投資初心者でもわかる！夏時間（サマータイム）移行で変わるFXの重要ポイントを徹底解説

本日、2025年3月9日（日）から、米国は夏時間（サマータイム）に切り替わります。これに伴い、米国では時計の針が1時間進み、標準時間（通称「冬時間」）と比べると日本との時差が1時間縮まる点に注意しましょう。

実は、FXや米国株などを取引していると、アメリカやヨーロッパ、オセアニアの“夏時間”・“標準時間”の切り替えが、経済指標の発表時刻や取引時間に大きく影響します。慣れていない方はタイミングを逃したり、思わぬリスクに直面してしまうこともあります。

そこで今回は、夏時間への切り替えによって『いつ何が変わるのか？』をわかりやすくまとめました。

夏時間で大きく変わる3つのポイント

（1）経済指標や重要イベントの発表時刻
（2）営業日の切り替わり（NYクローズ）のタイミング
（3）週末の取引終了時刻

（1）経済指標や重要イベントの発表時刻が1時間早まる

米国が夏時間になると、多くの米国関連の経済指標や重要イベントの発表時刻が、日本時間で1時間早くなります。

例：
・米雇用統計やCPI（消費者物価指数）→ 通常22時30分 → 夏時間は21時30分
・FOMC（米連邦公開市場委員会）の結果発表→ 通常午前4時 → 夏時間は午前3時

特に米国や欧州の重要指標は、為替相場を大きく動かす要因になりがちです。『いつもの時間だと思っていたら、すでに発表されていた』ということがないよう、事前に経済指標カレンダーなどでチェックしておきましょう。

また、英国や欧州主要国は3月30日（日）、豪州やニュージーランドは4月6日（日）に切り替えを行うため、これらの地域でも発表時刻が1時間変わります。

（2）営業日の切り替わり（NYクローズ）が早まる

FXでは1日の区切りとなる「NYクローズ」が基準となります。

標準時間：日本時間午前7時
夏時間：日本時間午前6時

このタイミングで日次メンテナンスを行うFX会社が多いため、その時間帯は取引が一時的にできなくなるケースがあります。通常の平日早朝に大きく相場が動く可能性は低いですが、万が一の急変時に備え、自分が使っている口座のメンテナンス時間を確認しておくのがおすすめです。

例：
・外為どっとコム[PR]（夏時間は午前5:55～6:10までメンテナンス）
・みんなのFX[PR]（夏時間は午前5:50～6:10までメンテナンス）

ただし、中にはGMOクリック証券【FXネオ】[PR]のように、NYクローズ前後も取引が中断されず、文字どおり平日は24時間取引できるFX口座も一部にはあります（特殊な通貨ペアは例外の場合もあります）。取引できない時間帯があることに不安を感じる方は、こうしたFX口座を選んで取引するとよいでしょう。

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（3）週末の取引終了時刻が1時間早まる

週末金曜日の取引終了時刻も1時間早まります。金曜日の夜に取引する方は、『いつもより1時間早く取引終了になる』という点をしっかり認識しておきましょう。

また、FXでは経済指標の結果をいち早く入手することが重要です。たとえば、

・外為どっとコム「外貨ネクストネオ」[PR]
・DMM FX[PR]
・LIGHT FX[PR]

これらの口座では、経済指標の速報サービスをほぼリアルタイムで提供しているため、“一瞬の差”が重要になる短期トレードでも有利になります。まずは口座を持っておきましょう。

まとめ：事前に準備してタイミングを逃さないように！

・米国の夏時間移行（3月9日～）
・欧州主要国の夏時間移行（3月30日～）
・豪州やNZの標準時間移行（4月6日～）

こうした夏時間の切り替えを把握し、早めに取引スケジュールを調整しておくことが大切です。特に、発表時刻が1時間早まる米国の経済指標（雇用統計やCPIなど）や、FOMCの結果発表時刻を見逃さないよう注意してください。

サマータイム制度を廃止したいという議論は毎年ありますが、まだ正式に決定していません。2025年も従来通り行われます。恒例行事として慣れていれば問題ありませんが、初心者の方はとくに要チェックです。

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今回紹介したように、FXは経済指標やイベント発表のタイミングを把握することが重要です。また、FX口座によっては、

・経済指標の速報が充実（➡︎外為どっとコム「外貨ネクストネオ」）
・週明けの取引開始時刻が早い
・日次メンテナンスが短い or ほぼ取引中断なし（➡︎GMOクリック証券【FXネオ】）

といったメリットを活かすことで、チャンスを逃さずトレードを始められます。

もしまだFX口座をお持ちでないなら、自分のトレードスタイルに合ったFX会社を選んで口座を開設してみてください。初心者の方でもわかりやすい取引ツールや情報サービスを提供している会社も多いので、『まずは口座開設だけしてみる』というのも大きな一歩です。

夏時間への切り替えをチャンスに変えられるよう、しっかり準備してFXを楽しみましょう！