再び1ドル=150円突破へ!上昇の背景や植田総裁の日銀イベントと為替相場の注目ポイント解説

再び1ドル=150円突破へ!上昇の背景や植田総裁の日銀イベントと為替相場の注目ポイント解説
明日の日米金融政策イベントに向け、短期勢がポジション調整していることもあるんでしょうけどね。私もユーロ円をロングしたままでしたが、ここまで伸びるとは。まぁどこかで一旦利食いしておきたいところではあります。

🇯🇵18日昼過ぎ日銀金融政策決定会合(結果発表)/15:30〜植田日銀総裁・定例記者会見
🇺🇸19日午前3:00FOMC・政策&声明発表/午前3:30〜パウエルFRB議長・定例記者会見

というわけで、ドル円は再び1ドル=150円チャレンジという流れになってきましたので、この背景や明日の日銀金融政策決定会合への展望やFOMC(米連邦公開市場委員会)へ向けてのトレード戦略について解説していきますので、よろしくお願いします。

ちなみに、何度も繰り返していることではありますが、FXの完全先出し・リアルタイムのトレード実況は専用アカウントのびん子(@araisanfx)でやっているので、フォローよろしくお願いします@araisanfx


1万通貨で+3万円以上の大勝利!ユーロ円1万通貨は66,000円程度のお金でトレードできるので、資金が1.5倍以上になった計算です。少ない資金をしっかり増やせるのがFXの魅力と言えるでしょう。

今後もFXで稼いだお金で米国株でFRIEを目指すYKMM投資塾!今年はトレード回数は少なめですが、なるべくエッジ(優位性)のありそうなタイミングでトレードしていきますので、参考にしていただければ!よろしくお願いします。

ちなみに、このブログ限定のキャンペーン・特典がFX証券会社とのタイアップで実施されていますので、ぜひ活用していただければびんちゃんと一緒に泣いて喜びます↓

[PR]DMM FX(新規1回取引で4,000円&特製レポート)➡︎紹介・詳細記事

[PR]GMOクリック証券【FXネオ】(1万通貨取引で4,000円)➡︎紹介・詳細記事

[PR]LIGHT FX(5lot取引で3,000円)➡︎紹介・詳細記事
[PR]みんなのFX(5Lot取引で特製レポート)➡︎紹介・詳細記事

米小売の数字は弱いがコントロールグループの強さでドル高に

昨日の米2月小売売上高は予想を下回ったものの、GDPの算出(個人消費支出・PCEの算出に直接使われる)に使われるコントロールグループが強かったことからドル円は上昇ということになりました。

※コントロールグループ:小売売上高のデータの中から特定の品目を除外して計算した指標のこと。下記の4項目を除いたものをコントロールグループと呼びます↓

・自動車および自動車部品(高額で変動が大きい)
・ガソリンスタンド(価格変動が激しい)
・建築資材(住宅市場の影響を大きく受ける)
・外食および飲食サービス(サービス業としてGDPに別途集計される)

米2月小売売上高は前月比+0.2%(予想+0.6%)と低調でした。前月のハリウッドの大火災や寒波の影響からの反動が期待されていたものの、弱い数字となったことで初動はドル安で反応したものの、コントロールグループは+1.0%(予想+0.2%)と非常に強い数字になったことから、ドルが反発しました。

なぜコントロールグループの方が重視されるかというと、FRBは個人消費支出を重視しているからんですね。小売はどうしても、その時々のトレンドや天候などの影響を強く受けてブレやすいですし、FRBにとって重要なのはインフレ安定と雇用の最大化ですからね。

で、インフレというのは要するにGDPデフレーターの変化からも導き出されるので、それに関係するコントロールグループの数字が非常に重視されるます。

リスクセンチメントの変化が円安に結びついた可能性

明日の日銀イベントを控え、円安が加速してしています。通貨強弱を見ると、先週の3月14日を境に円売りが一貫して続いている状況です。リスクセンチメントに敏感なオセアニア通貨、特にNZドルが買われているのを見ると、その辺に意識の変化があったのかなと思います。
[PR]LIGHT FXのスマホアプリより

日本時間3月14日未明にはシューマー院内総務がつなぎ予算に賛成し、米政府機関閉鎖の可能性がほぼ消え、さらにドイツでは3党の暫定合意により巨額防衛費増・インフラ投資の実現へ向けて順調ということも影響したのでしょう。あとは、ウクライナの停戦合意への期待感もあるかもしれません。

