4年前とは状況が違う。上より下に注意
4年前の大統領選時はヒラリーで鉄板という雰囲気があったため、開票でトランプ優勢と伝わると乱高下しながら円高に傾きました。
今年も乱高下は必至だと思いますが、4年前と状況がだいぶ違う点に注意です。
今まで何度も書いてきましたが、4年前は隠れトランプのおかげで逆転したのではなく、そもそも世論調査で接戦だったのでトランプが勝っても全然おかしくない状況でした。
逆に今回はずっとバイデンがリードしており、ここにきてトランプが差を縮めてはいるものの、それでも若干不利とどん太は見ています。
また、4年前にイロモノと思われていたトランプの公約は減税と規制緩和で至極まともなものでしたし、民主党にしても今より左派の力が弱くマシでした。(たぶん)
つまり、どっちが勝っても株式市場的には問題なかったと言えます。
しかし今回は別。バイデンは増税と環境規制を明言していて、どちらも資産市場にネガティブな影響を与えるものです。
さらに今回は上下院の議会選挙も民主党が押しています。前回は共和党が優勢とされていて実際にその通りになりました。
大統領だけでなく議会の議席数も政権運営に大きく関わるので、この点に関しても前回より危険信号。
以上のことから、直近で株が暴落しているとはいえ簡単に戻るとも思えません。上院を共和党が獲り、トランプが郵便投票前の段階で大幅リードを奪うという事態にでもならない限りは下落に備えておく方が無難です。
どん太は共和党保守派推しなのでトランプ大統領に再選してほしいですが、最悪に備えて今は控えめにトレードしています。
大統領選中の動きとして注意したいのは、やはり円高なのかなぁと思っています。
ただ、ドル円に関しては上値を切り下げてるから戻り売りがいいんじゃね。
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【今後の展望解説】為替相場に大きな変化?下がりにくいドル円から見えて来たこと…【2月22日】
↑ドル円日足。104円が底堅いが抜けた場合一段安を狙ってショートしたい。
↑ドル円週足。同じく下は固いがだんだん上が重くなっている。
↑ドル円月足。トランプ当選の昇竜拳で118円台をつけて以来115円以下で推移。
↑確かに中長期で見るとドル安になりそうだが、資産市場がクラッシュして短期的にドル需要が高まる展開には注意。
↑ユーロ円・ユーロドル日足。ユーロ円は直近下抜け、ユーロドルも直近安値付近。
🇪🇺ECB理事会・政策&声明発表まとめ(10月29日21:30)
・政策、金利は据え置き判断でロックダウン後のサプライズはなし
・ただし、12月に入ってくるデータを見て再調整するとわざわざ言及
・ECBとしても緊急性はありとの見方、ラガルドの見解が待たれる— ゆきママに乗っ取られたアライさん♀ (@pawhara_arai) October 29, 2020
↑ラガルド理事長は12月まで手をこまねいていることはしないとしながらも、サプライズ緩和はなかった。
ズムズムズーム!!!
・短期的に円安要因がないので円高想定
・ドル円は吹いたら売り、もしくは104円割れで追撃ショートしたい(どん太)
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さぁいよいよ大統領選!投票は11月3日ですが大勢が判明するのは4日とみられていますし、郵便投票もあるので、速報に一喜一憂せず守備的にトレードしていきましょう!