国「非中央集権?分散型?取引所さえ押さえたら、なんとでもなるんや!」
Paxfulの元CEO(共同創業者でもあった)のRay Youssef氏が複数筋からの情報として、「バイナンスがイスラエル国防軍の要請に従い、すべてのバレスチナ人から全資金を差し押さえた」とポストしています。
Binance has seized all funds from all Palestinians as per the request of the IDF. They refuse to return the funds. All appeals denied.
Your funds are SAFU at @noonesapp tho.
In accordance with the authority delegated to me by the Minister of Defense, according to Section 61(a)… pic.twitter.com/RYlsFmlh2i
— Ray Youssef (@ray_noOnes) August 26, 2024
ソース画像にはBinanceの文字はないようですが、昨年10月にも同様の報道はありましたから、その続きなのでしょう。
CZは司法取引で有罪を認め、巨額の和解金(43億ドル≒6,200億円)を支払うことで、刑務所でのけつなあな確定(坂本)を回避しましたが、逮捕→懲役という国のDV(暴力)を見せつけられたからには、取引所は政府の要請に積極的に従わなければならないわけで。イスラエルの政治パワーさいきょ!
ビットコインは調整模様が継続?ポイントは米9月利下げ!
新たな資産凍結を嫌気したのか、ビットコインは急落と。まぁ後ろ暗いところがある人は、さっさと手仕舞いするか、資金を移動するでしょうからね。そういう動きがあった可能性はあります。まとまった売りが出ると急落するのは暗号資産の常ですから。
そもそもとして、今年1月にビットコインの現物を運用対象とするETF(上場投資信託)が米国(SEC)に承認されて人気を集め、3月に史上最高値を更新して以降、冴えない値動きが続いています。
理由としては、ETF上場が終わり、新規参入する人が一巡してしまったことがあります。ここで6-7万ドルの高値で買った人は、ずっと含み損なわけでファイティングスピリットを燃やして買い向かおうという状況にはありません。しかも、新たなブームがこない限り、大規模な新規参入はないわけで。
また、暗号資産が利用された背景には、マネロン、犯罪資金の洗浄という側面もあったわけですが、各国(特に米国)が取引所の締め付けを厳しくすることで防ごうとなっていますからね。
さらに、米国がキチキチに金融引き締めで米ドルが足りない状況ですからね。余った米ドルの受け皿的な側面だったわけですが、それもないですからね。
とりあえず9月の米利下げで状況が大きく変わるかどうかですね。変わらなければ、上記の理由から、まだしばらくは買えないという判断で良いかと。買い煽りは結構ありますが、しばらくドル安からの円高もありますし、慌てて買う必要はないように思います。
→ビットコイン急落でチャンス到来?米6月雇用統計の関係やドル円・ポンド円・ユーロ円の展望解説→7月5日
以前の記事で、5万ドル(720万円)ぐらいまでの調整はありそうと書きましたが、まさにドンピシャ!今後もあるでしょう。4万ドル(580万円)は少し遠いですが。
イスラエルは、パレスチナの武装組織ハマスがソーシャルメディア上で寄付を募るために使用していた暗号通貨口座を凍結したと警察が火曜日に発表した。
警察の発表によると、「容疑者らは、戦争の勃発に伴い、ハマスのテロ組織がソーシャルネットワーク上で資金調達キャンペーンを開始し、一般市民に暗号通貨を自分たちの口座に入金するよう促した」という。
「警察サイバー犯罪対策部と国防省は、Binance暗号通貨取引所の協力を得て、これらの口座を特定し凍結する措置を直ちに講じ、資金を国庫に流用した。」
声明では、凍結された口座の数や押収された暗号通貨の価値など、さらなる詳細については明らかにされなかった。
「ここ数日、我々のチームはテロ資金調達対策の継続的な取り組みを支援するために、24時間体制でリアルタイムで作業を行っています」とバイナンスの広報担当者は述べ、同取引所は世界中の法執行機関や規制当局と「積極的に提携」していると付け加えた。