【FOMC速報&ドル円戦略】パウエルFRB議長は関税によるインフレ再燃を懸念か?エヌビディア株も解説
✅FOMC展望&ドル円戦略、エヌビディア株の見通し
日本時間の未明(30日4:00)にFOMC(米連邦公開市場委員会)の金融政策発表が予定されており、続いて4:30からパウエルFRB議長の記者会見があります。
しかし、今回に限っては大きなサプライズは期待しづらく、わざわざ夜中に起きてチェックする必要は薄いと考えています。なぜ、私がそう考えているか解説していきます。
その背景は、環境の違いにあるとされます。2018年にもトランプ政権は関税引き上げを行いましたが、当時はインフレが安定しており、企業も値上げには及び腰でした。
しかし、2020~2021年のコロナ禍以降、世界的に物価が大きく上昇(インフレ)しており、企業も消費者も『また上がるかもしれない』という心理が強まっています。
こうした心理が重なっていくと、インフレが止まりにくくなるので、FRBは関税引き上げがインフレをさらに加速させるのではないか、と懸念しているわけです。
まぁ要するにトランプが1期目の2018年と2期目の2025年の今では、環境が大きく異なるということです。今は企業は値上げになれ、労働者も生活を守るために賃上げ交渉・ストライキによる要求に抵抗がなくなってしまいました。
ここで関税が引き上げられれば、2018年の時よりも強くインフレ効果をもたらすことになるのでは、とFRBは懸念しているとのことですね。
この他にも、一度に関税が引き上げられるなら、その影響を考えやすいですが、数ヶ月〜数年単位でチョコチョコ関税が引き上げられると、関税によってインフレになっているのか、それとも米経済の影響なのかを見極めにくくなると。
そういった意味でも、今回のFOMCで何らかの動きがある可能性は低いとのことです。
■参考記事➡︎A trade war that raises prices would be much more complicated for the Fed than it was during Trump’s first term(WSJより)
やはり次回3月のFOMCまでに雇用統計やCPI(消費者物価指数)が2回ずつ発表されるため、それらのデータを確認するまでは、パウエルFRB議長も何も言えないでしょう。完全に“ノーヒント”姿勢を保つと見られています。
いずれにせよ、今回FOMCで大きな政策変更の可能性は低そうですから、ドル円相場に対しては大きな上げ下げを誘う材料は限られそうです。
とはいえ、パウエル議長が『将来の利下げ』に関してヒントを与えるかどうかは注目材料です。基本ノーヒントでしょうが、万が一があれば想定を超えた値動きになる可能性はありそうなので、その点は注意でしょう。
◆トレードアイディア
・エントリー:155.00円前後、154円台半ばぐらいから買ってみる
・損切り:154円台割れ(153.90円)でストップ(逆指値)
・利確目安:156.00円前後、156.20〜156.30円をあっさり上抜けならホールドも
ドル円は154〜156円レベルでのレンジを形成しそうですね。過度に円を売る材料もないですし、過度にドルを買う材料もないということで、様子見モードとなっています。
このレンジを突き破るとすれば、やはり米国の経済指標やトランプの関税でしょう。経済指標については、やや減速感も感じられる今日この頃ですが、弱いとまでは言い切れません。
そして、トランプ関税は明らかにドル買い材料として作用しそうなので、基本的にドル円はロング(買い)方向で大きく下がる場面があれば押し目買いで良いと考えています。
もちろん、パウエルが予想外に利下げに前向きというサプライズが出れば、ドル安が加速するわけですが、その可能性は低いでしょう。
まぁ米経済自体は堅調ですし、何ら問題ないわけですから、GPUが必要ないという誤った見方が修正されるにつれ、エヌビディアも株価を戻していくと考えています。各半導体銘柄の見通し、戦略については以下の記事を参考にしていただければ。
■戦略解説記事➡︎【エヌビディア急落】DeepSeekのAI革命でビッグテック支配崩壊?今後の展望と投資戦略
今後半年~1年で見れば、少なくとも需要は強く決算も良いでしょうから、基本的にこの水準はバーゲンセールで、特にノーポジ勢は即買い水準。100~110ドル付近は強いサポートラインになり得るので、この水準ではしっかり拾いたい。
ただし、短期的にはDeepSeekの登場で、莫大なAI投資に懸念が広がっている状況です。
日本時間30日早朝発表の、テスラ(TSLA)、メタ(META)、マイクロソフト(MSFT)の決算には要警戒。カンファレンスコール(決算説明会)で、設備投資の見直しなどが言及されると、エヌビディアの売り上げ減少懸念が再び広がって下げそうですから、ご注意いただければ。
とりあえず、すでにポジションを持っている人は、余裕残しでさらなる下げがあった時にしっかり買えるようにしておきましょう。
・ドル円相場の急変動は起きづらいものの、トランプ大統領の関税やインフレ動向に引き続き注目。
・エヌビディア(NVIDIA)などAI関連銘柄は引き続き有望ですが、短期的にはまだ下げる可能性があるので、余裕残しで。
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日本時間の未明(30日4:00)にFOMC(米連邦公開市場委員会)の金融政策発表が予定されており、続いて4:30からパウエルFRB議長の記者会見があります。
しかし、今回に限っては大きなサプライズは期待しづらく、わざわざ夜中に起きてチェックする必要は薄いと考えています。なぜ、私がそう考えているか解説していきます。
FOMC展望/ポイントは“新たな関税”と“高インフレ環境”
FRBの内情をリークしてくれる“Fedウォッチャー”の記者、ニック・ティミラオス氏の記事によれば、FRB(米連邦準備制度理事会)はトランプ大統領による新たな関税強化を強く警戒しているようです。その背景は、環境の違いにあるとされます。2018年にもトランプ政権は関税引き上げを行いましたが、当時はインフレが安定しており、企業も値上げには及び腰でした。