この他、欧米の金利上昇も後押しとなり、円売りが加速しているものと考えられます。以前の記事でも書いた通り、最弱通貨がユーロだったことでユーロを売って円を買う動きが活発でしたが、ユーロが買われるようになったことでそれが大きく巻き戻されつつあるということも影響しているでしょう。

▼参考記事
➡︎円とユーロで最弱通貨を争う!今夜のフランス内閣不信任投票、為替相場の展望も解説→12月4日

日銀イベントの見どころは植田日銀総裁!円高にするハードルはやや高い

今の相場の流れが変わるとすれば、①米国の金利が低下してドル安になる、②日本の金利が上昇するなどの円買い材料が出るか、③株安が加速するようなリスクオフ材料が出るかのいずれかでしょう。

それでも、欧州の金利は財政拡大を意識して上昇が続いてるので、極端な円高というのは見込みにくくなっているように思います。

米国の金利が下がらない理由としては、オプションなども含めて注文ががんじがらめになっており、これは時間が経たないと解決しないように思います。円買いポジションを過去最高レベルまで積み上げた投機筋も、ここに誤算があったような気がします。

欧米の金利がなかなか下がらないとすれば、円買い材料となる日本の金利が注目されるわけですが、すでに据え置きはリークから確定しています。つまり、明日の日銀金融政策決定会合後に植田日銀総裁が何を話すかがポイントになります。

すでにマーケットは5月、遅くとも6月の追加利上げを前のめりに織り込む流れになっているので、そろそろ植田総裁が追加利上げを予告しないようだと、円高にはなりにくいと考えられます。

しかしながら、今年の春闘の数字を見る限り、昨年に続き5%を超える程度であり、加速感はありません。昨年は前年の3.58%から大きく上がりましたが、今年はほんの少し上回るか、場合によっては少し下げる可能性もあります。

結局のところ、コメや生鮮野菜の価格が上がりインフレが目立つ中で実質賃金はマイナスの状況が続いていますから、急いで利上げする必要はほとんどないと言えます。

しかも、トランプ関税や円高で日本の輸出環境の悪化が目立てば、来年の賃上げというのは大きく後退することが予想されます。

実際に植田総裁は3月12日の国会答弁で「海外の経済や物価の不確実性を非常に心配している」と述べており、トランプ関税や景気後退が懸念される米国の経済状況などの不透明な見通しが改善されるまで、利上げのタイミングを慎重に計ると考えられます。

そういった意味では、明日の日銀イベントで利上げに踏み込んだ発言が出て円高トレンドになる可能性は低いと言えるでしょう。

ドル円、ユーロ円ともに押し目狙いで見ておきたい

再び米国にリセッション懸念が強まれば別ですが、とりあえず昨日の米小売の数字を見て投資家は一安心といった雰囲気なので、ドル円も含めてクロス円全体は基本的に押し目買い・ロングを意識してトレードしていくことになりそうです。
ドル円は1ドル=150.00円チャレンジ。まぁこのままの勢いだと半値戻しの151円台はありそうですね。投機筋の円買いポジションの解消も想定されますからね。

もっとも、150.00円という大台節目ラインもありますし、すんなり上昇していけるかというと難しさもありそうです。

基本的には149.00円や149円割れの148円台後半ぐらいから入れればといったところでしょうか。この場合、損切りは148円割れの147.80円でしょう。
クロス円を買うならドル円よりもユーロ円の方が良いと思います。もっとも、短期的には上がりすぎでしょう。2月末から2週間ちょっとで10円の上昇ですからね。ドル円が151円台達成なら166円ぐらいまでは見えますが。

200日移動平均線(162.899円)を超えたのは大きいですが、これがサポートとならない場合は160〜161円ぐらいまでは垂れてくることが想定されます。買うにしても少し慎重に162円台ぐらいを見てくと良いでしょう。この場合、160円台を割り込んだら一旦撤退です。

ユーロに関しては、今後も停戦合意や復興事業といった期待感があるため、売られすぎていたこともあり買われやすいと考えられますので、安易にユーロを売るということのないようにしたいですね。

