ドイツ首相指名“戦後初の失敗”でリスクオフ!ユーロドル&米国株・コモディティ総点検/5月6日

ドイツ首相指名“戦後初の失敗”でリスクオフ!ユーロドル&米国株・コモディティ総点検/5月6日
また関税ネタでギクシャク。さらに、今日は戦後初めてドイツにおける首相指名投票が失敗したことで、ややリスクオフ(回避)に傾く場面もありました。

欧州株安となったことで弱めに推移していた米国株が一段と下げ、為替もドル安に加えてユーロ安となり、そして円高となっています。

◼️NHK報道ドイツ メルツ氏 首相に選ばれず 議会投票で過半数届かず異例

てなわけで、今日は首相指名における今後の展望について簡単に解説しつつ、ユーロドルのトレード戦略についてまとめておきます。

“3段階ルール”で読む今後のシナリオと政治リスクの大きさ

戦後にドイツ憲法(基本法)が成立して以降、初の事態となったことでややマーケットにも動揺が走りました。とはいえ、基本的に極端にリスクを織り込むほどではありませんから、冷静に対処していきましょう。

まず、ドイツ首相(正式には“連邦首相”)の選出には、以下の“3段階ルール”が用意されています。

第①段階:連邦大統領が指名した候補を連邦議会が投票
絶対過半数(今回は630議席なので316票必要)が必要

第②段階:14日以内なら議会自ら候補を立てて、何度でも投票が可能
絶対過半数を獲得した時点で選出

第③段階:14日経過後に“最終投票”を実施
この1回ポッキリの最終投票では最多投票者が当選者となる

※ただし、この最多投票者が絶対過半数を得ていない場合、連邦大統領は任命するか、連邦議会を解散して60日以内に総選挙を行うかを7日以内に選択できる。

なので、今後もメルツ氏が絶対過半数を獲得できなかったとしても、最終的には最多投票者となる可能性が極めて高く(キリスト教民主・社会同盟が最大会派で208議席を獲得しているため)、そこまで懸念する必要はありません。

ちなみに連邦大統領はあくまでお飾りというか、基本的には徹底的に議会の意向を汲み取った上で(党首会談)決定を下すため、解散総選挙という選択をする可能性は低いでしょう。

とはいえ、議会との合意形成を完全に済ませているからこそ、これまで首相指名投票は過去1度として失敗したことがなかったわけですが、そういった意味では異例とも言えます。

過度に懸念する必要はないと考えていますが、今後も失敗が続けば市場が動揺することはあり得ますので一定レベルの注意は必要かもしれません。

ユーロ安・円高が同時進行:FOMCでドルに方向感が出るか?

7日発表(日本時間8日午前3時)のFOMCでドルの方向性が出てくるまでは、為替は悩ましい相場が続きそうですね。ただ、FOMC(米連邦公開市場委員会)で方向性が出るかというと、結論出ずでドルは横ばい、引き続き雰囲気次第の相場が続きそうではありますが。
それでも、昨日も解説した通り唯一トレードできそうなのが、ユーロドルですね。流石にFOMCでドルが大きく動きそうなので、ポジションを持ち越すことのないようにしたいですが、引き続き1.126-1.127ドルのサポート(下値支持)は生きています。

ただし、ドイツ議会における懸念という、ややユーロに悪材料が出ていますから、あまり中途半端な位置でロングすることのないようにはしたいですね。1.130ドル割れぐらいから拾ってみて、1.126ドル割れなら損切りでしょう。
昨日の記事通りのトレード。トランプがグダグダ言いそうなのでユーロドルをロングしてみましたが、+5万円近いリターンとなり悪くはなかったです。

もっとも、ドイツ議会の混乱によりドル売りユーロ売りの円高となっていますので、正解はドル円・クロス円のショートだったわけですが。この辺は難しいですね。
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それから、こういう時に通貨強弱を見て、状況を判断できると良いと思います。トレード的にも、ドル高になった時のユーロドルの調整が深くなる可能性などを意識して、「エントリーのタイミングは厳選して1.130ドル割れぐらいまで待とう」とか判断できます。

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パランティア急落と米ハイテク株全体への波及リスク

AIソフトウェア筆頭のパランティア(PLTR)も時間外で暴落となってしまいましたし、今日は株価全体が調整しそうですね。右肩上がりよりもときどきはこうやって調整をはさんだほうが健全な相場と言えますから、あまり心配はしてませんが。

ただし、何度も繰り返しているように今の相場は不安定ですから、慌てて買うことなく大きく下がった日に少しずつ追加していくことを心がけましょう。

◼️決算note解説【決算速報】パランティア2025Q1:売上高+39%・ガイダンス上方修正でも時間外▲8%の暴落!典型的セルザファクト【PLTR】

パランティアの決算については、上記の記事で解説した通りですね。決算自体は来期Q2ガイダンス(見通し)も含めてアナリストの事前予想を上回りましたが、期待値があまりに高すぎたために発表後に大きく値を下げています。
とはいえ、前回レベルの伸びは記録しているわけで。2024年の決算がかなり強かった影響で来期以降は前年比で伸びは鈍化するでしょうが、それでも100ドルレベルは正当化されるでしょうから、100-105ドルぐらいまで垂れてくれば、追加して良いでしょう。

あとは地合い次第ですね。再度、米国市場が不安定になって全体的に下がるなら80ドルぐらいまでの下げは想定しておきましょう。もちろん、80ドルぐらいではしっかり追加できるように資金を調節しておきましょう。

ちなみに、今日の下げはトランプが映画コンテンツ関税とか言い出して過去最高値を更新していたネットフリックス(NFLX)が下がっていることなども押し下げ要因にはなっています。

とりあえず、こんなところで。ちなみに、今日はゴールド大好き中国勢が休み明けということに加え、リスクオフ気味ということで金が吹き上げています。

流石に高値ではつっかけたくないですが、3,500ドルを超えると本当に別な世界に入ってくる感がありますので、金投資もコツコツ続けていきましょう。

それから、原油については明日にでも書きますが、どう考えても好景気の値動きではないので、米国の経済は粘り強いですがリセッション(景気後退)にはなると思います。

それでも、あまり心配する必要はなく、FRBの利下げが間にあえば順調に金融相場となり、バブル再びですから大きく下がった時に株はしっかり買っていただければと思います。

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繰り返しになりますが、今回のような急落局面こそ、将来の利益を大きく育てるチャンスになります。

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ゆきママ
元主婦系投資インフルエンサー。過去にはFX攻略.com(雑誌)やMONEY VOICE(Web)で連載。

現在はFX・証券会社とタイアップして初心者・中級者向け相場解説中、みなさんの質問にバシバシ答えます!フォロワーさん優先。お仕事依頼もこちらまで→https://x.com/pawhara_arai/

FXではリアルトレードコンテストで2764人中20位(著名投資家の中でぶっちぎり優勝)するなど、実績多数→https://00m.in/LtHlA

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