【ドル円150円攻防】金利差相場の終わりと始まる『信頼相場』!ニュースが決める週→10/20〜

これまでの為替市場は、主に各国の『金利差』をターゲットに動いてきましたが、ここ最近は地政学リスクや各国の財政状況、さらに不安定な政治運営が目立つようになってきており、徐々にその国へ対する『信頼感』が相場を動かしているように思います。
■参考記事→NISAでコツコツ非課税ゴールド投資|金価格4,379ドルで史上最高!高騰の3理由と今後の見通し
実際問題として、ブームやFOMO(持たざる恐怖)もありますが、金(ゴールド)への逃避が加速しています。これは、国(通貨)への信頼感が失われていることもあるでしょう。
ここでは米ドルと円を例に、それぞれの国が抱える『信頼』に関わるリスクと、それが為替にどう影響するか、ドル円のトレード戦略とともに解説していきます。
🙏【お願い】興味のあるサービスがあればブログのバナーを活用して口座開設いただけると、今後の解説・記事更新のモチベーションとなりますので、ぜひよろしくお願いします。申し込みは最短5分です👍
🔹GMOクリック証券[PR]:1万通貨取引で4,000円
🔹SBI FXトレード[PR]:W口座開設+1万通貨取引で米ドル5,000円相当
🔹LIGHT FX[PR]:5Lot取引で3,000円
口座開設・維持手数料は無料ですし、このブログでは金融庁登録の安心の証券会社のみ紹介していますので、よろしくお願いします🙏
【日本円】問われる政策運営
まず、日本円に関しては結構読み通りでしたね。高市トレードでもワンチャン153円はあっても155円を超える極端な円安にはならないとしてきましたが、その通りでした。この背景としては、やはり円安になると日銀(日本銀行)が利上げを織り込ませ、円安スピードの調整、けん制する動きが見られるからです。
高市氏は利上げに否定的との見方から円売りが進みましたが、150円を大幅に超えたあたりから慌ただしくなり、最近では年内利上げの可能性が再度意識されています。
実は海外の投資家は、私たちが想像する以上に日本国内の政治・経済の動向を注視しています。特に注目しているのは、日銀の『金融政策スタンス』と『財政政策』があります。
🔸円安シナリオ:『積極的な財政出動』と『粘り強い金融緩和の継続』という組み合わせは、金利差の観点から円安圧力として働きやすくなります。
🔸円高シナリオ:『財政規律を重視する姿勢』や『金融正常化への具体的なシグナル』が示されれば、円への信認が回復し、過度な円安が巻き戻される展開も考えられます。
💡分析のポイント
すでに高市首相誕生は確実とも報じられており、一定の円売りは続きそうです。今後の円相場は、政府と日銀が発信するメッセージに、これまで以上に敏感に反応するでしょう。高市氏は物価高の原因となっている円安を望んでいないとされていますが、日銀に対してどこまでの利上げを許容するのか、また物価高対策など積極的な財政出動があれば、円売りが続き、ドル円・クロス円相場をサポートするでしょう。
【米ドル】岐路に立つ基軸通貨
かつては、市場が混乱に陥ると投資家は資産の避難先として『安全な通貨』であるドルを求める傾向がありました。しかし、最近ではその一方で、米国内の政治対立の深刻化や、膨らみ続ける財政赤字が基軸通貨としてのドルの『信頼』を少しずつ揺るがしているのでは、という懸念も強まっています。
基本的に米国の基軸に疑いはありませんが、市場関係者の一部では米ドルだけを買っていいのかという疑問も高まっており、ゴールドへの逃避が進んでいます。まずは、この二面性を理解することが重要です。
🔸短期的視点:市場がリスクオフに傾けば、まずはドルへの資金逃避が起こりやすい。
🔸中長期的視点:財政や債務問題への懸念が高まり続けると、『買われるドル』が必ずしも『信頼されるドル』を意味しない状況が生まれ、ドルの上値が重くなる可能性があります。
💡分析のポイント
今後のドル相場は、金利差だけでなく、国債の需給バランスや財政の持続可能性といった、国家の信認に関わる指標を同時にチェックする必要があると言えるでしょう。🇺🇸🇯🇵今週のドル円相場展望
先週のドル円相場は、150円台前半から半ばを中心とした神経質な展開。ドル高と円安の両方で上昇してきましたが、米長期金利が低下したことやユーロが買い戻される中で、米ドルの上値は抑制されました。一方で、日米の政局を意識した円売りというのは根強く、米地銀破綻からのリスクオフで149円台前半まで下げる場面もありましたが、懸念が一巡すると150円台に復帰しています。
今週は、20日(月)の日銀・内田副総裁講演と、24日(金)の米9月消費者物価指数(CPI)が相場の方向性を決定づける重要イベントとなります。
もっとも、米国の政府機関閉鎖は続いており、週末の消費者物価指数も再延期となる可能性には注意しておきましょう。

