【ドル円戦略】参院選後は『押し目買い』でスワップを狙え!政治シナリオと米国から読むトレード戦略

「選挙後に円安はさらに進むのか?」「株価はどう動く?」「私たちはどう備えるべきか?」
この記事では、選挙結果によって想定される3つのシナリオを分析し、今後の日本経済の方向性と、具体的なドル円のトレード戦略まで分かりやすく解説します。
選挙結果で変わる?『3つの政治シナリオ』
まず、選挙結果が金融市場に与える影響は、政権の安定度によって大きく変わります。今回の選挙で注目すべきは、以下の3つのシナリオです。◆シナリオ①:与党が過半数を確保(50議席以上)
→政治的な安定が好感され、一旦は安心感から円が買い戻される(円高)可能性があります。しかし、これまでの政策が継続されるとの見方から、大きなトレンド転換には至らず、影響は限定的でしょう。
◆シナリオ②:与党が過半数割れ(45議席以上)(無所属、国民民主党などから引き抜きも)
→政権運営が不安定になるとの見方から、円安が進みやすくなります。特に、連立相手となる政党の政策が『財政出動』に積極的であれば、その傾向はさらに強まります。
◆シナリオ③:与党が大敗し、野党が躍進(40議席以下)
→最も不透明感が高まるシナリオです。財政規律を重視しないポピュリズム的な政策への警戒感から、『悪い円安』と金利上昇が同時に進む可能性があります。特に、財政拡大を強く主張する国民民主党や参政党などが、それぞれ20議席近く獲得するとこのリスクは高まります。
また、石破首相の進退も焦点です。与党が議席を大きく減らす『大敗』パターンなら、退陣でしょう。この場合、逆に期待感が高まることもありますが、8月1日の関税交渉へ向けた政治空白リスクもあります。
したがって、おそらくはどう転んでもしばらく(1-2ヶ月程度)は石破首相続投の可能性が高く、その後に政局・政策などを織り込んでいくことになるのでしょう。

どちらかというと、8月1日のトランプ関税の方がよほど注目材料ですから、それに向けて日本政府、そして米国政府がどう動くのかを注目しておきましょう。25%関税が適用されれば、36,000-38,000円程度の調整はあり得るでしょう。
ドル円は円安よりも『ドル高』に注目
中長期的な円安振興の可能性は高いですが、短期的なドル円の上昇要因は、『ドル高』ですから、これが継続するかどうかに注目しておきましょう。
ドル高が進む背景には、主に以下の要因が挙げられます。
・要因① 過度なドル安の是正:年初から続いていたドル安基調への反動から、ドルの買い戻しが活発化しています。
・要因② 米国の堅調な経済:インフレ関連指標を中心に、米国の経済指標が市場予想を上回る力強い結果となっており、ドル買いを後押ししています。
・要因③ 貿易摩擦の非対称な影響:米国の関税政策を巡る貿易摩擦が激化した場合、その経済的ダメージは米国よりも他国の方が大きいとの見方が広がり、ドル買い戻しにつながっています。
4月のトランプ関税発動時は、不透明感からドルが一気に売られましたが、徐々に落ち着きを取り戻し、関税が発動された場合の影響がどうなるかという織り込みが進んでいます。
特に米国経済に関しては、企業の価格吸収努力などもあり好調を維持している一方、景気回復が遅れるEUなどは追加関税による景気下押し懸念から利下げなどの金融緩和も意識され、金利差からユーロなどがドルに対する資金の受け皿になりにくい状況です。
さらに、こうした状況下で米政権が「交渉で合意がなければ関税を発動する」という強硬な姿勢を維持していることも、当面のドル買い戻しを促す要因となっています。
ただし、米政権がこの強硬姿勢を転換し、関税問題で妥協する姿勢(いやゆるTACO)を見せた場合には、これまでのドル買いの流れが反転し、ドル安からの円高が進む可能性もあるため、注意が必要です。
PR/通貨強弱が見られるLIGHT FX
LIGHT FXの口座を持っていると、相場状況が一目で理解できる通貨強弱をスマホアプリから見ることができます!興味がある方はこの機会に口座開設しておきましょう。申し込みは5分でOKです!なぜ円安とインフレは続くのか?
選挙の結果にかかわらず、中長期的に見れば『金融政策』と『財政政』という2つのアクセルが同時に踏み込まれることで、さらなるインフレと円安を招く可能性が高いでしょう。欧米がインフレ抑制のために利上げを進める一方、日本では39ヶ月以上も2%超のインフレが続き、今では先進国トップのインフレになっています。その理由は、2つのエンジンの存在です。
◆エンジン①:金融政策(日銀)
日本の政策金利は依然として低水準(誘導目標0.5%程度)にあり、景気を刺激する『金融緩和』状態が続いています。これは円安の根本的な原因です。
◆エンジン②:財政政策(政府)
そして今回の選挙では、与野党を問わず、物価高対策として給付金や減税といった『財政出動』を公約に掲げています。これは、市場にお金を供給する財政のアクセルを踏むことに他なりません。
つまり、金融緩和(エンジン1)+ 財政出動(エンジン2) = さらなるインフレ・円安圧力 という構図が、選挙後の日本でより鮮明になる可能性が高いのです。
これは以下の記事でも解説した通りで、今後は円安とインフレによる株高を意識しながら、資産形成をしていく必要があると言えるでしょう。
■参考記事→参院選後に日本を襲う『官製バブル』の正体とは?平成バブルとの決定的な違いと対策を徹底解説
【ドル円】今後のトレード戦略
ここまでの政治・経済シナリオを踏まえ、具体的なドル円のトレード戦略を考えていきましょう。◆基本戦略:スワップも狙える『押し目買い』
ドル円は1ドル=160円に迫る歴史的な高値圏にあり、上昇は緩やかですが、下落は早いという特徴があります。この環境では、トレンドが明確に転換するまでは、深い押し目を狙って買い、スワップポイントと値上がり益の両方を狙うスイング気味のハイブリッド戦略が有効です。
◆注意すべき外部要因:米国の動向
ただし、忘れてはならないのがドル側の要因です。トランプの関税政策に対する姿勢、日米通商交渉が相場を大きく動かす可能性があります。
繰り返しになりますが、トランプが日本やEUとの交渉において妥協する、関税を緩和するような姿勢を見せ、8月1日に関税が発動しない場合などは、ドル高の巻き戻しからドル安が進みやすい点に注意です。

