米国株・FX攻略!ゆきママのブログ

【最新】トランプ大統領の“関税砲”で米国株急落!EPSから考える株価への影響を簡単解説/2月1日

米国株が最高値更新から急反落
1月31日の米国株式市場は、最高値更新をうかがう展開でした。しかし、“トランプ砲”と呼ばれる大統領の突然の政策発表や発言により、一転して株価が急落(急反落)しています。

🚨関税に関する混乱が原因
・ロイター通信の報道
「カナダとメキシコへの25%関税を1か月延期する見通し」と報じる。
・ホワイトハウスが即座に否定
「2月1日からカナダ・メキシコの輸入品には25%、中国には10%の追加関税を課す。回避法はない」と明言。
このようにロイターの報道と公式発表に大きな食い違いが生じたことで、市場は混乱し、株価が急落する展開となりました。

まさに“トランプ劇場”といえる動きであり、短期トレードをする投資家にとってはトランプ大統領の言動を常に注視せざるを得ない状況です。

この記事では、トランプ大統領が関税を課した際に、為替や株価がどのような影響を受けるかについて簡単にまとめます。

“関税戦争”へ拡大か?カナダが報復措置を表明

ホワイトハウスの発表を受け、カナダのトルドー首相は「即座に報復関税を発動する」と表明しました。トランプは米国は欧州(EU)への関税も必ず実施するとしており、このまま各国が応酬を続ければ“関税戦争”に発展することになります。

⚠️関税戦争のデメリット
関税が長期化すると、企業業績への悪影響が避けられず、株価のマイナス要因になる。
トランプ大統領も株価を気にしているため、早期に減税策を打ち出すなど“景気への配慮”をする可能性はある。

もし今回の高関税が本気で、単なる交渉カード(ブラフ)ではなければ、市場のボラティリティ(変動幅)は今後ますます拡大するかもしれません。

【おさらい】第1次トランプ政権の関税で何が起きたか

2017〜2020年頃の第1次トランプ政権では、中国からの輸入品(約3,600〜3,700億ドル規模、金額ベースで過半数)に対して最大25%の追加関税をかけていました。

一部は“フェーズ1合意”により15%→7.5%に引き下げられましたが、多くの品目には25%関税が適用されたままでした。

当時、追加関税により企業のEPS(1株当たり利益)が4年間で−5〜10%下がったとも言われています。今後、第2次政権で中国以外の国々にも関税を拡大すれば、企業業績への影響はさらに大きくなる可能性があります。

関税が株価を左右する2つのメカニズム

関税が米国株式市場に影響する主なパターンは、大きく分けて次の2つがあるとされています。

関税の影響パターン
①コスト増加経路
・関税により輸入する原材料や部品の価格が上がる
・原材料コストの増加が企業業績を悪化させ、株価にも影響

②景気減速経路
・関税の応酬で貿易量が減少し、企業の投資意欲や消費に悪影響
・経済の先行きが不透明になることで株価が下落

第1次トランプ政権では主に②の『景気減速経路』の影響が大きかったといわれています。今回は中国だけでなく他国へも関税をかける可能性があるため、①の『コスト増加経路』も無視できず、株価への影響が複合的に大きくなるリスクがあります。

シナリオ別:EPSと株価への影響

企業の収益力を見る指標に“EPS(1株当たり利益)”があります。一般的に、EPSが1%下がると株価も約1%下がる傾向にある(ただし目安)といわれます。以下はブルームバーグなどの予想を踏まえたシナリオ例です。

関税のシナリオと影響
◆シナリオⅠ:対中国のみ追加関税を+30〜40%
・コスト増加(①)の影響は比較的限定的
・景気減速(②)への懸念が中心
・4年間でEPSを約5%押し下げ(年間換算で1.25%程度)

◆シナリオⅡ:対世界全体にも平均+10%追加関税
・中国以外の国からの輸入コストも増大
・4年間でEPSを約20%押し下げ(年間4〜5%に相当)
・複数年にわたり企業の増益率が鈍化する可能性が高まる