とはいえ、日米金融政策イベントを前に、かなり過剰な値動きになっている感もありますから、材料を見極めながらしっかり引きつけて買うことを意識しておきましょう。少なくとも安易に高値圏で突っ込めるような状況でもないですからね。

それでも目先で極端な円高材料が出る可能性は低く、一番あり得るとすれば米国の景気見通しへの懸念が再度強まるか、トランプ関税の不確実性が強く意識されるタイミングでしょう。これらの材料に注意しながら、ドル円・クロス円の押し目買いチャンスを狙っていきましょうということで。

それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。繰り返しになりますが、興味のあるサービスなどあればブログのバナーを活用していただくと、実況・ブログ更新意欲につながるのでよろしくお願いします↓

PR/ブログ限定特典あります!申し込みは最短5分で完了

申し込みは最短5分で済みます!もちろん、口座開設・維持手数料は無料ですので、ぜひご活用ください。
[PR]DMM FXで新規登録+2ヶ月以内に1Lot取引で4,000円と私書き下ろしの特製レポートプレゼント中➡︎レポート詳細

GMOクリック証券:全ての点で高水準、キャンペーン・特典も豊富です!

レベルの高い合格点をオールウェイズ出してくれるのがGMOクリック証券でしょう!便利な総合口座で私もトレードで実際に使っていますが、FXはもちろん、CFDや日本株までアプリが使いやすいのでスマホからぽちぽち取引できますからね。

また、業界最大手で資金力もありますから、他社のスワップが増量されると増えていたりしますし、新規だけでなく既存の顧客向けにも定期的にいろんなキャンペーン・特典をやってくれるので、とりあえず持っておいて損はないでしょう。

▼最短約5分で入力完了!もちろん口座開設・維持手数料は無料▼
GMOクリック証券に口座開設!4,000円GET
口座開設のやり方を動画にまとめました!迷った方は見てください。18歳以上なら、誰でもスマホで簡単に口座開設に申し込むことができます↓


◆LIGHT FX:主要通貨のスワップならココ!

主要通貨、特にドル円とかユーロ円、ポンド円をスワップも狙ってトレードする場合は、LIGHT FXのLIGHTペアがおすすめです

もうここは不動の四番、エースなので、持ってない人は口座を作っておきましょう。このブログ限定で5Lot取引3,000円の特別キャンペーンも実施中ですからね↓
LIGHT FX
▼最短5分で口座申込!口座開設・維持手数料など無料▼
LIGHT FXで1,003,000円キャッシュバック!

◆みんなのFX:新興国通貨でエグいキャンペーン定期実施中!

トルコリラ円やメキシコペソ円、南アフリカランド円など、高金利通貨ガチ勢にとって必須とも言えるのが、みんなのFXでしょう。

スワップNo.1チャレンジと銘打って、他社より1円でもスワップが安かった場合、差額を上乗せするというマジキチキャンペーンを定期的に開催しています。しかもスプレッドの半分も戻すとか(白目)↓
キャンペーンスワップだけでなく、普段から高水準ですからね。また、みんなのFXは“スワップ受取”に対応しており、ポジションを決済せずに貯まったスワップ益だけを引き出すことが可能です。引き出したスワップで、また新たにポジションを建てたりと、戦略の幅が広がります。

あとは、相場を分析する上で重要な“通貨強弱”が口座を持っているとスマホアプリから見れますし、世界でも人気のチャートツール“TradingView”を無料で利用することもできるなど、機能的にも持っておいて損のない会社です。

新規取引5Lot以上で私の投資手法でもあるファンダ分析解説オリジナルレポートももらえますので、この機会に口座を作っていただければと思います↓
みんなのFX
▼最短5分で口座申込!口座開設・維持手数料など無料▼
みんなのFXでゆきママのレポートゲット!
ゆきママ
元主婦系投資インフルエンサー。過去にはFX攻略.com(雑誌)やMONEY VOICE(Web)で連載。

現在はFX・証券会社とタイアップして初心者・中級者向け相場解説中、みなさんの質問にバシバシ答えます!フォロワーさん優先。お仕事依頼もこちらまで→https://x.com/pawhara_arai/

FXではリアルトレードコンテストで2764人中20位(著名投資家の中でぶっちぎり優勝)するなど、実績多数→https://00m.in/LtHlA

コメントするc⌒っ *・∀・)φ...オキガルニドウゾ!

*

COMMENT ON FACEBOOK