常に最悪のケースを想定しておく
トランプ大統領のコロナ感染で一時広がっていた世論調査の差が再び縮まってきています。
増税されるけど巨額の財政支出が出る!というバイデン圧勝シナリオが消えつつあるということです。
相変わらずトランプは嫌われていますが、バイデンがしゃべればしゃべるほどボロを出しているのが原因でしょう。
また、トランプの圧勝を予想する人もいますが厳しいと言わざるを得ません。
すでに郵便投票を済ませた人が5000万人いて、熱烈なトランプ支持者じゃないと期日前に投票なんかしないだろうという意見はなるほどとは思います。
しかし、前回の大統領選の時に言われたいわゆる”隠れトランプ支持者”は米国世論調査協会の専門委員会によって否定されているので、アテにしない方がいいです。
前回はヒラリーとトランプの世論調査の結果は何度か逆転しており、最終的にも接戦だったのでトランプが勝っても全然不思議ではなかったわけです。
市場は不透明な状態を一番嫌います。どちらが勝っても接戦になるのであれば結果が出るまでは様子見となるのは当然です。
以前書きましたが、接戦だった場合はペロシ大統領代行の誕生というのが最悪のケース。来年まで政治的な空白が生まれるので株価的に間違いなくネガティブです。
↓ペロシ大統領代行の可能性について書いた記事↓
もう一つ株価的にネガティブ要素がGAFA解体論です。共和党も民主党も圧力をかけているという点は一致していますが、スタンスが異なります。
共和党はフェイスブックに対し言論統制するなと言っていますが、民主党は逆に言論統制しろと迫っています。
独占禁止法の観点から共和党はある程度の規制は必要としつつも、解体はやりすぎという立場です。一方の民主党は解体も辞さないという立場。
GAFAは伸びそうな新興企業をすぐに買収するので、市場原理が働きにくくしているのは事実ですが、世界的なプラットフォーマーとしてアメリカをけん引してきたのもまた事実です。
万が一解体されれば他国の台頭を許すので、最悪のケースはもちろんGAFAの解体です。民主党(特に左派)の力が増した場合は注意しましょう。
なので、株は戻り売りやポジション整理がベターかなと思っています!
為替はよく分かりませんが、先週大きく上昇したユーロドルの売りが面白そうです!
↑主要クロス円日足。水曜日のドル円が100pips近く動いたが底堅さも見せる。
↑ユーロドル・ポンドドル日足。ドル売りでどちらも上昇したが、ポンドは特に上値が重そう。
↑ECBの追加緩和期待観測が出たことがユーロ上昇の原因とされた?29日のECBで追加緩和がなかった場合の失望売りに注意。
逆にアメリカは住宅関連指標や失業保険申請数を見ると、意外に経済が回復してるんじゃないかという話です。
つまりズームを買うしかねぇ!先週大幅に下落してお買い得だ!
・ペロシ大統領代行誕生&GAFA解体が最悪のケース
・ユーロドル売りを試したい(どん太)
・株はポジション整理・吹いたら売りが良さそう(どん太)
DMMのキャンペーンも実はかなりいいので、持ってない人はやっておくことをおすすめします!
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米司法省がグーグルを提訴し、GAFA解体も囁かれ株価もぐだぐだ!それに対して強いユーロ!
最悪のケースを想定し、今週は守備的にトレードしていきましょう!