ちょいちょいNISA関連の質問をいただくので、Q&A方式で回答していきたいと思います。よろしくお願いします🙏
Q.新NISAの成長投資枠もインデックス投資が良いの?
質問:新NISAの成長投資枠もインデックスファンドで埋めた方が良いのでしょうか?個別株にも興味がありますが、個別株は特定口座でやっている人もいるみたいで迷っています。
・“成長投資枠”では年間240万円まで、“つみたて投資枠”では年間120万円まで非課税で投資できる
・年間で360万円まで、制度全体で1,800万円(うち成長投資枠は1,200万円)まで非課税で投資可能
・つみたて投資枠はインデックスファンド、成長投資枠はインデックスファンドの他に個別株も買える
このNISAと特定口座の使い分けについては、割とあるあるな質問ですね。つみたて投資枠は対象商品の自由度が低く、基本的にインデックス投資にならざるを得ません。
一方、成長投資枠は個別株はもちろん、米国株も買い付けることができるため、使い方が一気に広がるんですよね。今日は、この質問に回答していきたいと思います。
A.状況次第!基本的にはNISA口座の枠をいっぱいに使うこと
まず、質問をスッキリさせると「成長枠投資をインデックスファンドで埋めた方が良いのか?」と、「個別株を(NISAではなく)特定口座でやるべきか?」など、NISA口座と特定口座の使い分けが疑問としてあるように思います。
成長投資枠もインデックスで埋めるべきかどうか
成長枠投資をインデックスファンドで埋めるかどうかは、状況次第でしょうか。仮に投資資金が潤沢にあり、年間360万円の枠を全て埋められるのであれば、S&P500連動型のインデックスを最速で埋めるというのも1つでしょう。
バフェットも資産の99%をS&P500に投資するべきと言っているほどですし、NISA枠を全てS&P500で埋めてしまえば、かなり安定したリターンが期待できます。
例えば、S&P500の年間平均リターンは10%なので、NISAの枠を最大限(1,800万円)埋めてしまえば、理論上は18年目には億り人(1億円突破)になれます。

一方で、資金が少なく、つみたて投資枠は埋められても成長投資枠は埋めきれない、あるいはどちらも埋めきれないという場合、迷わず節税効果の高いNISA口座を利用すると良いでしょう。
特にAIソフトウェア銘柄がすでに急騰しており、2024年から見るとパランティア(PLTR)などは10倍近いテンバガー銘柄になりました。こういった波に乗れるとインデックスとは比べ物にならないリターンを得ることができます。
■参考記事➡︎【米国株投資】今が買い?AIソフトウェア中小型銘柄まとめ!今年爆上げ上位15銘柄を解説
個別株は特定口座でやるべき?使い分けについて
状況次第ではありますが、NISA口座と特定口座の主な違いは、利益や配当に税金がかかるか否かなので、年間240万円あるNISAの成長投資枠が余っているなら、迷わず利用すれば良いでしょう。
特に個別株で大きなリターンを狙う場合、節税効果が無限大レベルになるのがNISAのメリットでもありますからね。
たとえば、成長投資枠いっぱいの240万円で個別銘柄を買い10倍(=2,400万円)になったら、約2,160万円が利益(2,400-240万円)。特定口座なら約20%(432万円)の税金がかかりますが、新NISAならこれが非課税(税金が0円)です。
ただし、成長投資枠の買い付けは年間240万円までという上限があるため、短期で何度もトレードするとすぐに枠が埋まってしまい、復活は翌年まで待たなければならなくなります。
例:NISA口座の成長投資枠でエヌビディアを240万円分買い、翌日全て売却した➡︎年間上限の240万円分の枠を全て使ったことになり、翌年まで待たないと成長投資枠は復活しない
このことから、短期トレードには向いていないことは明らかでしょう。したがって、『数ヶ月以上の少し長めのスパンで大きな利益を狙うのにNISAの成長投資枠を利用するのがベター』ということは言えると思います。
まぁ資金が潤沢にあって5年でNISAの枠全て1,800万円を最速で埋めて、その後、10〜20年は一切動かさないという人はともかく、節税効果の大きいNISAの成長投資枠をインデックスだけで埋めてしまうのは、少しもったいない感じがします。
また、翌年には枠が復活します(成長投資枠は年間240万円・最大1,200万円上限)からね。やはり資金がそれほどなくて枠が余るともったいないので、ほぼほぼNISAの節税効果を利用したほうが良いでしょう。
ただし、損失を出してしまった場合に特定口座のように繰越控除(翌年以降にその損失を繰り越して翌年以降の利益から控除することができる制度)が利用できないというデメリットも存在します。
もっとも、NISA口座で利益を出した場合は非課税になるので、NISA口座を埋めきる資金がない人には、あまり関係のない話ですけどね。
結論としては、短期トレードなら特定口座を利用して、数ヶ月以上のスパンで大きく狙うならNISA口座を利用するのが良いということで。
まとめ:どちらを選ぶかは『投資方針』と『資金状況』次第
まずは枠を使い切ることが大前提ですが、資金状況や投資方針によっても使い分けていくと良いと思います。
投資のやり方は人それぞれです。自分の目標やリスク許容度、資金状況に合わせて、インデックス中心でいくか個別株に挑戦するかを検討しましょう。
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