もちろん企業による対策(サプライチェーン見直しなど)で影響は変わりますが、基本的に関税は株価にはマイナス要因となりがちです。

2025年における、S&P500構成企業のEPSの予想値は前年比で+10%前後となっており、年末の予想は6,500〜6,600ポイントとされます。

今回、世界全体に追加関税というシナリオⅡを織り込んでいくとすれば、とりあえずEPSが−4〜5%の下振れを織り込みますから、S&P500も5,700〜5,800ポイント程度まで押し下げられる可能性があります。

ただし、最悪パターンで実質的にはこの程度の下げですから、EPS的にも割安と考えて、割り切って買っていくと良いと思います。ここ5年で見てもS&P500は2倍以上ですから、関税が投資をしない理由にはなりません。

中長期的な投資を前提にすれば、トランプ大統領による減税や規制緩和によるプラス要因が関税のマイナスを緩和することも想定されますので、不安になりすぎることなく、下がったところをコツコツ買っていくと良いでしょう。

米国株を買うなら新NISAで手数料無料の松井証券!

NISA(少額投資非課税制度)を利用して米国株を買うなら、私も使っている松井証券がおすすめ!NISAなら取引手数料が無料で、コストなしで米国株を買うことができます

為替への影響:基本は「関税 → ドル高」?

株価が大きく下落(5%超の暴落など)すれば、リスク回避の動きから一時的に“円高”になる場面があるかもしれません。しかし、中期的には『高関税でアメリカの金利が上昇しやすい → ドル高方向』という見方が有力です。

ベッセント財務長官は関税の影響について公聴会で質問された際に、「10%の関税が発動してもドルが4%上がれば、米国民(消費者)への負担は10%全部ではない」と、述べています。

裏を返せば、ドル安になればアメリカ国民の負担が増えるため、政権としてもドル安は誘導しにくいという現実があります。

1ドル=150円程度を試す場面はあるかもしれませんが、150円を大きく割り込んでいくような円高というのは、現時点では考えにくいでしょう。

もちろん、トランプ大統領が“極端なドル高”を牽制する発言をすればドル安に振れる可能性もありますが、一時的でしょう。

トランプ大統領は1月17日に「金利が高すぎる」と発言していますが、ドルの水準についてはコメントしていません。投資が怖いという人は、トランプ大統領の発言でドル安になった場合は、ドルに両替することも検討しておきましょう。

■参考記事➡︎PR/トランプトレードで1ドル=156円突破!今すぐ誰でもできる円安対策とは?コストゼロで米ドルに両替しよう!

ちなみに、NISAなどで米国株(米国の株価指数インデックス)にばかり投資をしていて、円高に振れた場合の資産価値の下落が心配という相談をいただくことがあります。

ただ、会社勤めなどで円収入があるなら、投資のポートフォリオの一部を外貨建資産で持つこと自体が“分散投資”になり、リスクヘッジの効果もあります。

やはり、日本に住んでいる限り、収入は円で得られますから、むしろ円安リスクを意識した方が良いと思います。

GMOクリック証券の外貨サービスならコストゼロで米ドル↔︎円に両替

私も時々利用していますが、コストが0円(手数料なし、スプレッドコストもなし)で円⇄ドル両替を行えるサービスが提供されています。

たとえば、銀行で外貨に両替する場合、1ドルあたり0.5〜1円程度の手数料(100ドルあたり5千円〜1万円)の他に、さらに1ドルあたり1円前後(TTSとTTBの差)のコストがかかります。

GMOクリック証券では、これらの手数料が全くかからないため、米ドルに両替して保有するコストを大幅に削減することができます。投資は少し怖い、という方で、米ドルを持っておきたい人にもおすすめ、コストがかからないので気軽に両替できます↓

