【緊急】銀40%暴落・米国株安の「ウォーシュ・ショック」!NISA・長期勢は逃げるべき?真相と「買い場」の結論/2月1日

【緊急】銀40%暴落・米国株安の「ウォーシュ・ショック」!NISA・長期勢は逃げるべき?真相と「買い場」の結論/2月1日
1月30日の米国株と貴金属(ゴールド・シルバー)、そして週末(1月31日〜2月1日)を直撃したビットコインの急落。この『1月末の荒れ相場』に肝を冷やした投資家の方は多いと思います。

ただし、結論から言えば、今回の値動きは『FRB人事ショック × ドルと金利の急変 × 需給が偏ったポジションの巻き戻し』という3つの要素が同時に重なったことによるものです。

なぜこれほど激しく動いたのか?そして、この局面で私たちはどう動くべきか?事実関係を分かりやすく整理しつつ、各資産ごとの具体的な展望と戦略を解説していきます。

結論から言ってしまえば、米国株に関しては普通に買い場だと思います。買い遅れていた人は買う、そして持っている人はノイズに惑わされず、しっかり握っていきましょう。

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一体何が?暴落のトリガーと『共通因子』

トリガーに関しては、分かりやすく『ケビン・ウォーシュ』の指名ですね。

トランプ大統領が、次期FRB(連邦準備制度理事会)議長としてケビン・ウォーシュ氏を指名する方針を固めたこと(現パウエル議長の任期は5月まで)がきっかけとなりました。

市場の一部では『トランプ氏の意向を汲んで大幅利下げをするハセット氏』などが期待されていました。しかし、蓋を開けてみればウォーシュ氏ということで、マーケット全体が動揺したと言えそうです。

とはいえ、少し前からウォーシュ氏になるというリークもありましたから、一部のレバレッジ勢などが、あからさまに利下げ(ハセット氏の指名など)に過剰期待していた巻き戻しと言えるでしょう。

💡なぜ市場は嫌気したのか?

もともとウォーシュ氏は過去に『タカ派(金融引き締め支持)』的な発言をしていたこともあり、バランスシート縮小(市場からの資金吸い上げ)にも前向きだと見られている点があります。

冷静に考えれば、FRB内部でもさまざまな意見がありますし、どちらかというと学者で固められて保守的風潮が強いですから、誰が議長になっても政策はそんなに変わらない(ややタカ派的)ということは、誰でも理解できます。

実際、債券市場(金利)においては、高金利が維持されており、利下げを織り込む向きは全くありませんでした。しかし、短期の投機勢、レバレッジをかけてトレードしている投資家は違っていたと言えるでしょう。

❶『ウォーシュ=タカ派』の連想ゲームが発動!

❷これまで積み上がっていた『過度な利下げ期待(ドル安・金高)』が一気に剥落!

❸『金利高・ドル高』への巻き戻しが発生!

これにより、『金利に弱い資産(グロース株)』と『ドルと逆回転する資産(金・銀・コモディティ)』が同時に踏み潰される格好となりました。

さらに、同日に発表された米PPI(卸売物価指数)が上振れたことも、『インフレ再燃懸念』として金利上昇に拍車をかけています。

🇺🇸【米国株】展望と戦略:押し目

1月30日の米国市場は、S&P500が小幅安にとどまった一方、ナスダックは▲0.9%と下落幅が拡大。背景には、先ほど書いた『金利上昇』への警戒感があり、教科書通りグロース株(ハイテク株)を中心に売りが出ました。

今後のベースシナリオ:人事への反応は『一時的』

ウォーシュ氏の指名は、金融市場にとって本来『順当(妥当)』な判断であり、政策が極端に引き締め方向へ向かう懸念は過剰であり、現実にもその可能性は低いでしょう。

したがって、現在の株価下落がさらに深掘りするならば、それは『センチメント(雰囲気)主導の行き過ぎた調整』であり、絶好の買い場になる可能性が高いと考えています。

⚠️注意すべきリスク:ただし、インフレ指標の再悪化や関税強化などの『追加燃料』が投下され、金利上昇トレンドが止まらなくなるケースには注意が必要です。この場合、調整期間は長引くでしょう。

