FOMCで米株はどう動く?初心者向け『利下げ』とハイテク銘柄の『押し目』目安をやさしく解説→9月17日

そのため、市場の関心は『FOMC後』の展開、すなわち現在の株価水準の持続可能性へと移りつつあります。
足元の株式市場は、調整局面でも押し目買い意欲が根強く『底堅い相場』が続いており、大幅な下落リスクは限定的と見られています。
しかし、その一方で無視できないのが、歴史的な水準から見て割高感のあるバリュエーション(株価評価)です。
この記事では、FOMCの展望や見どころと共に、特に相場を牽引してきた情報技術(IT)セクターのバリュエーションを深掘りし、具体的な投資戦略、各銘柄の『押し目買い』の目安について解説します。
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データで見るITセクターの現在地
現在のITセクターの評価を、将来の利益予想(向こう1年の予想EPS)を基に算出されるフォワードPER(株価収益率)から確認してみましょう。
・S&P500情報技術セクター(青線):29.2倍
最新のデータでは、ITセクターが市場平均に対し約30%ものプレミアム(29.2/22.4−1≒+30%)で評価されていることがわかります。
この水準は、ドットコムバブル期(2000年前後)に見られた50〜60倍といった極端な数値には及ばないものの、市場が安定していた2010年代のレンジ(概ね17〜20倍)は明確に上回っています。
また、単純に過去平均のフォワードPERからすれば、市場平均のS&P500全体で見ても、ITセクターで見ても、かなり割高な水準にあることが言えます。
そして、現在はコロナショック後の金融緩和と近年のAIブームを背景に、市場平均とのプレミアムは再び拡大傾向にあると言えます。
P/E分析から読み解く4つのポイント
この割高なバリュエーションを踏まえると、重要なポイントは4つあります。◆その①:リターンは「利益成長」が鍵
→このようにPERが高い水準では、さらなるPERの拡大(マルチプル・エクスパンション)による株価上昇は期待しにくいです。今後のリターンは、企業が着実に予想を上回る利益(EPS)成長を実現できるかにかかっています。
◆その②:成長鈍化によるPER圧縮リスク
→現在の高いプレミアムは、ITセクターの収益が今後も市場平均を大きく上回って成長し続けるという強い期待の表れです。もし成長が鈍化、あるいは市場予想に届かない事態になれば、期待が剥落しPERが急速に縮小(株価が下落)するリスクがあります。
◆その③:一部の超大型銘柄への集中リスク
→現在のITセクターの高いPERは、エヌビディアやマイクロソフト、ブロードコムやオラクルといったごく一部の超大型銘柄に大きく依存しています。これらの少数銘柄の業績見通し一つで、セクター全体の評価が大きく変動しうる構造的なリスクがあります。
◆その④:金利動向への高い感応度
→PERは、将来の利益を現在価値に割り引く際の『割引率』であり、長期金利と密接に関係します。金利が高止まり、あるいは上昇する局面では、特に高PERのITセクターには強い逆風となります。
したがって、株価がさらに上昇するには『金利低下』か『力強い利益成長』のどちらか、あるいは両方が不可欠です。
短期的に懸念されているのは、どこまで利下げが進むかですね。すでにかなりの水準まで織り込まれていることから、米金利が一段と下がるのかどうかが、今後の株価を占う上でも重要となるでしょう。
FOMC後の具体的な投資戦略
これらのことから、基本的な戦略としては、ポートフォリオの核となるポジションは維持しつつも、リスク管理のために一定の余力を残す(フルインベストメントを避ける)ことが賢明かと思います。市場の楽観ムードに乗りつつも、冷静に良さげな買い場を探るスタンスですね。これまでとあまり変わりませんが、流石にこの高値で突っ込んでいけるかというと、やや腰は引けます。パウエルがよほど利下げにコミットすれば別ですが。
もちろん、収入がしっかりあって追加入金前提で積み立てしている場合などは、下がったら追加入金スタイルでガチホ積み立て継続でしょう。
つまり、ご自身の投資スタイルや状況に合わせて、以下の方針を選んでいただければと思います。
◆最近投資を始めた方:
→慌てて高値を追う必要はありません。FOMCで相場が調整する局面があれば、3割程度までポジションを引き上げる(資金が10あるとしたら3まで)チャンスではあります。
