最近はフォロワーさんが加速度的に増えてきましたが、投資経験や毎月の投資可能額、すでにお持ちの資産額も様々だと思います。
そこで今回は、皆様の資金状況に応じた投資戦略の基本的な考え方を具体的に、改めて解説していきます。
基本的に投資は、知識量以上に『どれだけの資金をどれだけ長く市場に投じられるか』という資金量と時間が成果に大きく影響します。
したがって、まずはご自身の可能な範囲で資金力(投資余力)を高めていくことを目指しましょう。
もちろん、月500円や1,000円の少額からでも全く問題ありません。資金量と同じぐらい大切なのは『できる限り早くスタートして、市場に居続けること』ですので、この記事を参考に第一歩を踏み出してみてください。
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※本記事は特定の金融商品を推奨するものではなく、投資判断はご自身の責任において行ってください。
どんな人もまずは土台(NISA)から
まず投資の土台として『新NISA(少額投資非課税制度)』を最優先で活用しましょう。2024年から始まった新NISAは、非課税期間が無期限となり、非常に強力な制度です。
🔸つみたて投資枠(年間120万円):まずは、この枠を毎月の積立投資でしっかり埋めていくことを目指しましょう。これがあなたの資産形成の『コア(核)』となります。
🔸成長投資枠(年間240万円):投資信託の積立に加えて、個別株投資なども行いたい場合に使用する枠です。
投資信託の選び方:インデックス vs アクティブ
NISA枠で投資する商品として、基本的に『インデックス連動型の投資信託』が最適解だと考えます。
⭕️推奨:インデックスファンド
インデックスファンドとは、『日経平均株価』や米国の『S&P500』といった市場の指数(インデックス)に連動することを目指す投資信託です。
👍低コスト:運用にかかる手数料(信託報酬)が非常に安い(年率0.1%以下など)。
👍分散効果:1本買うだけで、その指数に含まれる数百〜数千の銘柄に自動的に分散投資できます。
👍市場の平均点を狙える:市場全体の成長の恩恵を受けることを目的とします。
インデックスファンドの大きなメリットとして、機関投資家が銘柄を常に精査し、パフォーマンスが悪くなれば良い銘柄と入れ替えるので、基本的に右肩上がりになるということがあります。
❌非推奨:アクティブファンド
アクティブファンドは、運用担当者(ファンドマネージャー)が独自の分析で銘柄を選定し、市場平均(インデックス)を上回るリターンを目指す商品です。
👎手数料が非常に高い:信託報酬が年率1〜2%を超えるものも多く、長期的にリターンを圧迫します。
👎インデックスに勝てない:SPIVAレポートなどによれば、10年以上の長期で見ると、およそ9割以上のアクティブファンドがインデックスファンドの成績を下回ります。
運用会社は多くの試作品(ファンド)を非公開で走らせ、たまたま当たったものだけを表に出して『高いリターン』を謳う傾向があります。
特に、運用初期に流動性の低い小型株などで一時的に高いリターンが出し、S&P500を上回る成績としていても、ごく初期の1,000%といった成績からそう見えるだけで、その後はオルカンのリターンすら下回るなど、悲惨なファンドが多いです。
■関連記事→【解説】誰でもプロに勝てる唯一の方法がインデックス投資です!
資金が少なめの方(月数千円〜2万円程度)
まずはNISAの『つみたて投資枠』で、長期的な資産の土台(コア)を築くことに集中しましょう。
💡ポートフォリオのモデル:コア(投資信託)9割 + サテライト(個別株)1割
コア(9割):投資信託の積立
このコア部分は、ベースポジションとして絶対に手放さない(長期保有する)ことが成功の鍵です。コツコツ積み立て続けていきましょう。具体的な候補は、以下となります。
【安定した運用結果を求める場合】
◆eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー):これ1本で全世界の株式に分散投資できます。
◆eMAXIS Slim 米国株式(S&P500):米国の優良企業500社にまとめて投資できます。
【少ない資金でも大きなリターンを得たい場合】
・iFreeNEXT FANG+インデックス:米国の主要ハイテク、AI関連のトップ企業(NVIDIA, Meta, Amazon, Microsoftなど10銘柄)に集中投資します。
特徴としては、構成銘柄が少ないため、変動幅(ボラティリティ)が極めて大きいです。大きく下落するリスクも高いですが、その分、大きなリターンも期待できます。
右肩上がりの安定した資産(オルカンやS&P500)と比べて、運用成績(将来的なリターン)はブレやすく平均リターン(中央値)も押し下げられます。
しかし、月3,000円程度でも十分億単位の資産形成を狙えることから、資金が少ない方は特に一定程度は組み込んでおきたい投資信託となります。
■参考記事→月3,000円×50年積立の中央値は100億円?FANG+の『現実リターン』を徹底検証!少額投資で億り人は本当か
サテライト(1割):個別銘柄
投資に慣れてきたら、資産の1割程度の『最悪ゼロになっても良い資金』で、個別銘柄投資に挑戦するのも良いでしょう。
いわゆる小型株などを広く薄く(例:10銘柄以上に分散)買い、将来の10倍株(テンバガー)、100倍株を狙います。このサテライト枠については、やはり1株単位で買える米国株が良いでしょう。