今後の投資戦略:大崩れしたグロース買い

これからは『金利耐性』による銘柄選別が1つのポイントになります。

⭕️メガテック(超大型ハイテク):潤沢なキャッシュフローと価格決定力を持ち、自社株買い余力もあるため、下落局面でも比較的底堅く、選好されやすいでしょう。

赤字グロース株:遠い将来の期待で買われている高PER銘柄は、金利上昇局面では理論株価が下がるため、短期的には逆風です。

しかし、『だからこそチャンス』とも言えます。 米国経済のファンダメンタルズ(基礎的条件)は依然として堅調であり、万が一悪化しても利下げ余地が残されています。今回の下げは『企業業績の悪化』ではなく、『ニュースへの過剰反応』である可能性が高いです。

これまで高値で手が出しづらかった優良銘柄や、金利懸念で売られたハイテク・グロース株にとって、ここからの下落局面は『押し目買い』のチャンス。ニュースに条件反射して投げ売りすることなく、冷静に対処しましょう。

とりわけ、ジェンスン・フアン氏(エヌビディアCEO)も言っている通り、メモリへの需要は本物ですから、まずはマイクロン(MU)などを中心に仕込んでいくと良いでしょう。

■参考note記事【MSFTショック】AIバブル崩壊?私は迷わずマイクロンとシーゲイト(STX)を買いました!決算で見えた『資金の逃げ場所』/1月30日

この他、高PERのネオクラウド銘柄ネビウス(NBIS)、銅接続のクレド(CRDO)など、狙っていた銘柄も買っていくことも検討していただければ。
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今回の『押し目』はスピード勝負です。私が愛用している松井証券なら、プレマーケット(立会時間前)から取引できるため、市場が開いて急騰する前に仕込むことが可能です。まだ持っていない人は必須級です。

🎖️【ゴールド・シルバー】展望と戦略

今回の主役は貴金属の暴落でしたね。特に1月30日は、ゴールドが1980年代以来級の下落率に迫る大幅安、シルバーに至っては一時40%近く下落し、過去最高記録を更新しています。
要するに、先物・オプション・ETFでレバレッジをかけた『投機的な買い』が積み上がっていたため、下落が始まると『投げが投げを呼ぶ(売りが売りを呼ぶ)』構造になっていたことが原因です。

今後のベースシナリオ:ゴールドは底堅い

🥇ゴールド:中国などの中央銀行による買いや、脱ドル需要という『実需の床』があるため、暴落一辺倒にはなりにくいでしょう。高値圏でのもみ合いからの調整を経て、再び安定を取り戻す可能性が高いと考えています。

🥈シルバー:市場規模が小さく、投機マネーで価格が歪みやすいため、今回のような『逆回転』が起きると悲惨。引き続き不安定な値動きを続けそうです。

具体的な戦略:ゴールドは買い!

ゴールドに関しては、長期保有のコアポジション(現物など)は売る必要はありません。ただし、短期のレバレッジ取引は一度手仕舞うか、ロットを落とした方が良いでしょう。

また、トレーディングとしては、急反発した日に飛びつくのではなく、『相場が落ち着いて出来高が細った日』などを狙うと良いでしょう。積み立てであれば、淡々と継続して良いでしょう。

以前の記事でも解説した通り、4,780ドルを明確に割り込むと、短期の上昇リズムが崩れそうなので、その場合は慌てて積み立てを増やし過ぎず、じっくり買っていくことを心がけましょう。

シルバーに関しては、連続して証拠金が大幅に引き上げられた(1/28に9%→11%、さらに1/30に11%→15%)こともあり、戻りは鈍く、戻っても売られやすいと言えます。短期的にはボラティリティが高すぎるため、トレードが得意でない人は完全スルーで。

