【相場展望】ジャクソンホール後の『下落』は絶好の買い場?パウエル議長講演の展望と投資戦略/8月21日

昨夜は今日からのジャクソンホールに向け、ガス抜き程度の調整があったことで、パウエルFRB議長の発言が利下げに前向きであれば、十分戻していける相場になってしまったというか…でも高値更新はというと…。
昨夜、エヌビディアが170ドルを割り込んだ場面は、あともう一押しあればオプション的には下げが強まりそうだったのですが、買い戻されて反発。
ナスダックも1日で調整(下落)入りのマイナス2%まで迫ったのですが、ギリギリで切り返して反発となっています。
いずれにせよ、新規勢にとっては絶好のチャンスが来ているので、ぜひこのタイミングで投資を始めて欲しいですが、すでにポジションを持っている人間としては、まだまだ待たなくてはいけない雰囲気に。
この記事では、今週のメインイベントであるパウエル議長の講演について、マーケットの織り込みなどを踏まえて展望を考えつつ、今後のトレード戦略について解説していきます。
焦点:市場の織り込みは正当化されるか?
日本時間22日23:00からのパウエル議長の講演で、利下げにコミット(積極的)されれば別として、流石に高値圏で追っかけていくのは苦しいのかなといった印象。とにかく、焦点としては、まずはパウエル議長が9月の利下げを示唆するか、また9月以降の利下げについてはどうなのか、それを受けてマーケットがどう評価するのかといったところでしょう。
このところの経済指標を振り返ると、CPI(消費者物価指数)は無難だった一方で、PPI(生産者物価指数)やIPI(輸入物価指数)は予想以上に強く、関税の影響がモノだけでなくサービス価格にも波及しつつあります。
今後はトランプ関税の影響が本格化してきますから、粘っこいインフレがしばらく続く可能性は高いと言えるでしょう。
一方、経済はというと明らかに減速中です。今週の米国小売決算は強弱マチマチでしたが、少なくとも強くはないですからね。化粧会社大手も関税の影響や、中国市場が悪く重圧がかかっているとのことで、冴えない数字です。

もっとも、すでに一部では予告的なリーク報道もあり、パウエル議長は利下げにコミットしないとの見方が強まっています。
つまり、9月の利下げを否定するようなことはないものの、データ次第とする可能性もあり、それ以降の利下げについては全く約束しない可能性が十分です。
こうなった時の市場の受け止めがどうか、という話ですね。
結論としては、9月利下げが確定すれば一旦は株価は上がっていけるでしょうが、27日にエヌビディアの決算があることを踏まえると、高値追いは結構難しいように思います。
逆に9月の利下げについても、もうちょっとデータを見たいという話になると、不透明感から少し苦しい展開になってしまうでしょう。トータルでは、若干弱気ぐらいで見ています。
株式:今は『待つ』が正解か?
とりあえず、明日のパウエル見て、それから27日のエヌビディア決算次第ですよねという話に。決算に関しては、エヌビは昔からあまりイケイケな強気な決算は出さないので、中国市場の見通しの難しさから、ガイダンスは結構辛めの数字が出てくるんじゃないかなという気はします。
で、そのあとはブレまくりの雇用統計が9月5日にあるわけで、短期トレーディングならともかく、あえてここで買い増す必要はないと考えています。

6,200ポイントを割り込むと下げが加速しそうなので、そうなれば嬉しいですね。下げの速さ、不透明感を見極めながら、少しずつ買い増していくと良いでしょう。
短期的には、今日はメガテックの買い戻しが出そうなので、デイトレなら押し目買いで明日のジャクソンホール前に利食いです。
逆に今日も下げるのであればノーポジ・新規の方にとっては、資産形成を意識して少し買うチャンスとなりますので、そのつもりで。

