ユーロ高3大要因とユーロドル戦略/FOMC後のドル円シナリオを初心者向けに徹底解説/5月6日

一方で、中長期目線で見れば世界的な利下げということで、金利差縮小からやや円高気味のトレンドになっているのが現状です。
ドルはというと米国売りの流れでドル安が加速しましたが、トランプ懸念も一旦緩和したことで実需主導でやや買い戻されているといった感じです。
それから、ECB(欧州中央銀行)が利下げを実施しているものの、米国からの逃避というトレンドの中でユーロは比較的強い状況です。
今日はユーロが買われる理由について質問が多く寄せられたので、その辺を解説しながら今後のユーロドルとドル円のトレード戦略について解説していくので、ぜひ最後までお読みいただければと思います。
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ユーロ高が続く「3つの理由」をざっくり解説
まず、ユーロ高が続く理由を超やさしく解説していくと…①ドイツの“超大型”財政出動
→メルツ次期首相が防衛+インフラ合わせて約5,000億ユーロ(ドイツのGDP比11%)の特別基金を計画。憲法にある“財政ブレーキ”を一部停止してまでお金を回すと決断し、『景気テコ入れ期待』で資金がユーロに流入。また、一部にはロシア-ウクライナ停戦の復興特需も。
②リスク回避マネーの避難先
→米国はトランプ政権の関税政策などで、かなり見通しが悪い状況。投資家は『いざというとき逃げ込める市場』を探し、EU・英国・スイスなどに資金をシフト。とくにドイツ国債への需要が急増し、ユーロ買いを後押ししています。
③欧州景況感の底打ちシグナル
→ドイツを中心にPMI(購買担当者景気指数)の数字が改善(特に製造業中心)。これまで沈んでいた製造業が回復し始めたことで、『景気回復+財政拡大=好景気の始まり』といった見方でユーロ買いが正当化されています。
🔰ミニ用語解説
・財政ブレーキ:「国の赤字をGDP比0.35%以内」と定めたドイツ憲法の“借金リミッター”。今回は安全保障を理由に一時解除。
・PMI:企業の購買担当者に景況感を聞く指標。50より上なら拡大傾向。
ユーロ高のメリットとデメリット:当局の許容度を見極めたい
ドル売りに加えてユーロ買いという流れもユーロ高を後押ししていますが、メリットとしては分かりやすく『輸入コストの抑制(インフレ低下)』が挙げられます。特にエネルギーは安く買えます。一方で、ドイツは自動車を中心とした工業、輸出大国(自動車、機械、電子機器、医薬品など)でもありますから、ユーロ高は輸出にとってややマイナスとなります。大体、ユーロが10%上がると企業利益が2〜3%減少すると言われています。
特に現段階では、まだ景気が回復途上、ようやく底打ちという程度ですから、急激なユーロ高になると景気の腰折れリスクにもつながるため一定レベルの警戒は必要でしょう。

ちなみにECBの主席エコノミストであるレーン氏は「ユーロ相場とエネルギー価格に起因するディスインフレの力が存在する(4/24)」と述べており、ユーロ高に対してインフレを弱めると一定の評価をしています。
今後はトランプ関税によるインフレ圧力も加わってきますから、ある程度のユーロ高というのは許容できそうか。その辺の温度感を見極めていく必要がありそうです。
ユーロドル:重要ラインと短期トレード戦略
ECBは2024年6月以降、すでに7回利下げ(-1.75%)をしています。一方、FRB(米連邦準備制度理事会)は3回(−1.00%)にとどまっています。ECBは4月に利下げしましたが、次回の6月にも利下げが織り込まれています。やはり見通しが難しいのは、FRBで年内で3〜4回程度の利下げが織り込まれていますが、今週のFOMC(米連邦公開市場委員会)で、その見通しがどう変わるかによってドルが動くことになるでしょう。


やはり先週も1.126-1.127ドルのサポートが機能していますから、このレベルを背に買っていくイメージですね。1.130ドル前後で拾って、1.135ドルぐらいで利食いするというのが短期トレードでしょうか。
ドル安、ユーロ高となって一段高となった場合でも、1.150ドルでは一旦利食いでしょう。ここを大きく抜けていくためには、象徴的なイベントが必要であると考えます。
あとは、1.150ドルを超えてもECB関係者がユーロ高を許容するかどうかも問題ですから、高値を抜けた場合は意識して発言などを追っておくと良いでしょう。
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ドル円は一旦底入れムードだったのですが、週明けは日米通商交渉も不調気味と報じられたことで、もっとめんどくさい対中国、対欧州はどうなるんだという話で、またドル安で崩れているといった状況でしょうか。結局、ドルそのものがトランプ・ショックから立ち直りきれていない印象です。◼️時事通信報道→【速報】米が相互関税の撤廃拒否、日米交渉難航か
今後もニュースのヘッドラインに振らされる相場が続いており、特に円相場も安定感がないですからドル円のトレードは難しくなっている印象です。
ヘッジファンドも円買いポジションを積み上げすぎて、下値余力もそこまでないですからツッコミ売りはやはり危険ですね。特に短期的には植田総裁が来年まで利上げ先送りで円売りでしたし、先週末の強めの米雇用統計で米景気の底堅さ、粘り強さが意識されていますからね。

とりあえず、先週の戻り高値だった146.00円が一旦は天井となり、先週の底値142.00円が下限となりそうか。
やはり先週の142.00-143.00円で足固めをして反発したという実績がありますから、143.00円割れの水準ではとりあえず軽く買ってみても良さそうではあります。142.00円をあっさり割り込むなら損切りで。
逆に半値戻しとなる145.50円前後から上では一旦売りでしょうか。146.00円を抜けるとフィボナッチ61.8%戻しの147.00円や、円買いの巻き戻しからでワンチャン148.00円レベルはありそうなので、FOMCがタカ派的でドル買い加速の流れなら注意でしょう。
中長期ターゲット130-135円シナリオの根拠とドル転
ちなみに質問があったのですが、中長期で見ても1ドル=130-135円レベルが一旦は底となりやすいでしょう。よほどトランプがドル安政策を推し進めるならともかくとして、日本としては1ドル=130円レベルが限界と見ているのがうかがえます。◼️Bloomberg報道→日銀、1ドル=130円の円高視野なら利上げを停止も-ゴールドマン証
米国としても極端なドル安にするとインフレや財政上の問題が出てきやすいですから、そんなにそんなにドル安にしていくことはないように思います。個人的に、130-135円レベルなら喜んで資産を積極的にドル転(両替)していきます。
仮にトランプがドル安を推し進めたところで、1ドル=100-120円という水準は見えてきにくいですし、どちらかというと1ドル=200円といった数字の方が近いように感じています。なお、FXが怖いという人はコストゼロで純粋に両替できるサービスを活用すると良いでしょう👇
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まとめ:ポイントと注目すべきニュース
・ユーロが強いのは「ドイツの大規模財政」+「米国リスク回避マネー」+「景気底打ち感」の合わせ技・プラス面(輸入コスト低下)と マイナス面(輸出競争力低下・景気腰折れリスク)に注意
・ECBは物価などとのバランスを見てユーロ高の許容度を決める
・次の材料は①ユーロ1.15ドルの攻防②ECBメンバーの追加コメント③トランプ政権の関税カード
・チャートで重要なライン1.15ドルに近づいたら一度ポジションを軽くする
✅今週チェックすべき経済ニュース&イベント
・FOMC声明&パウエル議長会見(最重要)
・ECBメンバー発言(ユーロ高容認度合い)
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