一方、FOMC(米連邦公開市場委員会)を月末に控え、ブラックアウト期間(金融政策について発言できない)に入りましたし、政府閉鎖で経済指標が発表されないので、ドル自体の値動きは抑えられやすそうです。
トレード戦略:不安定な相場で悩ましい
基本的には150円前後を挟んでのレンジが続きそうです。想定レンジとしては、概ね149.80〜151.80円を考えていますが、地銀懸念が再燃した場合、株価が急落する場合は下抜けも十分あるでしょう。日本の政局問題なども絡んできますが、やはりなんだかんだの円売りは根強いと考えます。先週は一旦、高市トレードの巻き戻しなどで円買いが入りましたが、21日の首班指名へ向けては、高市首相誕生ムードで円売りとなりそうです。
また、ドルに関しては欧州の政局などの影響もあり、悩ましさは残るものの、地銀ショックなどで米金利の低下が加速してドル売りからの買い戻しもありそうで、比較的堅調な相場を予想しています。
トレード戦略としては、基本的に150円台前半、150.00円の大台節目を背に150.00〜150.40円レベルでは拾ってみて、利益確定は150.90〜151.20円を狙いたいところでしょう。
損切りは、先週も149.50〜149.70円レベルでは下げ渋りが見られたので、149.40円としておきます。
まずは心理的節目の150.00円と、上値の目処となる151.20円が機能しやすいと考えていますが、ニュースのヘッドラインに強く影響を受ける相場なため、ニュース次第であっさり抜けることも想定しておきましょう。
✅1ドル=150円台で当面のドル確保
これは繰り返し言っていることですが、現状だと1ドル=150円前後では一定レベルのドルを確保しておきたいところでしょう。特に米国株を買いたいと思っている人は、当面1ヶ月分ぐらいのドルを確保しておくと、割安に米国株を変える場面が来そうです。
今後、株価が10%以上も暴落するような極端なリスクオフがあれば別として、基本的に高市首相誕生や積極財政的方向で円のフロア(底)は一段上がったと言えるでしょう。
よほどのドル安でも重ならない限り、1ドル=145円といった水準は遠のきましたので、その認識で一定レベルのドルは確保しておきましょう。
年末へ向けて日銀の利上げはリスク材料ですが、おそらく1ドル=150円を下回るような状況だと利上げを見送り、カードを温存するでしょうから、これまた極端な円高にはなりにくいと考えています。
PR/スワップ投資も短期もみんなのFX
ドル円スプレッドが0.15銭で低コストのトレードができますし、さらにほとんどの通貨ペアで業界最高水準のスワップポイントをもらえるのがみんなのFXですから、迷ったら、まずはこの会社。というか、ほぼ決定版です!
7月1日にロングしたスワップポジションは4ヶ月目に突入しそうです。2万通貨で為替差益+14万円、スワップポイントが+4万円の計+18万円です。こういったトレードが10〜15万円程度の少ない資金でできるのがFXの魅力です。
▼参考記事:
→【2025年最新】FXスワップポイント投資の始め方|初心者向けにやり方からおすすめ口座まで徹底解説
→【究極の円安対策】ドル円のスワップポイント投資を実際にやってみた!今がアツい理由とは?
スワップポイントは各社差があり、少ないところだと半分以下ということもあります。つまり、会社の選択を間違えるだけで得られる利益が半分になってしまいますから、ご注意いただければと思います⚠️
✔️業界最高水準!驚きの高スワップポイント
→ドル円はもちろん、メキシコペソ円、トルコリラ円などでも
✔️ポジション保有中でもOK!スワップだけ引き出せる
✔️低コストが利益を後押し!業界最狭水準のスプレッド(ドル円0.15銭)
✔️数千円から始められる!安心の1,000通貨単位
このブログ経由なら特別にゆきママの為替レポートプレゼント中!
📺口座開設で迷ったら動画を見てくださいね⬇️
⚠️【注意】申し込み前にブラウザの設定確認をお願いします↓

ブラウザ別の設定方法解説!✅口座開設前に必ず確認してください
もしCookieが無効で、プライベートorシークレットモード(黒い画面)を使っていると、トラッキングが無効になり、限定キャンペーン・特典を受けられなくなることがあります。夜だとダークモードでもアドレスバーが暗くなってしまうので、特にプライベートモード(Safari)・シークレットモード(Chrome)になってないか確認してください。
✅解決方法【Cookieを有効にし、シークレットモードを解除する】
口座開設前に、以下の手順で設定を確認し、バナーをクリックして手続きを進めてください!
🚨iPhoneからX(旧Twitter)アプリ経由でこのページを開いた方
まず、右下のSafariまたはChromeのマークをタップし、ブラウザでページを開いて設定を確認してください。
iPhoneの設定方法
Androidの設定方法
PC/タブレットの設定方法
コメントするc⌒っ *・∀・)φ...オキガルニドウゾ!