ただし、当然リスクは非常に高く、上場廃止などでゼロになる可能性も十分にあります。
一方で、10銘柄のうち1銘柄でも10倍になれば、残りの9銘柄がゼロになったとしても、トータルでは元本を回収できる計算になります(もちろん、そううまくいく保証はありません)。
【🚨リスク補完の考え方】
仮にFANG+(過去3年の平均年率リターンが+56%程度※)をコアに組み込んでいる場合、その高いリターンが、サテライトの個別株投資の失敗を補ってくれる可能性もあります。
資金に余裕がある方(月3〜5万円積立+余裕資金あり)
コアとなる投資信託の積立をしっかり行いつつ(『つみたて投資枠』の満額を目指す)、余裕資金で個別株投資の比率を高めていく戦略です。
💡ポートフォリオのモデル:コア(投信+大型株)7割 + サテライト(中小型株)3割
コア(積立)+メガテック(個別株)
FANG+、S&P500、オルカンなどで『つみたて投資枠』をしっかり埋めていきます。(個人的には、AIの成長性を鑑みFANG+を中心にする戦略で良いと考えます)
その上で、メガテック(日本なら寄与度上位の値嵩株)を中心に好みの銘柄をほぼ一点集中で買います。この投資信託と個別メガテックを7割ぐらいにしておけば十分でしょう。
サテライト(個別株)
残りの資金資金で『成長投資枠』を活用しながらサテライトの小型株に投資します。コアに対してサテライトの比率は最大3割ぐらいで考えましょう。
また、重要なのは常に全体の資産の3割程度を目安にキャッシュ(現金)を投資余力として残しておくことです。これは、市場が暴落した際の絶好の『買い増し』チャンスに使うための弾薬となります。
基本的に、暴落への備えはキャッシュ量の調整だけで十分です。『全降り(ノーポジション)』といった極端なことはせず、良質なコア資産はしっかり握り続けることも重要です。
コア銘柄はどんな時も保有し続け(完全に壊れない限り)、サテライト銘柄はご自身のルール(例:+100%で利益確定、致命的な悪材料が出たら損切りなど)に従って、柔軟に調整していきましょう。
個別銘柄の利益確定については、値頃感よりも大きく儲かったタイミングで資金を残す意味でやると良いでしょう。基本的に、できる限り長く保有することが重要ですので、短期トレードでなければ+10〜20%で満足して売ることのないようにしましょう。
注目している個別銘柄の例(10/29現在)
以下は、AI・半導体分野で注目している銘柄の一例です。状況によって変化しますが、とりあえずしばらくはこんな感じで見ていきます。
投資方針としては、コア銘柄はできる限り1〜2銘柄に絞り、サテライト銘柄は初期段階は広く薄くで大化けする兆候があれば追加していきましょう。
■関連記事→ゆきママの自己紹介と最新のポートフォリオ
🇺🇸【米国株】
◆コア(大型株/メガテック)
・エヌビディア(NVDA):AI向けGPUの絶対的リーダー
・アルファベット(GOOGL):AI(Gemini)、検索、クラウド
・ブロードコム(AVGO): 半導体、インフラソフトウェア
・マイクロソフト(MSFT):ソフトウェア、クラウド、OpenAI株保有へ
◆サテライト/チャレンジャー
・AMD:対NVIDIAのチャレンジャー(CPU/GPU) ※時価総額はなかなか巨大、ここではチャレンジャーと位置づけます。
・ネビウス(NBIS):AIクラウドインフラ(2025年IPO)
・コアウィーブ(CRWV):AI向けクラウド(2025年IPO)
・アステララブズ(ALAB):データセンター向け接続半導体
・イオンキュー(IONQ):量子コンピューティング
🇯🇵【日本株】
◆コア(大型値がさ株)
・ソフトバンクグループ(9984):AI革命への集中投資(Armなど)、OpenAIに出資
・アドバンテスト(6857):半導体テスト装置大手(⚠️競合の米テラダインの動向に注意)
◆ややサテライト(中型株)
・イビデン(4062): 高性能半導体向けパッケージ基板
・三井金属(5706): 半導体、電子部品向け先端材料(極薄銅箔など)
日本株に関しては、現段階では明確にOpenAIに出資をしているソフトバンクG一強かと思います。理由としては、やはり寄与度の高い値嵩株だけが機関投資家や海外勢に買われる傾向が強いためです。(日本株の保有比率は、外国人が過去最大)
まとめ:最初の1,000円を『いま』市場に
投資の成果を決めるのは知識よりも基本的に『資金 × 時間』です。だからこそ、新NISAという強力な土台を使って、できるだけ早く始めて、続けることが最適解です。
最初は少額でOK(500円/1,000円〜)。コアは低コストのインデックス(オルカン/S&P500/FANG+など)、余力があれば個別株に挑戦しましょう。レバレッジ型は長期には不向きなので避けましょう。
✅次の3ステップ
Step 1:NISA対応の証券口座を用意
Step 2:毎月の積立額を決める(まずは少額でOK)
Step 3:コア1本を選んで自動積立をON(個別株は徐々に十分)
今日の小さな一歩が、数年後の大差になります。この記事を読み終えた今が、最も早いスタートです。口座を開き、積立を1件だけ設定しておきましょう!
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では、どこの証券会社を選べばいいのでしょうか?
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