【ドル円】円高はどこまで進むか?日米金利差や日銀とFRB金融政策動向から考える/初心者向け円安対策

まぁ為替の見通しというのは、2国間の経済状況にもまたがる話なので、長期予想は難しいことで知られています。なので、基本的に日本人は円安への備えを常にしておくことが重要かと思います。
なぜなら、日本で暮らしている限りほとんどの人が普段の収入(給与)や銀行預金など、日本円を主軸に生活しています。さらに、マイホームや退職金、年金なども実質的に“円建て資産”なので、円以外に分散した方が良いからですね。
参考記事➡︎PR/【保存版】円高リスクを攻略!ゼロコスト両替と資産分散の超入門ガイド
この辺は上記の記事でも解説した通りです。とはいえ、今後の展望として円安になるのか、円高になるのか、円高になるとしたらどの程度まで進むのかについて、具体的に解説していきます。
PR/『投資』や『株を買う』というとハードルが高いイメージがあるかもしれません。しかし、GMOクリック証券の外貨サービスを利用すれば、コストゼロでリスクを分散できるので、初心者の方でもやりやすいでしょう。

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為替が動くポイントは第一に金利差
個人的にざっくりした見通しで言えば、ここ1〜2年はやや円高に進むかもしれませんが、それ以上先を見ると円安の可能性が高いのではないかと思います。そもそもとして、まず為替レートを左右する大きな要因として、“金利差”があります。金利の高い国の通貨を持っていると利息がつき資産が増えやすい傾向にあるため、金利の低い国の通貨を売って、金利の高い国の通貨を買うという流れになりがちなのです。
コロナ禍やロシア-ウクライナ戦争の影響で、欧米では10%を超えるインフレとなったことで金利が引き上げられました。これにより、いわゆる円キャリー取引(円を売って外貨を買うトレード)が活発に行われました。
2021〜2023年にかけて進んだ円安の大半は、この日本と海外の金利差によるものという理解が一般的となっています。
日米金利差拡大なら円安、縮小なら円高
そこで実際に日米金利差とドル円の動向を見てみると、原則的に日米の金利差が拡大していく場面では円安(ドル高)が進み、縮小していく場面では円高(ドル安)ということが言えるでしょう。
直近の日米金利差は縮小傾向です。日本の長期金利(10年国債利回り)が急激に上がったことや、米国でもトランプトレードの巻き戻しで金利が低下気味に推移していることがあります。
ここでさらに追加材料が出れば、円高になりやすいと言えるでしょう。また、日本は今後1年間で2回程度の利上げが見込まれており、米国は2回程度の利下げが見込まれているわけですから、この見通し通りならやや円高方向になりやすいというのは言えると思います。
投機筋が過去最高レベルに円買い、円高余地は限定的
ただし、方向性としては円高に振れやすいのですが、円高を期待した投機筋がすでに大量の円買いポジションを積み上げた状態にあります。
(※ネット値は差し引きで示す、たとえば、円売り5万枚、円買い10万枚あれば、差し引きで円買い5万枚とする)
昨年、1ドル=160円から140円に急激な円高になったことから、リスクオフになればすごい円高がくると考えている人もいるようですが、昨年は過去最高レベルに積み上がった円売りポジションが解消され、円買いに向かうことで円高になったという背景があります。
現在は、円買いポジションが過去最高なので円高余地が限られていると言えるでしょう。よほどの追加材料(円高orドル安)材料が出てこない限り、円高にも限界があると言えるでしょう。
基本的には、春頃まで1ドル=150円前後で推移しやすいと考えています。年央以降は、トランプ政権の政策の方向性も見えてきますし、FRBの利下げと日銀の利上げ観測も具体化してきますから、そこでやや円高になっていくと考えています。
ただ、もちろん発車台が高い(今のドル円水準が1ドル=150円とかなり高い)ため、もし再び投機筋が円安やドル高を織り込んだ場合、1ドル=160円といった水準は見えやすく、加えて、去年のように過剰な円売りがあれば170円以上のシナリオが考えられる点には要注意でしょう。
かつてのような極端な円高になりにくい理由