しかし、2020~2021年のコロナ禍以降、世界的に物価が大きく上昇(インフレ)しており、企業も消費者も『また上がるかもしれない』という心理が強まっています。
こうした心理が重なっていくと、インフレが止まりにくくなるので、FRBは関税引き上げがインフレをさらに加速させるのではないか、と懸念しているわけです。
まぁ要するにトランプが1期目の2018年と2期目の2025年の今では、環境が大きく異なるということです。今は企業は値上げになれ、労働者も生活を守るために賃上げ交渉・ストライキによる要求に抵抗がなくなってしまいました。
ここで関税が引き上げられれば、2018年の時よりも強くインフレ効果をもたらすことになるのでは、とFRBは懸念しているとのことですね。
この他にも、一度に関税が引き上げられるなら、その影響を考えやすいですが、数ヶ月〜数年単位でチョコチョコ関税が引き上げられると、関税によってインフレになっているのか、それとも米経済の影響なのかを見極めにくくなると。
そういった意味でも、今回のFOMCで何らかの動きがある可能性は低いとのことです。
■参考記事➡︎A trade war that raises prices would be much more complicated for the Fed than it was during Trump’s first term(WSJより)
結論:今回は“現状維持”かつ“ノーヒント”か
市場では政策金利(4.25~4.50%)の据え置きがほぼ確実視されています。トランプ大統領は「金利が高すぎる」と主張していますが、FRBがすぐに動く可能性は低そうです。やはり次回3月のFOMCまでに雇用統計やCPI(消費者物価指数)が2回ずつ発表されるため、それらのデータを確認するまでは、パウエルFRB議長も何も言えないでしょう。完全に“ノーヒント”姿勢を保つと見られています。
為替:ドル円はレンジ内での値動きが継続か
市場としては、ここ最近の米国の経済指標がやや停滞、減速気味なので、FOMCにハト派的な内容を期待するかもしれませんが、市場が期待しているよりはタカ派になりそうな雰囲気です。いずれにせよ、今回FOMCで大きな政策変更の可能性は低そうですから、ドル円相場に対しては大きな上げ下げを誘う材料は限られそうです。
とはいえ、パウエル議長が『将来の利下げ』に関してヒントを与えるかどうかは注目材料です。基本ノーヒントでしょうが、万が一があれば想定を超えた値動きになる可能性はありそうなので、その点は注意でしょう。
◆トレードアイディア
・エントリー:155.00円前後、154円台半ばぐらいから買ってみる
・損切り:154円台割れ(153.90円)でストップ(逆指値)
・利確目安:156.00円前後、156.20〜156.30円をあっさり上抜けならホールドも
ドル円は154〜156円レベルでのレンジを形成しそうですね。過度に円を売る材料もないですし、過度にドルを買う材料もないということで、様子見モードとなっています。
このレンジを突き破るとすれば、やはり米国の経済指標やトランプの関税でしょう。経済指標については、やや減速感も感じられる今日この頃ですが、弱いとまでは言い切れません。
そして、トランプ関税は明らかにドル買い材料として作用しそうなので、基本的にドル円はロング(買い)方向で大きく下がる場面があれば押し目買いで良いと考えています。
もちろん、パウエルが予想外に利下げに前向きというサプライズが出れば、ドル安が加速するわけですが、その可能性は低いでしょう。
米国株:エヌビディア(NVIDIA)株の見通し
米国の株式市場自体は堅調というか、エヌビディア(NVDA)を中心に半導体銘柄がマイナス20%前後下げても、バリュー銘柄が買われてダウ平均株価が史上最高値更新をうかがうなど、悲観には程遠い状況。単に資金がシフトしただけで済んでいます。まぁ米経済自体は堅調ですし、何ら問題ないわけですから、GPUが必要ないという誤った見方が修正されるにつれ、エヌビディアも株価を戻していくと考えています。各半導体銘柄の見通し、戦略については以下の記事を参考にしていただければ。
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日本時間30日早朝発表の、テスラ(TSLA)、メタ(META)、マイクロソフト(MSFT)の決算には要警戒。カンファレンスコール(決算説明会)で、設備投資の見直しなどが言及されると、エヌビディアの売り上げ減少懸念が再び広がって下げそうですから、ご注意いただければ。
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PR/まとめ&証券口座開設のすすめ!半導体投資のチャンスです
・FOMCでは大きな変更がなく、パウエル議長も利下げ時期について具体的な発言はしない見込み。・ドル円相場の急変動は起きづらいものの、トランプ大統領の関税やインフレ動向に引き続き注目。
・エヌビディア(NVIDIA)などAI関連銘柄は引き続き有望ですが、短期的にはまだ下げる可能性があるので、余裕残しで。
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米国株(特にハイテク・半導体セクター)に投資したいなら、今すぐ証券口座を用意しておくことをおすすめします。絶好のチャンスが来ています。
「まだ口座を持っていない」「他社口座からの乗り換えを考えている」という方は、ぜひこの機会に口座開設を検討してみてください。
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また、それぞれの口座での取引や相場解説をX(旧Twitter)でリアルタイムでしています。フォローして一緒に取引していきましょう!!
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