【今週の相場一本勝負】関税緩和で米国株急騰!短期は一旦利食い/今買いたい銘柄とは?ドル円は押し目狙い

背景としては、メジャーSQ(株価指数や債券などの先物取引やオプション取引が精算される日)を終えたことで動きが軽くなったことや、トランプ大統領の関税強硬姿勢が後退、態度が難化したと受け止められて市場心理が改善したと考えられます。
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まぁブログやYouTubeで解説した通り、シーズナリティ(季節性)的にも2月下旬から3月上旬の下落というのは絶好の押し目となりましたし、私自身2週間で20万ドル増えました⬇️
ぴったり2週間で20万ドルほど増えましたが、生活は何一つ変わっていません。
— ゆきママ (@yukimamax) March 25, 2025
むしろ、借金しかないので円安がちょっと嬉しいです。 https://t.co/aFHYdktfEA pic.twitter.com/6VMaREmSPK
常に相場は行きすぎるものですから、こういった行き過ぎたタイミングで買い増し、ポートフォリオの調整(相対的に値下がりの小さい株を売り、大きく下がった株を追加する※もちろん有望株に限る)をすると資産を多く増やすチャンスになります。
それでは、今週のポイント、トレードとしての狙い目などについて解説していきますので、よろしくお願いします。
RP/⚠️ご注意ください!不正アクセスで口座資金が実質的に抜き取られる被害が多発
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関税緩和期待で株価反発!さらなる上昇には追加材料が必要?
米国株がこのまま右肩上がりで上昇を続けるか、というとやはり微妙なところでしょう。VIX(恐怖指数)がもっとしっかり下がれば底入れという話にはなりますが、まだまだ不安定な格好です⬇️
また、関税についてはトランプ自身が「多くの国に猶予を与えるかもしれない」と述べたことで、やや緩和と受け取られているものの、最終的には交渉次第ですからね。
自動車に関する関税は数日中に発表としていますし、木材や半導体への関税も検討中。さらに、ベネズエラ産の石油やガスを購入する国に対しては25%の関税を課すと表明していますから、あくまで交渉ツールとしての関税は今後も使われれ続けることになりますからね。
関税にはだいぶ市場もなれつつあり一旦は底を打ったかに見えますが、『身構えてる時に死神は来ない』ということで関税以外の材料が株価の押し下げにつながる可能性はあります。
特に移民50万人超の在留資格取消しなど、移民政策が労働市場にもたらす影響は未知数であり、のちのちこれらが下押し材料となるかもしれません。
さらに、4月中旬からは米企業の決算シーズンですからね。特にガイダンス(見通し)が注目され、EPS(1株あたり純利益)などが鈍るようだと株価全体が再調整に入る可能性があるため、警戒が必要でしょう。

やはり6,000ポイントの大台を超えて上昇していく可能性は低いと言えます。したがって、短期トレードであれば今週中に利益確定し、来週の関税や決算シーズンに備えたいところでしょう。
特にアップラビン(APP)など中小型株は大きな伸びとなっていますが、全体が上がらないと以前のような上昇は見込めませんし、決算もありますから特に短期で入ってる場合は利食いですね。
中長期ならホールドですが、買い増す資金がないなら半分ぐらいは利食いして下がるのを待って良いと思います。
買うのであれば出遅れ感のあるビッグテックを少しずつ

というわけで、株に関しては短期はやや利食いスタンスで、再度の調整に備えつつ見ておきたい、買い遅れている人(中長期前提)はビッグテックを少しずつ、ところですね。
目先のS&P500のコアレンジは5,600〜5,800ポイント程度を想定していますので、5,600ポイントを大きく割り込んでくれば追加していくという方針です。
為替はドルの動向を見極めたい!今年は本当にドル安なのか?
為替はここにきて再びドル高と、悩ましい値動きになっています。もちろん、月末・期末という影響もありますが、4月以降もドルが買われるようだと、『本当に今年はドル安で考えて良いのか?』という話になってくるのかと思います。
FOMC(米連邦公開市場委員会)は次回が5月6〜7日、その次が6月17〜18日の日程で行われますが、このどちらかで利下げが見えてこないとドル安という動きは限定的となるかもしれません。

日本は賃上げが進んでいない分、国内市場が海外と比べてシュリンク(縮小)し続け、結果的に企業も個人も海外に活路を求めていると。2024年の対外証券投資は2023年と比べて約3倍となっており、これだけでも相当な円売り・ドル買いになっています。
しかも、特に直近は投機筋が過去最大レベルに円買いポジションを持っていても1ドル=150円の水準ですから、少なくとも投機筋主導で極端な円高は見込みにくい状況にあります。
むしろ、1ドル=152〜153円レベルを超えてくると、円買いポジションの損切りが始まり、円安に傾く可能性すらありますからね。
まぁドルに関してはFRB(米連邦準備制度理事会)の方針も影響しますし、関税からのインフレ、労働市場を中心とした米経済の状況などが複雑に絡むので、一旦は見極めたいところでしょうか。
ドル円はロング・押し目買いを狙え!148円台で下値固めか
ドル高気味になったので、今週はユーロ円などクロス円のトレード、それからユーロドルなどのトレードも一旦手を止めて、ドル円を中心に考えておきたいところでしょう。
短期的には149円台で拾って150円台で利食いというような回転させるトレードを想定しています。150.00円前後まで垂れてきたら、まずは軽く拾って149.00円まで少しずつ増やしながら買い下がっていくイメージですね。149.00円を割れたら一旦損切り検討でしょうか。
仮に149円台半ばから下にかけてポジションを持てた場合は、150.00円を超えている限りはホールドでしょうか。勢いが弱く、150.00円前後まで垂れてきたら一旦利益確定という感じですね。
まぁドルインデックスみて、104.00ポイントを保ってる限りは、基本的にドル円はロング・押し目買い戦略で狙っていきましょう。
あとは、月末・期末を終えて来週からドルがどうなっていくのか確認して、トレードを再度考えていきたいと思います。
ドル高でポジが損切り😿 −25kなのだ…ドル円のおしめぇを待つのだ。#FXトレード https://t.co/LoPjrADjxE
— びん子@社畜アナリスト (@araisanfx) March 25, 2025
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コメントするc⌒っ *・∀・)φ...オキガルニドウゾ!