円安どこまで?高市新政権でもドル円は146–150円レンジ継続【150円突破は限定的】

円安どこまで?高市新政権でもドル円は146–150円レンジ継続【150円突破は限定的】
💱円安どこまで?高市新政権でもレンジ相場継続!

ドル円相場については、多くの質問が寄せられるので簡単にまとめておきます。この記事では、高市総裁誕生により想定される『高市トレード』が、円安(ドル円の上昇)をどこまで進める可能性があるのかを考えます。

結論を先に述べると、当面は引き続き『レンジ相場』が継続する可能性が高そうで、一部で語られる極端な円安論(or円高論)は現実的ではないと考えています。


また、繰り返しているように、146円台では一定レベルのドルを確保しておきたい。特に米国株を買う人にとっては、ドルが安い(円が高い)タイミングで、ドルに両替しておくと、リーズナブルに米国株を買えます

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レンジ相場が継続しやすい理由

2022年から2024年にかけて、ドル円は大きく変動したことで市場の中心、注目を集めてきましたが、直近の数ヶ月は変動の激しさが落ち着き、約5円程度の比較的狭いレンジ内での推移に終始しています。

市場の関心もかつてほどではなく、方向感に欠ける膠着状態が続いているのが現状と言えるでしょう。
このような状況下でも、一部には『1ドル=200円』といった極端な円安予想は存在します。

しかし、現状では1ドル=150円を超えるのも容易ではなく、相場の地合いが大きく変わらない限り、レンジを大幅に上抜ける可能性は低いでしょう。

そして、その背景には、日米両国の金融政策の方向性があります。

🇺🇸極端な円安を抑制する米国の金融政策

最近の円安論が空振りし続けている背景には、米国景気に対して過度に楽観的過ぎたことが挙げられるでしょう。

すでにFRB(米連邦準備制度理事会)は利下げを再開しており、市場の関心は利下げの回数がどうなるかに移っています。

例えば、1日発表された直近のADP雇用報告が市場予想を下回った(前月分下方修正、9月分もマイナス3.2万人と大幅減)ように、米国の労働市場は明らかに減速しており、FRBが利下げを継続することに疑う余地はありません。

利下げ見通しに対しては、若干の不透明感は残るものの、会合によって利下げをスキップする程度で利下げは継続されていきますからね。

やはり為替レートは二国間の金利差に大きく影響されるため、米国が利下げ局面、日本が金融政策の正常化(利上げ)を進めるという方向性の下では、一方的な円安は進行しにくいのが現実です。

🇯🇵大幅な円高も考えにくい日本の金融政策

一方、大幅な円高に振れる可能性も現時点では低いでしょう。その最大の理由は、日本銀行が拙速な利上げに対して慎重な姿勢を崩していない点にあります。

植田総裁率いる日銀が利上げペースを緩やかにしているのは、急激な円高が日本経済に与える悪影響を深く懸念しているためと推測されます。

実際、日銀はこれまでも1ドル=150円の節目を強く意識し、この水準を超えると利上げスタンスを強調する一方、円高が進むと慎重な姿勢に戻るという行動を繰り返しています。

これは、金融政策の正常化と、一定以上の円安インフレによる持続的な経済成長の両立という、デリケートな政策バランスを維持するための戦略と言えそうです。

高市新政権が与える影響は?

高市新総裁が誕生したことで、新たな政策への期待から、すでにある程度の円安が進んでいます。週末の時間外取引では1ドル=149円近くまで上昇しています。
このように、いわゆる高市トレードで円が売られる主な論拠として、以下の3点が挙げられます。

❶金融緩和の継続期待
❷積極財政による円安圧力
❸『アベノミクスの継承者』というイメージ

しかし、これらの要因が持続的な円安トレンドを生むとは考えにくいでしょう。

❶の金融緩和期待について、高市氏は過去に金融引き締めに否定的な発言をしていましたが、最近では『政策判断は日銀に委ねる』と軌道修正しています。

現在の物価上昇が円安に起因する側面も大きい以上、過度な円安を容認するメリットは乏しいと言えます。1ドル=150円を超えれば、日銀が利上げ姿勢を強めて円安の動きを牽制するシナリオが想定されるでしょう。

❷の積極財政は、補正予算の規模次第で国債が売られ(金利は急騰)、結果として日本売り(円安)につながる可能性はあります。

ただし、この影響は短期的なものではなく、中長期的に円の価値の底辺(フロア)を切り下げる要因であり、短期的に極端な円安には結びつきにくいでしょう。

❸のイメージは完全に市場の思惑に基づいています。しかし、現状では投機筋による円売りポジションが相当量積み上がっているため、さらなる円売りを仕掛ける材料としては力不足と言えます。

結論:当面はレンジ、中長期は円安

これらのことを踏まえると、高市新政権の誕生をきっかけとした円安圧力は、まずは1ドル=150円を試す程度かなと。

オーバーシュートしてワンチャン153円ぐらいはあるかも知れせんが、ドル高材料が重ならない限りは厳しいように思います。
7月の高値(150.90円)を付けた際は、パウエルFRB議長のタカ派的な発言を受けて米国の早期利下げ期待が後退し、ドルが強く買われた背景がありましたが、今回は同様のドル高を期待するのは難しいですからね。

したがって、短期的には高市トレードでどこまで上値が伸びるかぐらいで、結局、年内は引き続き146〜150円程度のレンジに着地しやすいと思います。
ユーロ円相場などが史上最高値圏で推移していることからも円の弱さは明らかで、円の価値の再定義が進んでいると言えます。一方、ここからドル円が一本調子で円安に進むには決定的な材料が欠けていると言えるでしょう。

やはり極端な円安相場になれば日銀の利上げがありますし、そして米国経済の減速から利下げという流れを踏まえれば、もはやドル高にも限界感がありますからね。

とはいえ、高市政権の政策は拡張財政的ですから、基本的に円安の流れは変わらないと言えるでしょう。

日本は少子高齢化が加速していて、もはや現役世代が高齢者世代を支えることは限界です。したがって、どう考えても赤字国債を発行し、負担を和らげなければなりません。となると、やはり円の価値は下がっていくことになります。

また、繰り返しになりますが米国株をやっている人は、やはり145〜146円台では当面のドルを確保(両替)し、140〜142円レベルでは、しっかりドル転しておくと良さそうです。

まとめとして、短期的には、高市トレードで瞬間的な円安はありますが、引き続き米国の経済指標の結果に一喜一憂する展開が続き、明確な方向感を見出せないまま、方向感の定まらないレンジ相場が年内いっぱいは継続しそうですので、そのつもりで。

一方、極端な円高(ドル安)があった場合には、しっかりドルを確保しておくチャンスと捉えて、ドル転しておくように。また、FXではスワップ投資も検討しておきましょう!

▼参考記事:
【2025年最新】FXスワップポイント投資の始め方|初心者向けにやり方からおすすめ口座まで徹底解説
【究極の円安対策】ドル円のスワップポイント投資を実際にやってみた!今がアツい理由とは?

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