一旦、天井は43,500円レベルで設定されそうで、上抜けには米国株の上昇が必要となるでしょう。
トータルで見ると、42,000円割れなどの暴落時に短期トレードで入る程度で、あえて動くようなタイミングではないように思います。
米国株に関しても同様で、ここから下がるならまだポジションを持ってない人は買えば良いですが、一定レベル以上ポジションを持っているなら、大きな下げ待ちでOK。
何度も繰り返している通り、米国株にとって9月は鬼門、もっとも弱い月ですから、来月9月、再来月10月に買えば良いでしょう。
相場をけん引してきたAI・半導体銘柄も煮詰まり感が見られ、ここから大きく上昇するようなバブル相場になるには、大きな調整下落が必要と言えます。
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⚠️Metaの水増し疑惑がAI相場の火種に?
今のところ反応は鈍いですが、小ネタとして。元メタ社員が、MetaのShops ads(ショップ広告)のROAS(費用対効果)が、送料や消費税を売上に含めるなどの方法で17-19%程度、水増しされていたと主張していたことが報じられています。■フィナンシャル・タイムズ報道→Meta inflated ad performance and bypassed Apple’s privacy rules, tribunal hears
英国の労働裁判(解雇の暫定救済などを求めている)で、元社員が主張しているとのことです。
直近の決算資料(カンファレンスコール)を見ると、メタは広告配信の新AIモデル改善により広告コンバージョンがインスタグラムで約+5%、FBで約+3%、新しいAI広告ツール利用で平均ROASが+22%改善したとしていました。
つまり、この+22%の改善がほとんどが水増しだったとすると、AIによる成長ストーリーに疑いが生じることになります。
今のところはあまり重視されていませんが、今後AI・半導体銘柄の調整が深まった際に蒸し返されそうな事案ではあるので、念の為頭の片隅に入れておきましょう。
もちろん、これでAIの成長ストーリーが崩壊するわけではないですけどね。結局、AIの開発を進めないと将来的な成長は見込めないわけで、だからこそメガテック各社が全力で投資しています。
ただ、エヌビディアはもちろんのこと、パランティアなどAI関連株はボラティリティ(変動)が大きいですから、暴落もあり得ます。その時に拾えるようにしておきましょう。
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為替:ドル円が下がらない理由とは
株価が大きく下落するような極端なリスクオフや、日銀の積極的な利上げ姿勢でもない限り、ドル円の下げは限定的といった流れです。noteでも解説した通り、リスクオフになればなったで手元資金を確保するためのドル買い(キャッシュ化)の動きが強くなるため、トータルで方向感が出にくくなっています。
■note記事→【危険信号】株・ビットコイン・金が同時下落!史上最高値からの反落は『暴落の序章』か?運命のジャクソンホール会合、為替のトレード戦略解説/8月20日
また、過去1週間の通貨強弱は以下の通りとなっています。

(強い)CHF > USD > EUR ≈ JPY ≈ CAD > GBP > AUD >> NZD(弱い)
今週はスイスフランと米ドルが同時に上昇し、高ベータ・資源通貨の豪ドル、NZドルが弱いという典型的なリスクオフ相場です。
原油安や中国経済の弱さなども、豪ドル、NZドルの下押し要因となっています。
短期的にはゴールドやビットコインも一旦回復の兆しがあり、巻き戻しが出る可能性が十分ですが、パウエル議長がよほど利下げに積極性を見せない限り、極端に米ドルが売られるということもなさそうで、基本的に米ドル円は押し目を狙っておけば良さそうです。
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ジャクソンホールでどうなるかですね。極端に下がって145円台を大きく割り込んでくるのであれば、スワップポジションを狙っていきたいところでしょう。
あとは、ユーロドルは停戦合意期待で1.15ドル台に差し込んできたら買っても良さそう。将来的な利下げがある以上、極端なドル高も見えにくいので、ショートは難しそう。
為替に関しては、概ねこんな感じで見ています。

レバレッジ2倍台でスワップだけで年12%のリターンが期待できますから、もしも予期せぬドル安・円高があれば、少し買ってみたいですね。
■参考記事→【2025年最新】円安対策の決定版!ドル転の最適なタイミングはいつ?専門家の見通しと初心者でもできる資産防衛術を解説
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