週明けブラックマンデー?SP500下落リスクとスタグフレーション/3月31日〜4月4日の週間株価・為替見通し

週明けブラックマンデー?SP500下落リスクとスタグフレーション/3月31日〜4月4日の週間株価・為替見通し
『週明けブラックマンデーか!』との声が強まっています。まぁ結論から言ってしまえば、もう一段ぐらいの下げはありそうですけどね。とはいえ、これは予想通り、想定の範囲内の値動きです。


色々なセンチメント指数はかなり弱気になってきてはいますが、恐怖指数(VIX)やプット・コール比率などを見ても、まだまだ総悲観のパニックには程遠いですからね。やはり50〜60レベルはないとといった感じです。
そういった意味では、週明けブラックマンデーになる可能性は低いと言えるでしょう。一方で、下げ切ってしまわないという意味では急激な回復もなく、ダラダラとした上下が続きやすそうなんですよね。いっそ、ぶっ壊れた方が回復は早そうですが。

まぁ先週末に大きく下げましたが、それは週明けに意味なく上げた反動でしかないですからね。先週の週明け(3月24日に)米国株が上昇したのを見て、短期トレードなら利益確定優先という記事を書きましたが、それはまさに意味のない上昇だったからです。

■関連記事【今週の相場一本勝負】関税緩和で米国株急騰!短期は一旦利食い/今買いたい銘柄とは?ドル円は押し目狙い

それでは、今週の株価と為替の展望やトレード戦略について簡単に解説していくので、最後までお読みいただければと思います。

また、いいなと思った記事はリポスト拡散していただけたり、興味のあるサービスがあればブログのバナーをお使いいただけると更新意欲がアップしますので、よろしくお願いします⬇️

【PR】私が日経平均やエヌビディアなど、短期トレードで実際に使っているGMOクリック証券は、FXだけでなくCFDや日本株もできるので、持ってて損のない総合口座です!相場の色々な局面に対応できますからね。

日経225(日経平均)が約3,900円から。米国ナスダック100miniが3,000円、エヌビディアも約4,000円からトレードできるなど、少額資金からトレードしたい方にもオススメ!

▼最短約5分で入力完了!もちろん口座開設・維持手数料は無料▼
GMOクリック証券に口座開設!4,000円GET

米国民も嫌トランプ?スタグフレーション懸念が高まる

日本は完全にスタグフレーションに陥ると思いますが、米国も同様の懸念が強まっていると言えるでしょう。

スタグフレーションとは、景気が悪化しているのに物価が上がり続ける(インフレが収まらない)状態を指します。

先週末に発表された2月の個人消費支出価格指数(PCEデフレーター)のコア指数が予想以上の伸びを示し、インフレが予想より強い可能性が浮上しました。

一方、3月のミシガン大学消費者態度指数は予想外の下振れとなり、消費者心理が弱いことが明らかとなっています。

インフレと景気後退が同時に懸念される状況が広がったことや、さらに「景気が悪くなるのに何で強気でAI向けデータセンターに巨額投資してるねん!」ということで、マイクロソフト(MSFT)アルファベット(GOOG)メタ(META)アマゾン(AMZN)もこっぴどく売られました。

■関連記事【それでも買い】エヌビディアが再び暴落した3つの理由!マイクロソフトがAIデータセンターから撤退?(メガテックAI投資動向)
強めのインフレ指標(PCEデフレーター)が出ても米金利(10年債利回り)は下がってますからね。物価上昇よりも景気悪化への懸念が強いということで、債券が買われているといったところでしょう。

実際問題として、2月の個人消費支出が+0.1%(予想+0.3%)と弱かった上、前回分も−0.5%→−0.6%に下方修正されていますからね。一方、個人所得は+0.8%(予想+0.4%)だったにも関わらず…です。

これが何を意味するかというと、要するに収入は増えてプラスだけど消費には回さないで節約しようとしているわけです。あの狂ったように消費が大正義の米国民が貯蓄に回すなんて異常事態なわけで…。

期待インフレ(米国の消費者が考える将来の物価上昇)がメチャクチャ高いですから、要は毎日毎日トランプ関税のニュースで米国民の消費熱はすっかり冷めつつあるということですね。

株式市場、マーケットと同じく、米国民も本格的にトランプ政策の不透明さや影響というのを嫌気しているということですね。

S&P500の見通しとビッグテック買い増し戦略

シーズン的に4月の米国株は大きく上昇しやすい月ではありますが、まずは4月2日に関税方針が出揃って4月中旬の米国企業の決算でも明るい見通しが示されることが、上昇トレンドを作っていく上での最低条件となるでしょう。

