
↓前回のやつ↓
ワクチンに期待してはダメ?
ワクチンについて無知なので調べてた。
「18か月とか年内」って投資家のポジトークだね。超うまくいってその数字だし、一生できないまである。新技術のmRNAワクチンやDNAワクチンならすぐできるかもだけど、かなり危険を伴うし。誰だモデルナ勧めてるの!笑
バイオ株は期待で動くから関係ないけどね🐻— どん太 (@dontayamakawa) 2020年5月4日
ワクチン開発は難しいとしつつも当初から18か月程度とニュースになっていましたし、現代のテクノロジーならすぐなんでしょ?くらいにどん太は思っていました。ロックダウンで時間を稼ぐという作戦とも矛盾しませんので。
しかし、通常ワクチン開発は10年はかかるようです。有効性や安全性を確認するための臨床試験に膨大な時間を費やします。重篤な副作用等があってはならないからです。
エイズやマラリアなどのようにワクチンのないものもざらですし、ヒトに感染することで知られている※6種類コロナもワクチンがありません。
※風邪の症状を引き起こす4種類と、動物から感染して重篤な症状を引き起こすSARSとMERSの2種類。今回の新型コロナ(COVID-19)は後者でSARSの姉妹種。7種類目のヒトに感染するコロナとなる。
史上最速で認可されたと言われるおたふくかぜのワクチンでさえ、認可まで4年かかりました。
今回は世界中が血眼になって開発競争をしている為、ある程度の効果があるものなら比較的早くできるかもしれませんが、ワクチンの完成には工場の建設や許認可という課題もあります。
ワクチンを作る時はワクチンごとに異なる機器を使用するため、厳しいガイドラインに乗っ取った工場を新たに建設します。その期間は通常5年だそう!
ビルゲイツがすでにワクチン工場の建設計画を練っているのはこのためです。非常事態なので工場の認可はスピーディーに下りそうですが。
それでも18か月って無理ゲーじゃん!と、そこで出てくるのがmRNAワクチンやDNAワクチンといった新技術です!
従来のワクチンはウイルスや細菌の毒性を弱めて作る「生ワクチン」や、感染能力そのものを失わせた「不活化ワクチン」がありました。
mRNAワクチンはウイルスの設計図を人に打ち込んでワクチンにするという代物で、製造も従来のワクチンよりはるかに速いようです。世界を変えるイノベーションになりうるとして、ビルゲイツが期待を寄せています。
しかし、これらの新技術は副作用がどう出るのか全く未知数なので、仮に完成しても使用認可が下りるかどうかは政治判断に任されることになりそうです。



結局、一生引きこもっているわけにもいきません。経済が死んで、余計に被害を拡大させる可能性が高いですから。
抗体できてるのか問題。色々Q&A
Q、感染して回復しても抗体できてるのか分からないって聞いたけど?
A、はい。PCR検査陽性が出た人でも抗体が出きていない人がいます。抗体ができても、免疫として作用する抗体量はいまのところ分かっていません。
Q、じゃあどうやって治ったの?
A、人間の免疫には「自然免疫」と「獲得免疫」があり、獲得免疫の中には抗体を飛ばすB細胞と直接ウイルスを駆逐するT細胞があります。どの免疫が効いているのか不明ですが、抗体ができていない人は抗体ができる前に、T細胞と自然免疫でウイルスを駆逐したものと思われます。
Q、一度検査で陰性になったのに、再度陽性になったのは再感染?
A、検査精度の問題であって、おそらく違います。または、ウイルスの活性が収まっていなくてブリ返したものと思われます。インフルエンザでも同様のことが起こります。
Q、免疫(十分な抗体)があれば二度と感染しないの?
A、おそらくします。期間は不明ですが、インフルエンザと同じRNAウイルスなので免疫は1年程度でなくなる可能性もあります。
Q、じゃあどうすればいいの?ワクチンしかなくない?
A、いいえ。ワクチンはいつ出来るかわかりません。しかし、経済は確実に死にます。自殺者の方が上回るとの報告が次々と上がっています。結局経済とのバランスを取ることが重要です。
Q、ロックダウンや自粛で一旦感染者をゼロにすればいいんじゃないの?
A、現実的にほぼ不可能です。世界中が同時に完全に封じ込め、かつウイルスの感染源(コウモリ)がこの世から消えることが条件になるからです。一部地域で流行が収まっても、どこから必ずやってきて知らない間に感染し、第二派第三派は来るものと覚悟しておくべきでしょう。
Q、再感染の方がやばいって聞いたけど?後遺症があるとか?
A、再感染した人がいないので検証のしようがありません。可能性はあります。しかし、それを言い出したらキリがなく何もできません。後遺症も現段階ではなんとも。肺の線維化について指摘されていましたが、アビガンで治った、自然治癒したという話もあり不明です。
Q、集団免疫って何?
A、免疫を獲得した人が60~70%になると、感染者一人が他者にうつす人数が1以下になり自然と収束するという考え方です。ウイルスをうつす相手がいなくなるので当然です。免疫の持続時間との兼ね合いもあるので、流行の兆しが出たらその都度自粛など調整する必要があります。
Q、変異怖い
A、ウイルスの変異は弱毒性に向かうことがほとんどです。毒性を強めて宿主を殺しては、感染拡大できないからです。
Q、レムデシビル、アビガンなどの治療薬は効いてる?
A、効いている人もいるようですが微妙です。副作用もあるので過度な期待は禁物だと思います。日米の患者の血圧やBMIの違いが指摘されており、レムデシビルは日本でも治験をやったほうが良さそうです。