◆積立投資を継続中の方:
→現在の積立ペースを維持することが基本。もし市場が大きく下落する局面があれば、スポット(臨時)での追加入金して投資を増やすのが有効な戦略です。
◆すでにポジションを構築している方:
→これまで解説してきたコア・サテライト戦略を基本とし、サテライト部分で保有する個別成長株などが大きめに調整した局面を狙い、冷静にポジションを追加できると良いでしょう。利益が出ていれば、ポジションを6割ぐらいまでは増やして良いかなと思います。
💡ゆきママの戦略:
すでに5割のポジションを保有してるため、調整があればコアウィーブなどのネオクラウド銘柄、下げが大きめならアステラ・ラブズも少し買おうと考えています。いずれにせよ、慎重に増やす姿勢は変わらずです。エヌビディアは150ドル台での買い戻し想定。
オプション市場を踏まえた買い場
大型主力株は『5〜10%の浅い押し目』を狙う
現在の底堅い相場では、エヌビディア、ブロードコム、アルファベットといった大型主力株は大きく下落しにくい傾向があります。ポジションを持っていない場合は、高値から5〜10%程度の調整でもエントリー機会と考え、以下の価格帯を目安に検討するのが良いでしょう。
・ブロードコム(AVGO)
第一候補:350–355ドル(直近レンジ下限のサポート)
第二候補:335–340ドル(心理的節目・高値レンジ圏の半値押し水準)
・エヌビディア(NVDA)
第一候補:172–173ドル(短期的な支持線として意識される価格帯)
第二候補:165–166ドル(過去に取引が集中した価格帯)
・アルファベット(GOOG)
第一候補:240–243ドル(直近安値圏であり、買い支えが期待される)
第二候補:230–235ドル(次のサポート候補となる水準)
個別成長株は『10〜20%の調整』で拾う
アステラ・ラブズ、コアウィーブ、ネビウスといった成長期待の高い銘柄は、大型株に比べて株価の変動(ボラティリティ)が大きくなる傾向があります。短期的に10〜20%の下落は当たり前に起こりうるため、そうした調整局面で時間と価格を分散させながら、少しずつ買い下がっていく戦略が有効です。
・ALAB:オプション市場ではやや強気な見方が優勢。需給が集中する200ドル前後が最初の目安。
・CRWV:好材料を背景にセンチメントは良好。初押しは浅くなりそうなので、最初の買い場は107ドル付近。
・NBIS:オプション市場では強気。現在の株価から見て、85-86ドルが最初の押し目買い候補。
(⚠️注意:提示した価格帯は、あくまでテクニカル分析に基づいた目安の一つです。実際の投資判断は、ご自身の分析とリスク許容度に応じて行ってください。)
【簡単解説】FOMCの展望と市場予想
0.25%の利下げが市場のコンセンサス(CME FedWatch等で90%超の確率)。0.50%の大幅利下げの可能性は低いと見られています。

1ドル=145円を割り込むと深めの調整になりやすいため、FOMC後にドル安が進んで145円割れを見た場合は、140〜142円程度まで下がるのを待ってからドル転するようにしましょう。
🚨最大の注目材料『ドット・プロット』
最大の波乱要因は、同時に公表される経済見通し内のドット・プロット(FOMC参加メンバーの政策金利見通し)です。(※ドット・チャートとも言います)
これはやや極端ではありますが、少なくとも今回を含め年内2回以上の利下げ、さらには来年も2回以上で2026年末には3.00〜3.25%ぐらいに着地することが示されなければ、やや市場は動揺するかもしれません。
あとは、パウエル議長の発言トーン次第ですね。おそらく、データ次第を強調することになるとは思いますが、これもある程度は織り込み済みなので、少々の押し目にしかならないような気はします。
というわけで、FOMCでどうこうというよりは、ボラ(変動)を意識して、新規勢は押し目の機会に。すでにポジションを持っていれば、ワンチャン、サテライト銘柄を安値で仕込めるチャンスぐらいに思っておけば良いと思います。
まとめ&次のアクション
✔️FOMC後の上昇は『利下げ × EPS成長』次第。ハイテクは割高ゆえ押し目で戦うのが基本。✔️エントリーは『水準 × 分割』で、主力は5〜10%、成長株は10〜20%の調整で拾う。
✔️資金管理が最優先!フル投資は避け、積立・追加入金も利用して計画的に。
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