どこまで円高が進むのかといえば、これまた結構難しいですね。とはいえ、極端な円高にはならないと考えています。理由としては、そもそもかつてのような円需要がないということが挙げられます。直近で極端な円高になったのは、2007年から2011年にかけてで、1ドル=120円から75円まで円高(ドル安)が進む場面がありました。この時は言わずもがなで、米国ではリーマンショックという、米国市場を根底からひっくり返すような景気後退イベントがあったからとも言えます。
さらに当時は、日本企業が世界企業とも戦える程度の競争力を維持していたこともあります。1990年に代表されるように、ジャパンアズナンバーワン、バブル時代の名残がありました。
この頃はリスクオフ(回避)になる、特に米国が売られた場合は、次に経済圏の大きい日本円が買われる傾向にありましたが、最近はそういった値動きがほとんど見られませんからね。
コロナショックで米経済は一気にゼロ金利近くまで利下げしましたが、それでも下限が1ドル=100〜110円程度で推移した2019年の値動きも踏まえると、やはりどんなに米経済が悪化(リーマンショック級)するといっても、このレベルがせいぜいなのではと考えています。
現在の見通し維持で1ドル=140円程度が下限か
今後、日本は利上げだし、米国は利下げということで、金融政策スタンスの違いから円高・ドル安を織り込むファーストマネーがバンバン入って1ドル=150円程度ですからね。やはり極端な円高を見込むのは難しいでしょう。今のところ、今後1年で日本が2回の利上げ、米国が2回の利下げは織り込まれて、この程度ですからね。このままの軌道なら1ドル=140円ぐらいはあり得るでしょうが、さらなる円高というのは難しい状況です。
今年の米国の成長率は+2%前後との予測が多く、リセッション入りは回避されるか、起きても軽度にとどまるという見方が一般的。トランプ政権の政策(減税や財政出動など)次第ではさらに景気が刺激される可能性もありますし、また、AIなどによる生産性の加速も指摘されています。
結局のところ、移民の増加で労働力と消費が入り続ける米国経済はかなり強く、中立金利(景気を熱しすぎもせず冷まし過ぎもしないちょうど良い状態)の水準は、これまで考えられていた2%よりも高いのではという指摘が多くあります。
したがって、インフレ率が2%近辺に下がって雇用が大幅に悪化しなければ、急激な利下げはしない可能性が高く、米国の金利低下を期待するのは難しいと言えるでしょう。
一方、日銀の利上げも緩やかというか、そもそも本当に今後1年内に2回も利上げできるかが焦点となるでしょう。日本はすでにインフレにより個人消費が下振れしつつあり、さらに金利上昇という経済のブレーキに耐えられるかという問題があります。
いずれにせよ、日本の利上げも緩やかですから、急激に日米金利差が縮小していき、円高・ドル安が加速するというシナリオにはなりにくいと考えています。
まとめ:為替リスクに備えた資産分散を
結論としては、ここ1〜2年程度は日米金利差縮小により、やや円高へ振れる可能性があるでしょう。ただし、過度な円高にはなりにくく、せいぜい1ドル=130〜140円ぐらいが限界であると考えています。その先を見ていく場合、日本が高金利に耐えられるとも考えられず、米経済が悪化し続けるパターンも想定しにくいので、中長期的な円安・ドル高というトレンドは維持されやすいのかなと。140円に達することなく、160円以上が常態化というシナリオも十分あり得ますからね。
なので、基本的にはドル建て資産、米国株やゴールドに投資をしていくことで資産防衛していくのがベターなのかなと。むしろ、もし1ドル=140円を割り込むような急激な円高があれば、喜んでドルを買っていけば良いと思います。
結局、リーマンショック級の米経済の崩壊でもない限り、1ドル=130円を大きく割り込んでいくような円高は想定しづらいですからね。
とりあえず、こんなところで。今週の為替や株の展望については、もう少ししたらアップします。また、更新のモチベーションになりますので、興味のあるサービスがあれば、ぜひブログのバナーを活用して口座開設いただければと思います。このブログだけのお得なキャンペーンもやってますからね↓
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