ウイルスとうまく付き合っていく方向を模索すべき段階にきています!
必要なのは冷静さと情報分析
ホリエモンによると現在クラスターになっているのは感染経路不明、つまりナイトクラブがほとんどのようです。(あと病院)
ウイルスの感染の仕方について調べたどん太的にも、この意見はそうだろうなと思います。
感染者の飛沫を至近距離でマスクなしに浴びるシチュエーションというのは、自粛中の今はナイトクラブくらいです。
尚更、完全に抑え込むのは不可能ということになります。休業要請があっても営業するお店は必ずあるからです。
つまりこれからは、ウイルスとうまく付き合って生活していくしかありません。そしてこれこそが、経済とのバランスを取る最良の方法になり得ます。
国家の一番の目標は死者の最小化と国家の存続です。目の前の命を救うのは大事なことですが、その結果経済が崩壊し国力が衰退して喜ぶのはどこの国でしょうか?
「コロナに罹りたくないから病院に行けず持病が悪化した。人の目が怖いから外に出れず運動不足になった。食べ過ぎて肥満になった。飲酒量が増えた。」などなど、目先を優先するあまり多大な悪影響が出ています。
物事は総合的に考えなければいけません。
現時点での情報を整理すると、重症化死亡率の低い層は普通に仕事をして経済を回し、持病持ちや高齢者(同居人)はステイホームがいいと思います。
国内重症化、死亡率
20代→0.2%、0%
30代→0.4%、0.09%
40代→1.5%、0.2%
50代→2.3%、0.5%
60代→2%、5.8%
70代→5.7%、6%既往歴無視してこれだから、健康な人なら推して知るべし
まぁうちの社長は病弱すぎて重症化率50%、死亡率25%くらいありそう。JKだけど。https://t.co/3M2jBWAepo
— どん太 (@dontayamakawa) 2020年5月4日
↑医療崩壊さえなければ他国に比べ低い重症化死亡率。無自覚感染者が多数いるなら死亡率はもっと下がる。
そして外に出る時も感染しないように行動しましょう。ウイルスの原理原則を知れば、三密だからといって感染するわけではありません。人前に出る時はマスクをして極力しゃべらない。呼吸に含まれるウイルス量はたかが知れています。
ウイルスに触れても感染するのに十分な量がいなければ感染しません。こまめに手洗い、できなければ濡れタオルで代用しましょう。
医療崩壊は防がなければならないので、流行の兆しがあれば再度の自粛も必要になる時がくるかもしれません。(ロックダウンに効果がなかったという検証が海外で盛んですが。)
その時に必要なことは、「ほらみろ!やっぱり自粛解除したからだ!」と感情的になることではなく、「長期的に考えて最良の方法は何か?」と冷静に模索することです。





・治療薬にも副作用があることを理解しておく
・完全に封じ込めることは不可能な段階
・抗体のでき方次第で新型コロナは季節性として定着する可能性も高い
・正解はない。間違っていたら修正する。
・今一番必要なのは冷静さと勇気
中途半端な対応を続ければ、経済の面でも防疫の面でも悪影響が出るのは必至です!
そこで今回は、新型コロナウイルスの脅威やみんなが心配している点をどん太なりにまとめました。少々長いですが前回のも合わせて読んでいただければ嬉しいです!