【まとめ】投資初心者へのアドバイス

まとめ
◆突発的な“トランプ砲”には慣れるしかない
 関税などのニュースで株価が急落する場面は、今後も度々起こり得ます。慌てず、長期投資を前提にすれば、大統領による減税や規制緩和で米国経済が高成長を続けるシナリオも想定されます。

◆大幅な円高は一時的な可能性がある
 一時的にリスク回避の円高が進むことはあっても、基本はドル金利の上昇=ドル高優勢という見方も多いです。

◆外貨建資産での分散投資を検討する
 給与収入など「円」で稼ぐ人が多い中、投資の一部を「ドル建資産(米国株やインデックスファンドなど)」で保有すれば、円安になったときに資産価値を増やすことにもつながります。

こうした“トランプ砲”による急落はどうしても起こりますが、長期の成長トレンドを信じるのであれば、むしろ押し目買いのチャンスと捉えることもできるでしょう。

【結論】まずは証券口座を開設して投資のスタートラインに立とう

「トランプ大統領の一言で株価が急落するなんて…」と不安を感じる方も多いかもしれません。しかし、長期的に見れば米国企業の成長力は底堅く、“トランプ砲”による下落は一時的な調整になる可能性が高いと言えます。

◆投資を始めるなら“今”がベストタイミング
 株式市場が不安定な時ほど、逆に割安で仕込めるチャンスでもあります。

◆証券口座を持っていない方へ
 まずは「証券口座の開設」を最初の一歩としてみてください。最近はスマホやオンラインで口座開設が簡単に行え、最短数日で取引をスタートできる証券会社も増えています。NISAやつみたてNISAなどを活用すれば、少額からでも税制優遇を受けながら投資を始めることが可能です。

◆まずは行動してみましょう!
 最大のリスクは『投資を始めないこと』とも言われます。少額からでも実際に投資を体験することで、ニュースの見方が変わり、長期的な資産形成のきっかけにもなります。

金融庁登録の証券会社なら安心

とにかく、まずはちゃんとしたところ(金融庁の認めた証券会社)で口座を作りましょう。それだけで投資詐欺からはオサラバです👋

短期口座:GMOクリック証券がオススメ!➡︎メリット詳細
長期口座:松井証券がオススメ!➡︎メリット詳細

このブログの方針として、私が実際に使ってみてよかった会社としかタイアップしないようにしています。この2社は本当におススメなので、このブログが役に立ったならぜひ口座の開設をお願いします!

くれぐれも、ここ(金融庁登録業者一覧)に載っていない会社での投資はしないように!どんなおいしい話があっても、全部詐欺です!もちろん、このブログでは金融庁登録業者以外、一切紹介しておりません。

また、それぞれの口座での取引や相場解説をX(旧Twitter)でリアルタイムでしています。フォローして一緒に取引していきましょう!!

💱短期トレード(FX・ドル円解説中心)➡︎びん子(@araisanfx)
💰長期トレード(米国株中心)➡︎ゆきママ(@pawhara_arai)

👌口座開設は以下の動画を参考にやってみてくださいね↓

PR/GMOクリック証券はFXから日本株、CFDまでできる総合口座!

私がリアルトレードでも使っているGMOクリック証券は、FXだけでなくCFDや日本株もできるので、持ってて損のない総合口座だと思います。

しかも、日経225(日経平均)が約3,900円から。米国ナスダック100miniが3,000円、話題のエヌビディアが4,000円でトレードできるなど、少額資金から株価指数をトレードしたい方にもオススメ!