今回はウォーシュ氏の指名でドル高になったことも下落要因ですが、継続してドルが強くなる構造にはないため、落ち着きを取り戻せばゴールドなどは底堅い値動きをしていくと考えています。

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₿【ビットコイン】展望と戦略

ビットコイン(BTC)は1月31日(日本時間2月1日)に8万ドルを割り込み、週末の薄い板(流動性が低い状態)の中で下げ幅を拡大しています。

重要なのは、今回のBTCは『安全資産(デジタルゴールド)』としてではなく、『金融緩和と過剰流動性で持ち上がっていたリスク資産の一角』として売られたという点です。ウォーシュ指名による引き締め懸念が直撃しています。

基本的にレバレッジポジションの清算(強制ロスカット)の連鎖が起きると下げ足は速いですが、それが終われば急反発もしやすい相場ではあります。当面は政策ニュース次第で乱高下が続きそうですが。

シルバーなどもそうですが、今の様な荒れ相場でもっとも負けやすいのは、方向性の読み違いというよりは、過度なレバレッジによる『強制退場』ですから、現物を拾うぐらいにしておきたいところ。
今の8万ドル前後(1,200万円)は一旦は買い場でしょうが、停滞が続くなら6万ドル(900万円)レベルは見えやすいため、買い過ぎずに現物で分割エントリーが引き続き妥当かなと。なかなか主役になりきれない相場が続きそうです。

💱【ドル円】展望と戦略

ドル円は綱引き状態が続いています。上に行くと口先介入も予想され、最悪で為替介入も十分あり得るため、FXでの安易な買いはNGでしょう。

一方、152〜153円台はサポートとなっていますから、米国株を買っている人は、152〜153円台で当面(1〜2ヶ月分)程度のドルは確保しておくと良いでしょう。次のドル転ターゲットは147〜148円前後です。
⬆️上方向(ドル高・円安): ウォーシュ指名やインフレ指標による『米金利上昇』圧力。

⬇️下方向(ドル安・円高): 日本政府の口先介入に加え、NY連銀によるレートチェック報道など、『日米協調介入』への警戒感。さらに欧州(ECB)からもユーロ高牽制が出ており、『通貨安競争』の様相も呈しています。

為替介入の可能性もあり、ドル円・クロス円はトレードが難しいですね。152〜155円レベルのレンジを意識して、短期で回転(152〜153円台でロング、154〜155円でショート、利食いは早め)させるか、為替介入があったときにショートで波に乗るかぐらいです。

積極的にトレードするというよりは、日本の総選挙の動向を見極めながら、あらためて戦略を考えるぐらいで良いでしょう。もちろん、1ドル=140〜145円レベルになれば、長期スワップポジションも検討です。
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まとめ:ピンチはチャンスに変わる

今回の『ウォーシュ・ショック』は、市場が勝手に作り上げた『過度な利下げ期待』が修正されたに過ぎません。

したがって…

🇺🇸米国株:ファンダメンタルズは良好。下落は買いチャンス。

🎖️貴金属:バブル崩壊の調整局面。ゴールドは実需ありだが、シルバー等は危険。銅は実需で硬いのでOK。

ビットコイン:流動性相場の一服で調整リスクあり。焦って買わない。

💱ドル円:綱引き状態。金利上昇でのドル高と、政治的なドル安圧力の板挟み。米国株のドル転のみ。

市場がパニックになっている時こそ、冷静な投資家にとっては利益を上げる最大の好機です。雰囲気に流されず、事実に基づいたトレードを心がけていけば、全く問題ないでしょう。

週明けの市場は、まずウォーシュ氏の指名に対する市場の再評価が始まりそうです。今はこの『ドタバタ』が落ち着いた時、再び上昇トレンドに戻る資産を見極めることこそが、最大のミッションです。

そして、どう考えても需要が強いAI半導体銘柄に関しては、このショックで買い向かっていくことが大きな利益機会、チャンスにつながりそうですから、しっかり掴んでいきましょう。
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