まずは6月高値のレジサポラインの146.00円を意識しながら、146-147円レベルで軽く打診買いをしていきたいところでしょう。この場合、146.00円を割り込んだら一旦撤退です。
次のサポートレベルは144-145円ですから、145円台前半ぐらいで再度拾って、日々スワップ収益を得られるようなポジションに育つことを期待したいですね。特にトランプ関税が発動されれば、追い風となります。
逆に144.00円を割り込む流れになると、3・5・6月のボトムとなった140-142円レベルが見えてくることになるため、一旦撤退して深い押し目を待ちたいところでしょう。

FRBの利下げは9月からと見られてますが、さらに遅れるようになれば、1ドル=150円以上で滞留する展開も考えられますからね。
関税発動なら、夏はドル高・円安になりそうですし、それを踏まえたポジション作りをしていきたいと思います。
▼参考記事:
→【2025年最新】FXスワップポイント投資の始め方|初心者向けにやり方からおすすめ口座まで徹底解説
→【究極の円安対策】年12%リターンも?ドル円のスワップポイント投資を実際にやってみた!
PR/ドル円スプレッド0.15銭!トレードにもスワップ投資にも
ドル円はもちろん、ほとんどの通貨ペアで業界最高水準のスワップポイントをもらえるのがみんなのFXですから、迷ったら、まずはこの会社ですね。というか、ほぼ決定版です!つまり、会社の選択を間違えるだけで得られる利益が半分になってしまいますから、ご注意いただければと思います⚠️
✔️業界最高水準!驚きの高スワップポイント
→ドル円はもちろん、メキシコペソ円、トルコリラ円などでも
✔️ポジション保有中でもOK!スワップだけ引き出せる
✔️低コストが利益を後押し!業界最狭水準のスプレッド(ドル円0.15銭)
✔️数千円から始められる!安心の1,000通貨単位
このブログ経由なら特別にゆきママの為替レポートプレゼント中!
◼️紹介記事→みんなのFX|TradingView無料&最大100万円キャッシュバック!口座開設キャンペーンと評判まとめ/PR
【結論】インフレ・円安に備えよ!
ここまで、選挙後の相場見通しを解説してきました。短期的な株価は政治や海外情勢によって上下しますが、私たち日本国民が本当に目を向けるべきは、もっと大きな構造的課題、『インフレ』と『円安』です。財政悪化と円安は、輸入品の価格上昇を通じて、私たちの生活を直撃する『インフレ』を加速させます。今朝発表された日本のCPI(消費者物価指数)は、変動の大きいエネルギーと食料品を除いたコアコア指数で前年比+3.4%でした。
これは銀行に預けている100万円の価値が、1年で96万円程度に目減りしたことを意味します。つまり、何もしなければ、あなたの大切な資産は、知らず知らずのうちにその価値が減っています。
このインフレと円安という大きな波から資産を守り、むしろ増やしていくためには、現金や預金だけで資産を持つことは非常に危険です。
あなたの資産を守る唯一の方法は「投資」ですから、答えはシンプルです。今すぐ『投資』を始めることです。
株式や投資信託は、インフレに強く、企業の成長の恩恵を受けることができます。また、ドルなどの外貨建て資産を組み合わせることで、円安のリスクを軽減することも可能です。
PR/備えの第一歩は『証券口座の開設』から
未来への備えは、早ければ早いほど有利です。その第一歩は、証券口座を開設することから始まります。今はスマートフォン一つで簡単に口座を開設でき、月々1,000円といった少額から始められるサービスも充実しています。まずは手数料が安く、初心者にも使いやすいネット証券で口座を無料開設し、情報収集を始めるだけでも、あなたの未来は大きく変わるはずです。
