AIバブルは一旦終了?ジャクソンホール会議とエヌビディア決算が株式市場の鍵!相場状況と戦略再点検/8月19日

長期的に見ればこのテーマがここで終わるとは考えにくいものの、短期的な過熱感や重要な経済イベントを前に、「さぁ、ここからバブル本番」と手放しで踊り狂える状況にはないのかなと。
ちなみに、米国株を中心に市場全体が調整局面に入った背景には、今週21-23日に開催される『ジャクソンホール会議』が予定されていることがあります。
💡ジャクソンホール会議とは?
米カンザスシティ連邦準備銀行が毎年8月下旬に主催する経済政策シンポジウム。世界各国の中央銀行総裁や金融界のリーダーが集まり、今後の金融政策に関する重要な議論が交わされます。特にFRB議長の講演は、市場のトレンドを左右するとして大きな注目を集めます。
この記事では、ジャクソンホール会議の注目ポイントを整理し、この相場を乗り切るための具体的な投資戦略を、日本株・米国株・その他資産に分けて分かりやすく解説します。
パウエル議長は何を語るか?
今年の会議のテーマは『労働市場の転換』ですが、最大の焦点は日本時間22日に行われるパウエルFRB議長の講演です。市場はすでに9月のFOMC(連邦公開市場委員会)での利下げを80%以上の確率で織り込んでおり、講演内容がこの市場コンセンサスを追認するものになるかが注目されます。
ただし、エコノミストの間でも見方は割れており、以下の2つのシナリオには注意が必要です。
◆ハト派シナリオ(市場の期待通り):9月の利下げを示唆(あるいは否定しない)し、経済の先行きに対して柔軟な姿勢を見せる。この場合、株式市場は好感する可能性があります。
◆タカ派シナリオ(警戒すべきサプライズ):根強いインフレや賃金上昇への懸念を示し、9月の利下げに慎重な姿勢を見せる。この場合、『利下げ期待』で上昇してきた相場が急落するリスクがあります。
現時点ではタカ派サプライズの可能性は低いと見られていますが、予想外の発言が出た場合に相場が大きく荒れる可能性は念の為、意識しておきましょう。
🇯🇵高値圏でのトレード戦略
日経平均株価やTOPIXが最高値を更新するなど、日本株の地合いは非常に強い状況が続いています。基本戦略としては、ジャクソンホール会議までは、高値圏での浅い押し目を狙った買いが有効と考えられます。
注意点としては、パウエル議長の講演は日本時間23日(金)の深夜23時から行われます。そのため、講演内容を受けた市場の反応は、週明けの日本株市場で『窓開け(ギャップアップ/ギャップダウン)』として現れる可能性が非常に高くなります。
短期的なポジションは金曜日の取引時間中に手仕舞い、イベントをまたがない方が賢明でしょう。
🇺🇸エヌビディア決算も控え、様子見
米国株市場は、史上最高値圏での横ばい推移が続いています。ジャクソンホール会議に加え、今週は重要な経済指標が少ないため、以下のイベントに注目が集まります。◆大手小売企業の決算(ウォルマート、ターゲット、ホームデポなど):個人の消費動向や物価の現状を探る上で重要な手がかりとなります。
◆27日のエヌビディア(NVDA)決算:AI・半導体セクターの今後を占う最重要イベントです。
これらの重要イベントの結果を見極めるまでは、積極的な取引は控えたいところです。
ノーポジションは辛いので、資金の2割ぐらいは買っても良いですが、あとは下げ待ち。また、すでに5割以上のポジションを持っている場合は、利益確定も視野に入れながら、じっくりと次のチャンスを待つのが良いでしょう。
🇪🇺停戦へ向けて一旦リスクオン
ウクライナ情勢を巡る停戦への動きも、市場に影響を与えています。先週末から米露会談、米ウクライナ首脳会談 欧州各国首脳会合など、立て続けに停戦に向けた動きがあったことで、欧州株・ユーロがじり高、原油は小安く防衛株は下落しています。
欧州株、景気敏感株(工業・自動車・旅行など)はプラスに作用する一方、防衛関連株については、テーマと需要が一旦ピークに達したとの見方から下落しやすいといえます。
特に、防衛関連のソフトウェア企業であるパランティア(PLTR)などは、これまでテーマのど真ん中で過剰に買われてきた分、停戦への期待が高まると急落しやすい銘柄と言えます。
すでに大きな利益を得ているポジションがあれば、一旦利益確定しておきたいところでしょう。
もっとも、中長期的には世界中で国防予算の増額が見込まれるため、もし停戦のヘッドラインで株価が暴落するような場面があれば、絶好の買い場となるでしょう。
また、停戦についてはプーチン次第であり、今後もちゃぶ台返しなど二転三転あるでしょう。ただし、トランプが本気でキレると面倒なので、最終的には妥結の方向で動くことになり、事態は収束していくでしょう。
ビットコインが急落
株式市場に先んじる形で、ビットコインが大きく下落している点は気掛かりです。これは大口投資家の利益確定に加え、価格上昇を見込んでいたレバレッジをかけた買いポジションが、下落によって強制的に清算されたことが要因です。
市場全体の楽観ムードが後退するサインの可能性があり、注意深く見ておく必要があるでしょう。
結論としては、様子見が基本スタンスで、今週最大のイベントであるジャクソンホール会議、そしてエヌビディアの決算を通過するまでは、積極的にリスクを取るのは避けましょう。
短期トレードなら日本株、日経平均は浅い押し目狙いですが、週末リスクには注意。特に短期ポジションの持ち越しは避けた方が無難でしょう。
チャンスを逃さないために!今すぐできる準備とは?
このような重要イベントが続く相場では、市場が大きく動いたときにすぐに対応できるかどうかが、投資の成果を大きく左右します。『様子見』とは、ただ何もしないことではありません。絶好の買い場が訪れた瞬間に、すぐに行動するための『準備期間』です。
いざという時に「口座がなくて買えなかった」「手数料の高い口座しか持っていなかった」という事態を避けるためにも、この機会に複数の証券口座を開設し、いつでも取引できる環境を整えておくことを強くおすすめします。
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