2024年は素晴らしい1年でした。日経平均は+20%の上昇、米国を代表する株価指数S&P500は+25%近い上昇となり、為替(円安)の影響も含めれば、+40%という驚異的なリターンを生み出しています。
このブログを読んで、NISAで投資していた人は資産が40%以上増えて大正解!さて、それでは今年2025年はどうなるのかということで、簡単に解説しておきますので、よろしくお願いします。
◆参考記事➡︎新NISAの変更点は?何を買ったらいいの?初心者向けQ&A講座
米国の見通し/割高が懸念点も上昇を予想
基本的に2025年も米国株の堅調な推移を想定しています。平年レベル、+10%程度の上昇を期待します。円安傾向も踏まえれば、引き続き米国株に投資し続けることが、FIRE(経済的自立)の近道となるでしょう。
2024年12月は、タカ派的なFOMC(米連邦公開市場委員会)の結果を受け、ややギクシャクする相場になってしまいましたが、引き続き勝ち組半導体企業の業績が鈍る展開は考えにくく、メガテック、AI銘柄を中心に投資していけば良いと考えています。
◆参考記事➡︎【2025年展望】半導体・AI銘柄で勝ち抜く!今買いたい株・投資戦略まとめ
懸念材料があるとすれば、すでにかなり割高になっているという点です。S&P500の過去の平均PER(株価収益率:株価が純利益の何倍で取引されているかを表す指標で、数値が高いほど割高、低いほど割安と考えられています)は18倍程度ですが、2024年12月時点で23倍近い数字となっています。
また、このS&P500のPERが18倍未満の、いわゆる割安な時期に投資した場合、1年後(12ヶ月後)の平均リターンは10%を大きく超えています。
一方、18倍以上の割高な時期に投資した1年後の平均リターンは半分以下の5%程度に落ち着くということで、やはり割安な時期に投資した方がリターンは大きくなりやすく、割高な時期に投資するとリターンが得にくいという傾向があります。まぁ当たり前の話なんですが。
ここ数年はPERが多少割高でも力強い上昇を続けていますが、過去の傾向を踏まえると、そこまで強気になれないということは頭に入れておきましょう。
なので、今年はゆったりとしたペースでコツコツS&P500に投資しつつ、何らかの材料でマイナス5-10%を超える暴落があれば、押し目で積極的に拾っておくという戦略が良いかもしれません。
個別銘柄を選ぶ基準/AI半導体中心も決算に要注意!
個別銘柄については、以下の3つに当てはまる銘柄が良いでしょう。
無難なのは、メガテックやEPSが伸び続けているAI銘柄ということになるでしょう。特にAI銘柄に関しては、AIの進化スピードが早そうなので、ソフトウェア関連は昨年考えていたより、もっと積極的に投資していきたいと考えています。
ただし、2024年に急激に上昇したAIソフトウェア銘柄の大将格であるパランティア・テクノロジーズ(PLTR)の決算が2025年2月に予定されています。
パランティアが決算を外すと、期待感先行で株価が爆上げした反動が大きく出やすく、関連銘柄も含めて全部売れ祭り、ソフトウェア全体が崩落のきっかけになりそうなので、最大限警戒が必要でしょう。
買ってはいけないセクター/トランプリスクは避けたい
特に警戒したいセクターとしては、米国の医療保険関係ですね。とりわけ、保険制度(医療制度)関連銘柄が挙げられます。
ご覧のように、過去1年で見ればまずまず堅調なセクターでしたが(米国株はほぼどれもそうですが)、過去1ヶ月で見るとこっぴどく売られた血みどろセクターであることが分かります。
この値動きは、12月4日にユナイテッドヘルスケア(UNH)のCEO(最高経営責任者)が射殺されたことがきっかけとなりました。
国民皆保険制度の日本とは異なり、米国では民間企業が保険サービスを提供しています。つまり、米国では保険会社が『利益を確保する』ために、請求拒否や保険料の大幅引き上げなどが行われることがあり、国民負担が増加していることが、長年問題となってきました。
すでに犯人は逮捕されましたが、犯人を賞賛する声がSNSで広がるなど、米国民の不満が相当溜まっていることが分かります。
◆参考記事➡︎米保険会社CEO射殺事件、犯行をたたえる声を当局が警戒 被告は無罪を主張(BBC NEWSより)
さらに、これらの報道やSNSで英雄視する声を受け、トランプ次期大統領もぼったくってる保険会社を潰すといった過激な発言をしており、将来的にこれらの保険会社の利益が圧迫されることが懸念され、株価の暴落につながっています。
トランプ氏は、元々ワクチンに対しても懐疑的な見解を示しており、ヘルスケア・セクターとは相性が悪そうですからね。よほどの覚悟、魅力的な銘柄がない限り、他の安定的なセクターに投資するのが無難でしょう。
まとめ/2025年もインフレ対策に投資、生活を少しでも豊かに
2024年は日米ともに株価が大きく上昇し、投資家にとって実りあって余りある1年でした。
一方、世間では賃金の上昇が値上げに追いつかず、生活が苦しいとの声も大きく聞かれました。やはり、投資を続けていくこそが、インフレや円安への最高の対策であることは言うまでもありません。
そして、2025年はS&P500の割高感などから、2024年のような“イージーモード”の上昇が続く可能性は、やや低いかと思います。過去のデータからも、高PER(割高な時期)に投資した場合のリターンは低下しがちであることを認識しておきましょう。
とはいえ、AI関連銘柄やメガテック銘柄のようにEPS(1株当たり純利益)を継続的に伸ばしている企業は、引き続き投資の有力候補となります。普段から仕込みつつも、もし、すべての銘柄が関係なく売られるような大きな下落があれば、押し目買いでしっかり買えるようにしておくことが重要です。
セクター的には、トランプリスク(政治的なリスク)の高いセクターは避けた方が無難でしょう。トランプ氏の言動からして、相当不透明です。
というわけで、今年もS&P500といったインデックス投資をベースに、個別銘柄は大きく上昇しそうなAI銘柄などを仕込んでいきましょう。
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