そして、最近は投資詐欺も流行っていますので、まずは金融庁に登録されたちゃんとした証券会社の口座を作りましょう。これだけで投資詐欺からはオサラバです👋
✅ゆきママ厳選2社(金融庁登録済)
・短期:GMOクリック証券
→ブログ限定4,000円キャッシュバックにFX・CFD手数料が業界最低水準で短期トレードに最適!
・長期:松井証券
→新NISA売買手数料0円!日本株・米国株・投信ぜんぶ無料+電話サポートも神!
どっちも良いですがどちらか迷ったら → まず松井証券でNISAを確保 → 慣れたらGMOクリック証券をサブ口座に。
どちらも口座乗っ取り防止の多要素認証も2社とも必須化で安心です!⚠️口座乗っ取りにご注意ください➡︎【2025年5月最新】証券口座乗っ取り対策|初心者必見!多要素認証必須化決定の安心証券会社おすすめ3選/PR
かんたん3ステップ開設ガイド
GMOクリック証券の口座開設で迷ったら、以下の動画を参考にやってみてくださいね👇また、松井証券は3ステップでかんたんに口座開設ができます⬇️

松井証券の公式サイトにアクセスして下さい。
「口座開設」ボタンをタップし、手続きを進めます。申し込むは郵送よりも、オンライン申込みがオススメ!

◆STEP2 確認書類のアップロード
本人確認をオンライン上で行うことで、最短即日で口座開設が完了します。本人確認書類は顔写真付きマイナンバーカードなら1枚でOK!(免許証+マイナンバーのわかる書類)

◆STEP3 取引暗証番号、パスワード設定
口座開設完了後に、「パスワード・取引暗証番号の設定方法」の案内がメールで届きます。

設定したパスワード・暗証番号を忘れると郵送での手続きになってしまうので、忘れないようにメモしておくと良いのだ📝(1回忘れてる)
🚨ブラウザの設定を確認してね↓

➡︎Androidやタブレットなど、ブラウザの細かい設定方法の解説はコチラ!
今すぐ始めるべき3つの理由
❶NISA枠は“毎年リセット”(未使用枠は12月31日で消滅。早い者勝ち!)
❷トランプ大統領で米国株ボラ拡大
(優良株が割安で買える大チャンス)
❸早く始めると複利効果が高い
(統計的に安いタイミングを待つより早く始めた方が資産が増える)
投資は“始めた瞬間”からリターンが動き出すゲームです!ゆきママと一緒に、今日ここで“最初の一歩”を踏み出しましょう!
ブラウザ別の設定方法解説!✅口座開設前に必ず確認してください
もしCookieが無効で、プライベートorシークレットモード(黒い画面)を使っていると、トラッキングが無効になり、限定特典やキャンペーンを受けられなくなることがあります。夜だとダークモードでもアドレスバーが暗くなってしまうので、特にプライベートモード(Safari)・シークレットモード(Chrome)になってないか確認してください。
✅解決方法【Cookieを有効にし、シークレットモードを解除する】
口座開設前に、以下の手順で設定を確認し、バナーをクリックして手続きを進めてください!
🚨iPhoneからX(旧Twitter)アプリ経由でこのページを開いた方
まず、右下のSafariまたはChromeのマークをタップし、ブラウザでページを開いて設定を確認してください。
iPhoneの設定方法
Androidの設定方法
PC/タブレットの設定方法
コメントするc⌒っ *・∀・)φ...オキガルニドウゾ!