【ジャクソンホール解説】パウエル講演は本当にハト派?9月の相場を揺るがす3大イベントと投資戦略/8月23日

【ジャクソンホール解説】パウエル講演は本当にハト派?9月の相場を揺るがす3大イベントと投資戦略/8月23日
前日にFRBメンバーからタカ派的な意見が続いていたこともあり、パウエルFRB議長の発言はハト派に見えたということなのでしょう。

(1)ハマック・クリーブランド連銀総裁「FOMC明日開催なら利下げに反対」
(2)シュミッド・カンザスシティ連銀総裁「利下げ急がず、物価懸念が雇用リスク上回る」
(3)ボスティック・アトランタ連銀総裁「インフレ高い、今年1回の利下げ予想を維持」

やはり9月利下げに否定的だったこれらの発言に比べると、9月の利下げを否定しなかったという点においても、パウエル議長の講演はハト派的な印象になりやすいと言えます。

■パウエルFRB議長の講演原稿Monetary Policy and the Fed’s Framework Review

原稿では、「雇用とインフレのリスクバランスから政策の調整(利下げ)を必要とする可能性がある」としており、9月の利下げは正当化し得るという話に。

また、懸念されていた関税インフレについても、ベースシナリオとしては一過性としていました。もっとも、インフレが再燃することは許さないという強いフレーズもあり、引き続き『データ次第』という姿勢は変わらず。

これらを受けて、株価は一旦爆上げ、そして為替はドル安でドル円は147円台を割り込んでいます。

短期は株高・ドル安だが…

米国株に関しては、9月FOMC(米連邦公開市場委員会)の不透明感が払拭され、さらに今週の下げがガス抜き効果にもなって、一転して高値圏まで全戻しするという強い値動きとなっています。
基本的に短期は底堅い値動きなのでしょう。とはいえ、繰り返しになりますが、9月は米国株にとってシーズナリティ的にも最悪の1ヶ月であり、27日にエヌビディア決算、9月5日にはブレる米雇用統計、9月中旬には日米の金融政策発表など、大きなイベントが目白押しです。

これらのリスクを踏まえると、あえてこの高値で追っかけていくという理由はないのかなと。

そもそも論として、9月利下げはもともとほぼ完全に織り込まれていたわけで、何かが大きく変わったというわけでもありませんからね。

最終的には、どこまで利下げが進むのかという話であり、9月FOMCでの利下げはほぼ確定したものの、9月以降の利下げ(金利)見通しというのは、依然としてかなり流動的です。

これで米経済が弱気一色なら見通しやすいですが、雇用統計が大きく下振れる一方で、インフレが高めだったり、PMI(購買担当者景気指数)が上振れたりと、相変わらずマダラ模様ですからね。
今後は年内2.5回近く織り込まれている利下げが正当化されるかという話になってくるわけで、利下げ観測が後退するとすれば、当然、株価の調整やドルの買い戻しにつながるでしょう。
ドル円も146円台半ば近くまで押し下げられる場面もありました。これで、25:25からのパネルディスカッションで、植田日銀総裁が利上げなどに言及した場合は、さらなる下落が想定されます。

もっとも、FRBの利下げor日銀の利上げが継続しない限りは、そうそう1ドル=140円を割り込んでいく可能性は低く、どちらかというとFRB・日銀双方の金利政策の持続性がなくなってくるにつれて、結局、ドル円は上昇するように思います。

というわけで、引き続きトレード戦略は変わりません。1ドル=145円を大きく割り込むような場面があれば、スワップ狙いでポジションを作っていきましょう。

まとめ:押し目待ち方針は不変

パウエルFRB議長が9月利下げを否定せず、タカ派メンバーよりはハト派な印象
・その結果、米国株は急騰、為替はドル安に振れ、ドル円は147円を割り込む
・一方で9月は株価が下がりやすい季節
・重要イベントが集中:エヌビディア決算、米雇用統計、日米の金融政策発表など
・今後の焦点の1つに『9月以降の利下げペース』
経済指標次第では利下げ観測が後退し、株価の調整やドルの買い戻しが起こる可能性

とりあえず、こんなところでしょうか。特段どうこうということはないので、引き続き買い場を探っていきましょう。もちろん、ノーポジ、新規勢は今週のように連日の下げがあれば新規で買うタイミングになります。

チャンスは一瞬で終わってしまう場合もあるので、今のうちからしっかり口座を開設して用意しておきましょう。

口座開設は無料で、スマートフォンから最短5分で完了します。まずは公式サイトをチェックして、来るべきチャンスに備えましょう👍

日経平均を攻略!GMOクリック証券/PR

GMOクリック証券日本株式、FX、商品、CFDなど、幅広い金融商品を1つの口座でカバーしてくれる便利な総合口座です。最近の急騰・急落相場には、この総合口座を開設して効率的なトレードをしましょう。

日本225(日経平均)の指数トレードは、4,200円からなので少ない資金でも十分利益を得ることが可能となっています。

さらに、9月1日からは株式(現物・信用)、投資信託の取引手数料が条件なしで完全無料化(0円)となり、日本株を取引するならベストな会社と言えるでしょう👇
✔️業界最狭水準スプレッド(ドル円0.2銭/原則固定・例外あり)
✔️国内店頭CFD取引高11年連続No.1
✔️例えばエヌビ株CFDなら証拠金4,800円〜(1株/レバレッジ5倍)
“株価が下がった時に利益を狙える” 売りポジションにも対応👇
GMOクリック証券【FXネオ】口座開設
ゆきママ
私もFXや株価指数の短期トレードで使ってます!持ってて損のない総合口座!!
▼ブログ限定!4,000円キャッシュバック特典
GMOクリック証券でチャンスに備える!
⚠️FX口座は最短30分で口座開設が完了します!まずはFX口座を開設後、ログインしてCFDやNISA口座など、自分に必要な口座を追加するとスムーズで良いです⭕️

将来の円安に備えて米国株投資なら松井証券/PR

円安に備え、ドル建て資産は必須!松井証券は、為替手数料が往復(ドル⇄円)で無料なのが嬉しいです。たとえば、マネックス証券などは米ドルから日本円に両替する際は1ドルあたり25銭の手数料がかかります。つまり、松井証券以外だと1万ドル(約140万円)の両替に2,500円もかかってしまうことが。

また、信託報酬手数料の低い『SBI・iシェアーズ・ゴールド』を選択できる数少ない会社なので、NISAでゴールド投資する場合も、ぜひ持っておきたい講座となります。

NISA口座は売買手数料無料
しかも為替手数料でマネックス証券より2,500円(1万ドルあたり)お得
ボックスレートで一般口座も1日50万円まで無料
25歳以下なら一般講座でも株式取引手数料が無料
投資信託残高に応じた最大1%ポイント還元
びん子
私もNISAで米国株デビューしたのだ!手数料ゼロがうれしいのだ!
▼オンラインで最短当日開設!無料で口座開設
今すぐNISA口座を作る(公式サイトへ)
ゆきママ
元主婦系投資インフルエンサー。過去にはFX攻略.com(雑誌)やMONEY VOICE(Web)で連載。

現在はFX・証券会社とタイアップして初心者・中級者向け相場解説中、みなさんの質問にバシバシ答えます!フォロワーさん優先。お仕事依頼もこちらまで→https://x.com/yukimamax/

FXではリアルトレードコンテストで2764人中20位(著名投資家の中でぶっちぎり優勝)するなど、実績多数→https://00m.in/LtHlA

コメントするc⌒っ *・∀・)φ...オキガルニドウゾ!

*

COMMENT ON FACEBOOK