米国株・FX攻略!ゆきママのブログ

【岸田インフレの背景】1ドル=360円時代より円の実力が低下中!今すぐできる対策とは?【値上げラッシュ】

岸田インフレ状態!どこに行っても値上げラッシュですね。スーパーもそうですし、アマゾンで旧価格のまま売っていたMacBookAirもついに売り切れ、容赦なく価格が引き上げられました。米国では値下げしたのに日本では値上げと、まさに地獄の円安です。

去年、iPhone価格が10年で3倍、日本人の平均給与の6割の19万円になったという記事を見かけましたが、おそらく今後数年でiPhone価格は日本人の平均月給並み、30万円ぐらいになっていくのかなと。

まぁ岸田インフレとか言って批判している人もいますが、別に岸田のせいではないですからね。なので、今日は値上げの背景について実質実効為替レート(Real Effective Exchange Rate:REER)を踏まえて解説しつつ、対策などについて簡単にまとめておこうかと思います。

1ドル=360円時代を超えた50年ぶりの円安時代に突入中!

1ドル=360円の固定レートが、1973年に変動相場制に移行しました。なんと、その時代よりも事実上の円安状態になっているのが現実なんですね。これは実質実効為替レート(REER)が50年ぶりの低水準になったことからも明らかです。

REERはざっくりと通貨の実力と言われ、海外の財・サービス価格に対する相対価格を示したものです。高ければ高いほど自国の財・サービスが高く、その分、海外の財・サービスが割安ということになりますし。逆に低ければ自国の財・サービスが安く、海外の財・サービスが高いということになります。

上記はREERの推移です。日本銀行が毎月発表しているのですが、4月1日時点で60.91ポイントと1980年以来、過去最低を記録。上記のグラフ通りとなっています。まぁ円安に加え、海外のインフレ・物価高の加速が背景としてあります。

例えば、日本で100円だったハンバーガーが海外で500円ということになれば、それだけ日本は安いということになりますからね。したがって、REERを考える上では円安、円高という為替要因だけでなく、物価格差も非常に重要なんですね。


さて、ここで面白ツイートの登場ですw まぁ表を見れば分かる様に、バブル期以降の1990〜2000年代というのは、REERが過去最高レベル(1995年5月に最高値を記録)にありますから、円が最強の時代だったんですね。

だから、バブル崩壊後に海外旅行が気軽にできたのは、ある意味当然です。日本より海外の財・サービスの方が遥かに安かったのですから。これは、バブル期のインフレ、日本の成長と海外の低迷が合わさったことが大きかったのでしょう。

いずれにせよ、4月時点でREERは1980年以降で過去最低を記録しており、6月はさらに円安も進んでいますから、1970年の推定値を下回ることは確実となっており、1ドル=360円時代よりも円の実力が低下している状態ということが言えるでしょう。

繰り返しになりますが、海外はどんどん成長してインフレ、物価が上がっていくのに対し、日本はデフレが続いてきましたから、為替よりもこれが大きな要因となって日本の円の実力は低下しました。

まとめ
・円の実力は過去最低となり1ドル=360円時代を下回る
・背景は円安以上に海外の成長、物価高が挙げられる
・現状を踏まえればこの傾向が変わる可能性は低い
モブ子
私は今の生活に満足してるし、もう成長しなくて良いカナって思ったりするんだけど…
あるちゅう
貴族かテメーは!等しく貧しくなれば良いとか、タワマン住んで外車乗り回してる上野千鶴子みたいなこと言ってんじゃねぇ!そんなことだから、どんどんどんどん日本の中産階級以下、底辺の生活が貧しくなるんだ!インフレ無くして成長無し!

バカがっ…!足らんわっ…まるで…!わしは…もっともっと…欲しいんじゃっ…!円を…!ドルを…!…ユーロを…!邁進せよっ…!掻き集めるんじゃっ…!世界中の金をっ…!