政策があまりに不透明でトランプの不規則発言が4月2日以降も続くようだと、本格的な上昇はなかなか難しいように思います。

あとはスタグフレーション、どちらかというと景気後退が強く懸念されていますから、決算で米企業が強めの見通しを示すことで落ち着くのを期待したいところでしょう。
とりあえず、4月中に2月につけた6,150ポイントレベルの高値を超えるような上昇は難しいと考えられます。まずは200日移動平均線のある5,700ポイントや、先週の戻り高値となった5,800ポイントを抜けきれるかどうかでしょう。。

下値に関しては、目先安値であり大台節目の5,500ポイントを割り込むかどうかですね。このレベルを割り込むと、昨年8月の暴落時につけた5,100ポイントレベルが見えやすくなります。

このレベルは2023年11月の急騰トレンドからの半値戻しでもあるため、ターゲットとなりやすい点には要警戒です。

どう頑張っても上値は5,900ポイントがせいぜいですから、まずは5,500ポイントを割って底抜けしてから追加していくイメージですね。

NISAでS&P500インデックスを積み立てていたり、米国の個別銘柄を買っている場合は、5,500ポイントを割り込んでから本格的に買い増していけば良いでしょう。

また、何度も繰り返していることですが、マグニフィセント・セブンはコロナショック時よりも株価が割安な水準まで落ち込んでいます。本当にバグレベルで割安なので、ノーポジなら喜んで5割ぐらいまで何回かに分けて買っていくことを強くおすすめしたいです。こういうバーゲンセールは、そうそうないですからね。

PR/現物で米国株を買うなら手数料無料の松井証券!

NISA(少額投資非課税制度)を利用して米国株を買うなら、私も使っている松井証券がおすすめ!NISAなら取引手数料が無料で、コストなしで米国株を買うことができます

日本株は日経35,000円割れたら高配当株に全力か

日本株に関しては、岐阜さんが買ってしまったので…というのは冗談ですが、現状、特に買う理由が見当たらないですからね。トランプ関税による円高も嫌気されますし、日銀による利上げも日本経済にダメージを与えることになるでしょう。
すでに先物市場は36,200円レベルまで下げており、週明け36,000円の下限割れを試すことになるでしょう。割れると昨年の35,200円レベルがターゲットとなり、35,000円を割り込むと日本株はパニック売りとなりそうです。

一方で、多少円高になったとしても、まだまだ日本株は割安な水準ですしインフレも継続していきますから、デフレからインフレでゲームチェンジした感のある銘柄を買っていけば良いのではないかなと思います。

35,000円を割り込んでパニック売りになった場合、AIでも代替できない、割安に放置されていた市場シェアの高い高配当銘柄などを暴落時に拾っておくことを検討していただければ。

■参考記事【トレーニー必見】インフレで鶏卵・穀物関連株が爆上げ中?AIより食糧・タンパク質時代の投資戦略解説

あとはもちろんCFDで短期トレードしても良いですしね。私も暴落時に日経225指数を買うチャンスを狙っています。

為替相場は米ドルの方向性を見極め!ドルインデックスに注目

為替はまずはドルの見極めでしょう。先週は金利高もあってドル高が目立ちましたが、月末・四半期末だからこその値動きだったのか、あるいはドル高というトレンドが継続するかということですね。

今週は週末の雇用統計に向け、ISM(全米供給管理協会)の景況指数など重要指標が発表されますから、その数字次第でも動いてくることでしょう。
ドルインデックス(主要通貨に対するドルの強さを指数化したもの)が104.00ポイントの節目を維持して上昇を続けるのか、それとも割り込んで反落していくのかを見極めたいところでしょう。
ドル円は1ドル=148.00〜151.00円程度のレンジを意識したトレードでしょうか。ドルインデックスが104.00ポイントを明確に割り込んでこない限りは、押し目買い・ロングを狙っていきたいところでしょう。

下値に関しては、先週サポートとなった149.50円前後や21日移動平均線(149.129円)レベルで下げ止まれるかどうかでしょう。ここを割り込んでくると148.00円レベルを試す値動きになりやすいだけに警戒が必要です。

為替については、極端に決め打ちすることなく、まずはドルの動向を見極めてドル円をトレードするのか、クロス円をトレードするのかを決めれば良いのかなと。

ドル高は月末・期末特有のものでドル安トレンドとなるのであれば、ユーロドルのロングなんかを狙っていけばいいだけですしね。まずは米ドルの見極めに集中しましょうということで。


それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。ちなみに、楽天証券(銀行も含む)やSBI証券での不正ログイン被害が相次いで報告されていますので、ご注意いただければと思います⬇️

⚠️参考記事【初心者必見の対策】楽天銀行・SBI証券はやめたほうがいい?不正ログインでつみたてNISAも被害に!