ブラウザの設定を確認してね↓⚠️また、iPhoneでX(旧Twitter)経由でこのサイトを開いている方は、必ずSafariやChromeなどのブラウザでこのページを再表示してから申し込んでください。【ゆきママ 投資】で検索OK!Cookieが無効になると、ブログ限定特典が反映されません。

PR/現物株を買うなら松井証券!新NISAなら米国株も取引手数料無料

私も使っている松井証券は、新NISAの売買手数料が”ずっと”無料!制度が続く限り、3商品(日本株、米国株、投資信託)の売買手数料が無料です。

米国株は通常だと1回の取引で最低5ドル(700円以上!)も手数料がかかるのですが、NISA口座でやれば無料なんですね。なので、個人的にめちゃくちゃオススメしています。

ちなみに、スマホで「オンラインで申込む」からお手続きすると、ペーパーレス(※eKYC利用、本人確認書類として運転免許証orマイナンバーカードor住民基本台帳カードのいずれかが必要)NISA口座も同時に開設申込みができます

PR/新NISAは18歳以上・1人1口座
旧NISAを利用したことがない人、NISA口座を作るのが面倒でまだ作ってない人が、実はまさに一番簡単に口座開設できるのでチャンスなんですよね。私も使っている松井証券では、下記バナーからオンラインで申し込みを選ぶとペーパーレスでNISA口座を作ることができます!最短3日、たった3Stepで口座開設できるので早いです↓

わからないことがあれば、松井証券顧客サポート(0120-021-906/IP電話03-6387-3601・受付時間平日8:30〜17:00)もありますので、ぜひぜひお気軽にどうぞです!

ブラウザ別の設定方法解説!✅口座開設前に必ず確認してください

もしCookieが無効で、プライベートorシークレットモード(黒い画面)を使っていると、トラッキングが無効になり、限定特典やキャンペーンを受けられなくなることがあります。

夜だとダークモードでもアドレスバーが暗くなってしまうので、特にプライベートモード(Safari)・シークレットモード(Chrome)になってないか確認してください。

解決方法【Cookieを有効にし、シークレットモードを解除する】
口座開設前に、以下の手順で設定を確認し、バナーをクリックして手続きを進めてください!

🚨iPhoneからX(旧Twitter)アプリ経由でこのページを開いた方
まず、右下のSafariまたはChromeのマークをタップし、ブラウザでページを開いて設定を確認してください。

✅iPhoneの設定方法
・Safariの場合
①[設定][Safari]下にスクロールして[サイト越えトラッキングを防ぐ]をOFF(灰色)にする
②Safariを開くプライベート設定になっている場合、右下のタブボタン■をタップ◯個のタブやスタートページなど、新しく開く
アドレスバーが白ければOK!(プライベートブラウズが有効になっている間は、アドレスバーは黒・暗い色で表示されるので注意)
・Chromeの場合
①[設定][Charome][Webサイト越えトラッキングを許可]をON(緑色)にする
②Chromeを開く右下の■をタップしてシークレットモード(帽子おじさん)になってないか確認なっていた場合は横スクロールして中央の数字に合わせる
アドレスバーや全体が白ければOK!(シークレットモードが有効になっている間は、アドレスバーなどが黒で表示されるので注意)
✅Androidの設定方法
・Chromeの場合
①Chromeを起動し、右上の[3点コロン]をタップ[設定]をタップ[プライバシーとセキュリティ]をタップ[サードパーティのCookieを許可する]にチェック
②右上の[3点コロン]をタップ[新しいタブ]でシークレットモードになってないかを確認
アドレスバーや全体が白ければOK!(シークレットモードが有効になっている間は、アドレスバーなどが黒で表示されるので注意)
💻PC/タブレットなどの設定変更
・Safariの場合
[Safari]をタップ[設定][プライバシー][サイト越えトラッキングを防ぐ]のチェックを外す
アドレスバーが白ければOK!(プライベートブラウズが有効になっている間は、アドレスバーは黒・暗い色で表示されるので注意)
・Chromeの場合
[Carome]をタップ[設定][プライバシーとセキュリティ][サードパーティの Cookie を許可する]にチェックを入れる
アドレスバーや全体が白ければOK!(シークレットモードが有効になっている間は、アドレスバーなどが黒で表示されるので注意)
スマホに限らず、パソコンなどから申し込みの際もブラウザのCookieを必ず有効に!また、PCの場合は稀にウイルスソフトがクッキーを排除するといった挙動もあるようなのでOFFにしておくと良いです。