均)で価格変動に備えましょう。 利益確定は『テーマの毀損』よりも『過熱』をトリガーに。短期で急激(+50〜100%)に上がった場合は、一定程度利益確定するのは良いでしょう。
電力ボトルネックのヘッジ
半導体やクラウド偏重では電源制約リスクが集中します。発電・送配電・蓄電・効率化(冷却・電力管理)など、電力側の『ピック&ショベル』(※成長産業に必要な道具やインフラを提供する企業)を加えると、テーマの持続性に対する耐性が上がります。
ソフトウェアは『実装速度』を確認
単なるPoC(概念実証)の羅列ではなく、現場オペレーションに食い込むユースケース(需要予測、サプライ最適化、セキュリティ自動化等)をどれだけ量産できているか。
受注残、ARR(年間経常収益)成長率、営業CFの改善など実行指標で確認することが重要とのことです。
楽観と現実のバランスも意識
アイヴス氏のトーンは一貫して強気です。指数目標や企業時価総額のシナリオについては、確度より『方向性』を示す羅針盤として捉えるべきでしょう。
重要なのは、AIは単発のテーマではなく、会計上の実需(CapEx→売上→CF)で循環する産業構造になりつつある、という本質です。ここが過去のITブームと最も異なる点です。
■参考note→【日経報道】ITバブル再来?―AI半導体に渦巻く『循環投資』の構図を解説!決定的な違いと展望
同時に、電力という物理制約、サプライチェーンのひずみ、規制・倫理といった『減速要因』にも目を凝らす必要はあるでしょう。
具体的な買い方のポイント(一般論)
🔹テーマ配分の設定
総資産に対し、暴落の備えとしてのキャッシュ30%、コア(インデックス含む)50〜60%+サテライト10〜20%といった、ポートフォリオの目安を先に決めておきましょう。
🔹分散の軸を増やす
半導体/クラウド/ソフト/セキュリティ/電力の五角形分散で、単一ボトルネックの影響を緩和するのも良いでしょう。
🔹段階的エントリー
四半期ごとの業績・受注・CapEx指針をトリガーに分割して買っていきましょう。イベントドリブンで過度に一括投下はNGです。
🔹実装の証拠を追う
顧客数、ARR、粗利率、営業CF、SaaS指標(NRR:売上継続率など)を継続ウォッチします。株価だけでなく、事業の血流を確認しましょう。
🚨リスク管理
想定と異なるシグナル(設備投資急減、電力停止、規制ショック)をあらかじめ意識しておきましょう。出口条件(2倍になったら一部利食いして待機資金にするなど)を先に決め、雰囲気での売買を避けます。
結論:今は『始まり】に賭ける時
ダン・アイヴス氏のメッセージを一言でまとめれば、『AIはまだ序章、実需が牽引する長期相場が続く』ということです。
指数見通しや個別強気は議論の余地があるものの、データセンター→半導体→電力→ソフトウェア→セキュリティへと波及する投資連鎖が、企業のキャッシュフローに結びついている限り、テーマの寿命は短くありません。
個人投資家にできる最善策は、まずはインデックスやコア銘柄の『巨人の肩』に乗りつつ、周辺の余白で『アルファ(サテライト)を追う』ことです。
そして『電力』という現実の制約を忘れず、インフラと実装の両輪でポートフォリオを設計すると、なお安定しやすいでしょう。
AIは一発花火ではありません。産業の骨格を組み替える長期プロジェクトに、計画的かつ粘り強く参加する—それがアイヴス氏が『AIに投資すべき』としている最大の理由です。
まずは行動:口座開設→入金→積立の3ステップ
・Step1:証券口座の開設(最短当日)
・Step2:入金&投資信託の積立設定(オルカン/S&P500/FANG+ など)
・Step3:キャンペーンやポイント還元の申込を忘れずに(キャッシュバックや最大1%還元/対象・条件あり)
まずは投資を開始すること最大のアルファ!相場の温度感に左右されず、少しずつコツコツと投資をしていきましょう。
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