日銀にできることは少ない!黒田っち叩くのやめましょうよ…

岸田インフレで叩かれてますが、同様に黒田日銀総裁も叩かれています。ただ、これも間違いというか、そもそも今回のインフレはウクライナ戦勝や中国のロックダウンの供給サイドの影響が極めて大きいですから、中央銀行としてはどうしようもないんですけどね。

で、日本もインフレの兆しというか、製造業でボーナス増が発表されました。黒田日銀総裁の「家計が値上げを受け入れてる」発言だけが切り取られて叩かれてますが、黒田っちとしてはギリギリ耐えてる今のうちに賃上げして、しっかりインフレの足がかりを作る、そして適度なインフレこそが日本のREERを保つことになると考えているわけなんですけどね。

黒田日銀総裁講演(金融政策の考え方 ──「物価安定の目標」の持続的・安定的な実現に向けて──)

まぁ岸田とか黒田を叩いていると一部パヨク勢力からはもっともだと賞賛されるかもしれませんが、心ある人間からは教養のないパー人間されるのでやめましょう。少なくとも上記の黒田っちの講演ぐらいは全部読んで欲しいと思います。真意がわかります。

大きな流れでの円安は続く!今すぐ外貨建て資産を積み立てる方法とは

海外の方がどんどん成長して物価が上がって、エネルギーや食料などの必需品を輸入に頼っている日本としては、どんどん円を売って外貨を買って輸入しなければならないわけですから、大きな意味での円安というのは、かなり必然的と言えます。以前の様に海外で稼いで国内に戻す様な動きも見られなくなりましたからね。

というわけで、やはり何度も繰り返しているように資産の一部を外貨に変える、FXで外貨運用する様な手法を活用するなど、対策をしていく必要があるでしょう。

【資産防衛】円安が止まらないのでFXの外貨預金的運用について解説してみた【富裕層も利用増】

短期はFXで良いですが、中長期的には“つみたてNISA”が一番でしょう。年40万円まで20年間の非課税枠があります。コツコツ積み立てたいですね。

また、銘柄についてオススメを聞かれるのですが、“eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)”をいつも推してます。結局、セクター的に見ても一番バランスが取れていますからね。

上記は今年のS&P500(VOO)のチャートです。ドルベースだと−20%近い下落を記録していますが、円ベースだとわずか−5%程度にとどまっています。それだけ円安が株価の下落を吸収していますし、やはり円の力が中長期的に落ちていくことを踏まえれば、ドル建て資産を少しずつ作っていくことが最も正解に近いように思います。

ちなみにLINE FXでお馴染みのLINE証券もつみたてNISAに対応しました。今ならFXで1回取引するだけで最大5,000円がもれなくもらえる超絶お得なキャッシュバックもやってますので、ぜひ活用してお得にスタートしていただければ

\LINE FXで1回取引最大5,000円の神キャンペーン実施中!18歳から開設OKです↓/

LINE証券 FX口座開設
【18歳から口座開設OK】LINE FXのメリット&デメリットと実際に使った感想まとめ【口座開設&1回取引で最大5,000円プレゼント実施中】

モブ子
5,000円もらえるのは大きい!これを元手に投資することもできるのね!!
ゆきママ
はやくしろっ!!!間にあわなくなってもしらんぞーーーーーっ!!!

【株価暴落中の今がチャンス】これから米国株を始める人向けの特製レポートプレゼント中!

やはり米国株は暴落しましたが、なんだかんだ底に近い位置にはありますので、今この安いタイミングで優良株を買い集めておきたいですね。特に円高に振れることがあれば迷わず買いたい。

それこそアップル株なんかを買っておくと。あのバフェットのポートフォリオでも筆頭のアップルだけでもしっかり握る。あるいは現金でなく、子や孫に株をプレゼントするのは非常に良いことだと思います。

そして、今なら米国株の投資手法について解説したゆきママ流 2022年米国株の選び方と投資戦略レポートIG証券の口座開設後、60日以内に1回の取引(バイナリーオプションを除く)でもれなくもらえますし、最大6万円のキャッシュバックキャンペーンも実施してますので、ぜひぜひゲットしていただければと思います(σ゚∀゚)σゲッツ!!

\FXも米国株投資もできるオールインワン口座!投資の基本を解説したレポートももらえる↓/