年末年始は日銀のマイナス金利解除からの利上げ、そして何よりFRB（米連邦準備制度理事会）の大幅な利下げが意識されたことで、ドル円が急落しました。

しかしながら、最近は日銀がマイナス金利解除後の利上げはないとしたことに加え、米国の経済が強くインフレ再燃の可能性から利下げ見通しが大きく後退し、再び1ドル＝150円の大台に乗せています。2024年も“スワップの旅”再び！？

ということで、質問も増えてきたので、2024年3月時点の展望とともに各社のスワップポイントの比較や注意点をまとめておきますので、よろしくお願いします。

去年の11月から持っていた、ドル円ロングをとうとう利確できました。一時は11Lotで-77万円まで含み損をかかえましたが、「スワップの旅」の言葉に勇気づけられ、ここまで来られました。ありがとうございました。 pic.twitter.com/dsLArWvbbw

— たかしん (@taka_setsuyaku) February 8, 2024

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日本の低金利と海外の高金利が継続でドル円・クロス円は下がりにくい展開に！

主要FX会社（※1）の中で、一番スワップポイントの多かったLIGHT FXでドル円ロング（買い）を1年間運用すると88,695円のリターンが期待できる（※2）という結果に。

つまり、今のスワップが継続するとすれば、1年後に約9円までの円高なら許容できる、トントンぐらいということです。逆に9円よりも円高にならなければプラスですし、もしさらに円安が進むのであれば、スワップポイントと為替差益の両方を受け取って大幅にプラスということになります。

（※1:価格.comのFX口座比較人気ランキング2024年2月の上位10社）
（※2:2024年2月のスワップポイント実績を365日継続した場合で計算）

やはり日本が低金利を継続する、利上げはあっても1-2回ということで円売りが続いています。さらに、最近では米国の経済指標が予想より強く、またインフレも想定以上に長く続いていることから、なかなか利下げができずに高金利がしばらく続くのでは、との見方が広がって、ドル円・クロス円は下がらない状況になっています。

ドル円（日足）のチャート

今後の経済指標次第ではありますが、まだしばらくは米国・海外で金利の高い状況が続きそうなので、それなりのスワップは維持されそうです。あとは、日本の低金利はまだまだ継続しそうということで、ドル円・クロス円はかなり底堅い値動きとなっています。

米国が利下げすると、今より2国間の金利差であるスワップポイントは今より少なくなりますが、5.25-5.50%の今の金利が半分になるにも、あと2-3年はかかりそうですからね。しばらくはスワップの旅を意識しながら、押し目を狙うトレードは有効だと考えています。

ドル円スワップポイント比較！各社で大きなバラツキが？

FX会社主要10社の買いスワップポイントを調べた結果、以下のようになりました。1日だけ高くして、スワップNo.1とか名乗っていたり、ブログなどで誘導している超絶卑怯な例もいっぱいあったので、2024年2月の1日あたりの平均（2024年2月分）で比較しました！

・LIGHT FX（LIGHTペア）：平均237円（最小230円・最大243円）→詳細（公式）

やはり不動のトップはLIGHT FXでした！圧倒的じゃないか、我が軍は!! これ以外は下記の通りとなっています。

・GMOクリック証券【FXネオ】：平均234円（最小223円・最大243円）→詳細（公式）
・みんなのFX：平均233円（最小220円・最大243円）→詳細（公式）
・松井証券：平均231円（最小206円・最大244円）→詳細（公式）
・外為どっとコム：平均231円（最小220円・最大241円）→詳細（公式）
・外為ex：平均229円（最小219円・最大240円）
・セントラル短資FX：平均230円（最小230円・最大230円）

・パートナーズFX：平均121円（最小111円・最大130円）→詳細（公式）
・LION FX：平均170円（最小170円・最大170円）→詳細（公式）
・JFX：平均170円（最小170円・最大170円）→詳細（公式）

各社、最大値と最小値にバラツキがあるほか、平均でもそれなりに違いがありますね。1年（365日）で比較すると、トップのLIGHTペアは88,695円、ドベのパートナーズFXは44,165円と、44,000円以上の差になります。1万通貨でこれですから、2万通貨、3万通貨で比較すると、もっと大きな差になりますので注意が必要です。

もちろん、スワップポイントは日米の金利差に大きな影響を受け、日々変動しますし、FX会社によっても異なります。また、為替レートそのものの変動を考慮していないため、必ずしも利益が確定しているわけではないということをご留意ください。

そもそもスワップポイントとは？注意点やデメリットも！

話を少し戻します。そもそもスワップポイントとは、通貨ペアにおける2国間の金利差を調整するものです。米ドル円なら、米国と日本の金利差が考慮されます。金利の低い日本円を売って、金利の高いドルを買うと、日々金利が積み上がっていくので、それがスワップポイントとして受け取れます。逆に金利の高いドルを売って、金利の低い日本円を買うと、スワップポイントの支払いとなり、マイナスになります。

多い会社だとドル円1万通貨あたり1日237円受け取れますから、1ヶ月で7,110円になります。これは値動きにして0.75円（75銭）相当ですから、ロング（買い）のアドバンテージが相当あるわけで。逆にショート（売り）は1ヶ月で0.75円下がらなければマイナスになるわけですから、売りから入るのは難しくなっているんですね。

ただし、「スワップ最強！ドル円買いまくるで！」という方には悲しいお知らせですが、米国の金利高の影響で、すでにドル円は1ドル＝150円というかなりの高水準ですし、為替介入なども想定されています。

また、そろそろ米国も利下げが意識されており、金利が下がってしまうのではといった指摘もあります。個人的には、まだしばらく先だとは思いますが、この相場水準が高いということと、米国の金融政策も曲がり角を迎えているというのが、デメリットと注意点でしょうか。

それでも、まだ数ヶ月ぐらいは米国の金利高は続きますし、まずまずの円売りも継続しそうなので、下がったらとりあえず買ってスワップの旅を楽しんでみたいところです。

高水準スワップでおすすめのFX業者3選！

◆LIGHT FX：主要通貨のスワップならココ！

まぁ主要通貨、特にドル円とかユーロ円、ポンド円をスワップも狙ってやる場合は、LIGHT FXのLIGHTペア使えって話なんですけどね。もうここは不動の四番、エースなので、持ってない人は口座を作っておきましょうということで。このブログ限定で5Lot取引3,000円の特別キャンペーンも実施中ですからね↓

◆みんなのFX：新興国通貨でエグいキャンペーン定期実施中！

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GMOクリック証券：全ての点で高水準、キャンペーンも豊富です！

レベルの高い合格点を越えるスワップポイントをオールウェイズ出してくれるGMOクリック証券。まぁどうこうということではなく、業界最大手で資金力もありますから、なんだかんだ他の会社がキャンペーンやってたりすると被せてスワップ増量してくれたりしますし、定期的にいろんなキャンペーンやってくれますからね。とりあえず、持っておいて損はないでしょう↓
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