PR/中国株(現物)の扱いがない初心者向け証券会社3選

当たり前ですが金融庁にきちんと登録されており、実際に私が使った中でオススメの証券会社を紹介しておきますので、参考にしていただければと思います。

SNSなどで報告されている不正アクセス被害の全てで現物の中国株が悪用されたことを踏まえると、しばらくは中国株(現物)を扱っている会社には資金を入れておかない方が良いと思われるため、現物の中国株ない証券会社を選んでみました。

■関連記事➡︎口座乗り換え必須?楽天証券とSBI証券で不正アクセス発生!保有株全売却→中国株で大損の被害続出

ちなみに、バナーではFX口座開設になる証券会社もありますが、FX口座開設後にログインして株取引の口座などを追加することができますので、ご安心ください。

GMOクリック証券:外国株しない人に!投資信託ありでNISA利用は⭕️

GMOクリック証券は日本株(国内株)に特化していて、NISA口座は買付・売却ともに手数料が常に無料です。また、通常の現物取引も、「1日定額プラン」を使うと1日の約定金額合計100万円までは手数料0円。

ご覧のように手数料が業界最安水準で、中長期投資家はもちろん取引回数が多めでもコストを抑えやすい。さらに28歳未満(27歳以下)なら現物株の手数料が無料です。
取り扱い商品は国内株式やETF、投資信託、FX、CFDなど多彩。ただし米国株など現物の海外株は扱っていない。ただし、代わりに米国株CFDなどもあり、買いからも売りからも気軽に入れる点で⭕️

国内株中心で低コスト運用したい人や、現物は国内株のみで投資信託は海外など、平均的なNISA運用をする人には向いていると思います。
GMOクリック証券【FXネオ】口座開設
ブログ限定でFXネオで1万通貨取引すると全員4,000円もらえる特典もありますので、ご活用ください⬇️

▼最短約5分で入力完了!もちろん口座開設・維持手数料は無料▼
GMOクリック証券(公式サイトへ)

■紹介記事➡︎PR/【初心者OK】GMOクリック証券でFX・日本株・米国株CFDを始める方法/エヌビディアが3,600円、テスラが7,400円から投資できる!

松井証券:NISAで米国株投資をするならココ!私も使ってます

松井証券は老舗ネット証券で信頼感が高く、中長期投資家から根強い人気。NISA口座での株式売買手数料は取引金額にかかわらず無料です。

一般口座でも、1日の約定金額合計が50万円までなら手数料無料という「ボックスレート」を採用。また、25歳以下なら取引金額に関係なく手数料無料です。

投資信託残高に応じたポイント還元など長期投資向けのサービスも充実しています。また、米国株の取り扱いがあるので、NISA口座で現物の米国株を買いたいという方にはオススメの口座となっています。


▼オンラインで最短当日開設!松井で投資を始めよう▼
松井証券(公式サイトへ)

■紹介記事➡︎PR/松井証券なら低コストでゴールド投資もできる!米国株投資は手数料無料/MATSUIでNISA中

DMM.com証券:FX・日本株・米国株の取引への利用に!

[PR]DMM.com証券はFXが有名ですが、国内株や米国株もあるネット証券です。取り扱い商品は、国内株式(現物・信用)と約2,500銘柄の米国株式のみで投資信託がないので、NISAとして利用するには使いにくいと思います。

ただし、25歳以下は現物株取引手数料が全額キャッシュバックされ、実質無料となっているため、若い人でとりあえず使ってみようという場合には、かなりおすすめですね。

デザインはシンプルで、アプリも操作性や見やすさの評判が良いですね。私も使っていて迷うことは特にないので、使いやすいと思います。

ブログ限定で1Lot取引で4,000円と私の書いた特製FX&CFD攻略レポートが全員にもらえるキャンペーン・特典も実施中ですから、ぜひこの機会を活用していただければと思います⬇️

▼限定キャンペーン実施中!口座開設・維持手数料は無料です▼
[PR]DMM.com証券(公式サイトへ)

■紹介記事➡︎PR/DMM FX口座開設ガイド|初心者でも安心!メリット・デメリット+4,000円特典をもれなくゲット


こんな感じです。とりあえず、現物の中国株を取り扱っている証券会社は避けつつ、目的別に口座をわけて資金を分散しておくとより安心かと思います。

流石に口座内の資産が全て中国株になってしまうというリスクは避けたいですらね。被害を防ぐべく行動していきましょう!
ゆきママ
元主婦系投資インフルエンサー。過去にはFX攻略.com(雑誌)やMONEY VOICE(Web)で連載。

現在はFX・証券会社とタイアップして初心者・中級者向け相場解説中、みなさんの質問にバシバシ答えます!フォロワーさん優先。お仕事依頼もこちらまで→https://x.com/pawhara_arai/

FXではリアルトレードコンテストで2764人中20位(著名投資家の中でぶっちぎり優勝)するなど、実績多数→https://00m.in/LtHlA

コメントするc⌒っ *・∀・)φ...オキガルニドウゾ!

*

COMMENT ON FACEBOOK